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進撃!第二次作戦「南方作戦」の編集履歴

2019-12-23 19:44:55 バージョン

進撃!第二次作戦「南方作戦」

しんげきだいにじさくせんなんぽうさくせん

DMM.comのオンラインSLG『艦隊これくしょん』の期間限定イベント。正式タイトルは「!」が全角だが、pixivタグの仕様により本記事タイトルは半角とする。

概要

進撃!第二次作戦「南方作戦」とは、DMM.comのオンラインSLG『艦隊これくしょん』の期間限定イベントである。2019年11月29日より前段作戦開始予定だったがアップデート作業が遅れ、同30日朝の開幕となった。後段作戦は12月7日開始。

終了時期は未定ながら「作戦期間がクリスマスを挟む」こと、「作戦期間中盤以降」と告知されていた友軍艦隊の来援時期が12月18日となったことから年明け以降となる可能性がある。

蘭印(=オランダ領東インド、現在のインドネシア)方面が舞台と告知されており、この海域がモチーフ主軸となるイベントは一期初期の2014年春同年秋以来三度目となる。


仕様

全6海域、札は6枚。

乙作戦以下なら最終海域には全艦娘を無制限に投入できる。

札名称出撃可能海域
攻略護衛隊E-1/E-2丙・丁/E-3丙・丁/E-4丙・丁/E-5丙・丁/E-6乙・丙・丁
空襲部隊E-1丙・丁/E-2/E-3丙・丁/E-4丙・丁/E-5丙・丁/E-6乙・丙・丁
蘭印部隊E-1丙・丁/E-丙・丁2/E-3/E-4丙・丁/E-5丙・丁/E-6乙・丙・丁
馬来部隊E-1丙・丁/E-2丙・丁/E-3丙・丁/E-4/E-5丙・丁/E-6乙・丙・丁
哨戒部隊E-1丙・丁/E-2丙・丁/E-3丙・丁/E-4丙・丁/E-5/E-6乙・丙・丁
決戦部隊E-1丙・丁/E-2丙・丁/E-3丙・丁/E-4丙・丁/E-5丙・丁/E-6

新システム


ステージ

全6海域が前段4海域、後段2海域に分かれて実装される。


前段作戦

ステージ海域作戦名難易度
E-1マカッサル沖/バリ島沖八駆見参!バリ島沖海戦☆7
E-2ジャワ沖/ダーウィン沖強襲!第二次ジャワ沖海戦☆9
E-3ジャワ海/スラバヤ沖激突!スラバヤ沖海戦☆13
E-4バタビア沖バタビア沖海戦☆15

後段作戦

ステージ海域作戦名難易度
E-5ダバオ沖/太平洋南西部ダバオ沖哨戒線☆14
E-6ソロモン諸島沖激闘!第三次ソロモン海戦☆16

友軍艦隊

12月18日の小メンテ以降、友軍艦隊第一陣が来援するようになった。来援する場所はE-4第二ボス、E-5第一および第二ボスで、現在判明している編成は以下の通り。

E-4第二ボス

  • Perth、Houston
  • Houston、Perth
  • Houston、Perth、敷波
  • 榛名改二、名取、白雪、初雪
  • 敷波、綾波改二、浦波、磯波
  • Perth、Houston、最上、三隈
  • 金剛改二丙、榛名改二、浦風丁改、谷風丁改
  • 由良改二、水無月、長月、暁、響
  • 金剛改二丙、名取、吹雪改二、白雪、初雪
  • Houston、Perth、吹雪改二、白雪、初雪
  • Perth、Houston、最上、三隈、敷波

E-5第一ボス

  • 佐渡、松輪、日振
  • 早波、藤波、浜波
  • 秋霜、早霜、清霜、長波改二
  • 藤波、早波、鳥海改二、摩耶改二
  • Houston、最上、三隈、敷波
  • 北上改二、熊野改二、佐渡、松輪、日振
  • 秋霜、早霜、清霜、妙高改二、羽黒改二
  • 北上改二、鈴谷改二、熊野改二、佐渡、松輪、日振
  • 時雨改二、最上、佐渡、松輪、日振、大東

E-5第二ボス

  • 秋雲、風雲改二
  • 秋霜、早霜、清霜
  • 夕雲改二、巻雲改二、風雲改二
  • 秋霜、早霜、清霜、長波改二
  • 夕雲改二、巻雲改二、秋雲、風雲改二
  • 赤城改二戊、加賀、秋雲、風雲改二
  • 赤城改二戊、加賀、利根改二、筑摩改二
  • 赤城改二戊、加賀、蒼龍改二、飛龍改二
  • 赤城改二戊、加賀、Saratoga Mk.Ⅱ、Fletcher、Johnston
  • 比叡改二、霧島改二、Iowa、Fletcher、Johnston
  • 赤城改二戊、加賀、金剛改二丙、Fletcher、Johnston
  • Intrepid、Saratoga Mk.Ⅱ、Gambier Bay、Iowa、Fletcher、Johnston
  • 赤城改二戊、加賀、Intrepid、Saratoga Mk.Ⅱ、Fletcher、Johnston

新艦娘

新艦娘は全7隻。前段で4隻、後段で3隻実装。

前段作戦

  • Northampton級重巡洋艦5番艦「Houston」:E-4にて邂逅可能。担当絵師はZECO氏。
  • Perth級軽巡洋艦「Perth」:E-3の突破報酬として入手可能。担当絵師は草田草太氏、CVは内田秀氏。
  • De Ruyter級軽巡洋艦「De Ruyter」:E-3にて邂逅可能。担当絵師は新規参戦の沙良氏
  • 陸軍特種船「神州丸」:E-4の突破報酬として入手可能。担当絵師はパセリ氏、CVは豊口めぐみ氏。

後段作戦

  • 夕雲型駆逐艦18番艦「秋霜」:E-5にて邂逅可能。担当絵師は藤川氏が有力。
  • 択捉型海防艦9番艦「平戸」:E-5にて邂逅可能。担当絵師は赤坂ゆづ氏が有力。
  • Atlanta級軽巡洋艦1番艦「Atlanta」:E-6の突破報酬として入手可能。担当絵師はしずまよしのり氏。

『艦これ』に海外艦が実装されて以来長らく実装されてこなかった、連合国側の巡洋艦級が初めて実装された。

ゴトランドスウェーデンは中立国である)

オーストラリア海軍オランダ海軍の艦が実装されるのも初で、アメリカ海軍においても軽巡、重巡共に初の実装となる。


前段作戦で実装された新艦娘は全てABDA艦隊、上陸作戦に参加した陸軍特種船と、本イベントのモチーフ元に関連する艦である。


新敵勢力


新アイテム

新規実装された海外巡洋艦群の搭載砲が目白押しの構成となっている。

また、2017年8月のランカー報酬として先行配布されて以来、未だ最優秀を誇り続ける対潜装備「HF/DF+Type144/147 ASDIC」が甲限定ながらついに本実装となった。

報酬

  • ソナー HF/DF+Type144/147 ASDIC:E-2海域突破報酬(甲)
  • 中口径主砲 6inch連装速射砲 Mk.XXI:E-3海域突破報酬(+★4;甲/+★2;乙/丙)/Perth・Perth改初期装備
  • 中口径主砲 Bofors 15cm連装速射砲 Mk.9改+単装速射砲 Mk.10改 Model 1938:E-3海域突破報酬(甲)/De Ruyter改初期装備
  • 中口径主砲 8inch三連装砲 Mk.9:E-4海域突破報酬(+★4;甲/+★2;乙)/Houston・Houston改初期装備
  • 中口径主砲 8inch三連装砲 Mk.9 mod.2:E-4海域突破報酬(+★4;甲)
  • 中口径主砲 5inch連装両用砲(集中配備):E-5海域突破報酬(+★2;甲・乙/丙)/Atlanta・Atlanta改初期装備
  • 中口径主砲 GFCS Mk.37+5inch連装両用砲(集中配備):E-6海域突破報酬(+★2;甲)

初期装備

  • 中口径主砲 Bofors 15cm連装速射砲 Mk.9 Model 1938:De Ruyter初期装備
  • 副砲 5inch 単装高角砲群:Houston改初期装備

新規BGM


その他

悉く外れた「事前予想」

今回のイベントに関しては、提督側の事前予想がことごとく外される形となった。

発端は、2019年八月分のランカー報酬として配布された「8inch三連装砲 Mk.9」に遡る。この装備は図鑑説明にもある通り、今回のイベントで実装されたノーザンプトン級および、その前級であるペンサコーラ級の主砲である。そして、続く九月分のランカー報酬では、その上位版の主砲も配布されたため、次のイベント――すなわち、今回のイベントにおいてノーザンプトン級の実装が、提督たちの間でほぼ確実視された。そこで候補として挙がったのが、1番艦ノーザンプトンが沈没した戦いである「ルンガ沖夜戦」だった(なお、それに付随して、高波の改二が実装されるのではないかとも期待されていた)。


だが、その予想は完全に外され、蘭印作戦をモチーフとした大規模作戦となった。そして、前段作戦が開始された後に行われたのが後段作戦の海域予測で、その作戦内での一種の追撃戦に相当する「セイロン沖海戦」が後段作戦になるのではないかという予測がなされていた。しかし、その予想はまたも外され、ダバオ沖哨戒からの、まさかのアイアンボトムサウンド。事前予測によって対策を立てていた提督たちを文字通り、大混乱の渦に巻き込む形となったのである。

こうなってしまった原因は、イベント開始時期と実際のルンガ沖夜戦が行われた時期がほぼ完全に一致していたためで、それに引っ張られる形でそのような予測が立ってしまうのは仕方のなかったことだろう。運営側の意向としては、ルンガ沖の前段という形で第三次ソロモンを入れたのかもしれないが、真相についてはもちろん闇の中である。


これとは別件だが、当初は前段作戦が蘭印作戦だった事でここからソロモンと繋がるとはあまり考えられておらず、夕立高雄愛宕衣笠を早々に使ってしまったという悲劇も少なくなかった。

これは彼女らは蘭印作戦においても史実艦であったこと、前段作戦は戦艦や空母ではなく巡洋艦級による水上打撃部隊による攻略、という運営の電文に対し後段作戦で手番となる事が少ない古鷹型青葉型、非改二高雄愛宕を主軸に起用していくという、ある意味セオリー通りの起用を行っていった提督が多かったのも原因である。


大規模作戦の告知によって高まっていた大型艦実装への期待

また「セイロン沖海戦が後段作戦になるのではないか」と予想された理由だが、前段作戦では正規空母がまるで出番がなかったという点が1つの根拠として挙げられる。

E-1、E-4ではそもそも使用できない。E-2ではギミック専用で起用は実質任意、E-3では問答無用で最長ルートを通る為論外だったのだ。

この為「後段作戦は機動部隊同士の決戦海域では」という予想が立てられるに至った。事実、セイロン沖海戦であれば、前段作戦で起用する余地がなかった南雲機動部隊が重要なファクターたり得たからである。

さらに、ABDA艦隊のうち、前段作戦ではオーストラリア、オランダ、アメリカの艦娘がそれぞれ実装されたものの、残るイギリス艦が実装されていないということも、この予想に拍車をかけた。そこで、セイロン沖海戦に関係する艦船として(2019年は空母級の実装がなかった事もあってか)、ハーミーズもしくはインドミタブルの実装があるのではないかと期待されていたのだ。


・・・しかし、蓋を開ければそんな事もなく、後段作戦の最終報酬は軽巡洋艦クラスのAtlantaであり、結局イギリス艦、空母級や戦艦級といった大型艦の実装はなかった。


正規空母・機動部隊編成冷遇イベント

数々の予想(や期待)に反し、後段作戦でも空母達の編成は厳しく制限された。

E-5においては正規空母を入れると最短ルートを通るのは不可能であり、機動部隊編成だと確定で空襲マスが増える為、ただでさえ長い道中がさらに長くなり不安定さが増すので、起用は推奨されなかった。


E-6においても同様で、機動部隊編成は完全にギミック専用であり、ボス艦隊との決戦段階では使用できない

水上部隊・輸送護衛においても最短ルートを通るには明石秋津洲を含み、戦艦+軽空母が3隻までという制限があり、ここでも正規空母を含むと問答無用で最短から逸れ、潜水新棲姫との戦闘及び空襲戦マスが増える

ネルソンタッチを採用する場合は基本的に大特効艦である比叡霧島採用一択であり、空母を入れる枠は非常に狭く、せいぜい鈴谷航改二熊野航改二を入れられるかどうかである。

そもそも最短ルートの道中には空母級の敵がおらず、ラスボスの防空巡棲姫率いるボス艦隊は極めて高対空な上に生半可な…どころかいかなる開幕でも落とせない高耐久の持ち主ばかりであり、さらに制空値が「0」で、空襲マスを経由しない限り制空権の確保は道中・ボス共に水上戦闘機1つで事足りてしまう点でも、空母級を採用するメリットはあまり大きいとも言い難い。


このように、本イベントにおける正規空母・機動部隊は稀に見るレベルで散々な扱いであった

とはいえ、出番がないかといえば決してそうではない。

E-6の難関ギミックの1つに「機動部隊でVマス(空母棲姫改率いる敵連合艦隊)でのS勝利」が存在しており、機動部隊の練成なくしては勝利がおぼつかないのもまた事実である。

逆に言えば、これが唯一にして最大の『』であり、ギミックをただの『作業』と見ているプレイヤーにとってはまるで不完全燃焼、活躍というには不十分なものであった


なお、2019年は『艦これ』のサービス開始以来初めて「空母級の新規実装がなかった」年でもある。

このようなイベントでは、せっかく育てても使いどころもないので当然だろう。


勝利のカギは「特務艦」

空母機動部隊はギミック以外に使い処がなく非常に冷遇された一方、特務艦の重要性が非常に高かった


特に重要だったのは明石秋津洲で、E-3、E-4、E-6において固定要員として極めて重要な役目を担った。

戦艦級を持ち込める数が緩和される為、泊地修理の存在を考えれば実質11隻で戦う事になる事を差し引いても有用性は高い。なくても問題なかった前回とは大違いの扱いである。


さらに、E-6では大鯨潜水艦を用いる事で最短ルートという固定も発見され、人によっては使い処がある事だろう。


この為、前段作戦で彼女らを使い切ってしまった提督からは、有り余る空母勢を尻目に悲鳴があがる事に…。


少なくとも、今回に関しては「特殊能力の優秀さや特殊性を持つ艦をいかに使いこなすか」が勝敗を分けるイベントと言っても過言ではない。


異例の新艦娘CV告知

神州丸役が豊口めぐみ氏である事は、イベント開始前から早々に告知されていた。

『艦これ』では新規実装された艦娘達の声優陣はイベント終了後にコンプティークや運営Twitter上でしれっと公表されるケースが大半であるが、今回はイベント告知上で既に公表されている。

このような扱いは南方海域強襲偵察!大和役が竹達彩奈氏である事、観艦式で涼月役が藤田咲氏だと明かされた程度しか前例がなく、かなり異例の告知である。


昨今はデビュー間もない新人や20代前半の若手声優の起用が多くなってきた中で、久々に有名声優が起用される事となった点でも、驚きの声が見られた。


関連イラスト


関連タグ

艦隊これくしょん 艦これ

期間限定イベント海域 期間限定イベント海域(2018.9~)


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