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ボールドマーカーの編集履歴

2020-02-19 21:39:35 バージョン

ボールドマーカー

ぼーるどまーかー

ボールドマーカーとは、Splatoonシリーズのブキの一つである。なお、この項では亜種についても記述する。

概要

ゲーム「Splatoon」に登場するシュータータイプのブキ。


シャープマーカーと対になるブキで、先端が尖っているあちらに対し

漏斗状に開いたマズルパーツが付けられた、ラッパ銃のような格好をしている。

性能もシャープマーカーとは対照的なものになっており、

単発の攻撃力が高いが弾の拡散が凄まじく、更に実射程もカタログスペック以上に短い。


発射レートもシャープマーカーと同じため、理論的なDPSはかなり高いものの

全ブキ中でもワースト2の実射程を持ち、シューターカテゴリの中ではワースト。

弾の拡散率も高いため、射程先端ではDPSにムラが出やすいのも特徴となっている。


こうした特性を持つため、塗り性能は中々高く、まさに塗り散らかすという感じで

自分の足元を素早く塗り固める事ができる。この塗り性能と機動力を活かして

側面や背後から敵に肉薄し、素早く撃破して離脱という戦いが求められるブキ。

あまりにも潔い性能のため、コアな人気がある。


種類

Splatoon

名前サブスペシャルランク
ボールドマーカージャンプビーコンメガホンレーザー12
ボールドマーカーネオポイントセンサーダイオウイカ18
ボールドマーカー7スプラッシュボムスーパーショット20

無印のサブはジャンプビーコンで、戦線から離脱してもビーコンを置いておく事ですぐに戦線復帰する事ができる。そのため復活時間短縮やイカジャンプ時間短縮と非常に相性が良い。

ネオは構成がガラッと変わり、ポイントセンサーでマーキングして追跡しつつ、ダイオウイカで追い込む事が可能。

ブキチセレクションで追加されたボールドマーカー7は、サブがスプラッシュボム・スペシャルがスーパーショットと超・攻撃的に構成が変化し、これまでのメインでの近距離戦はもちろん中距離・遠距離のいずれにも対応ができるようになった。圧力計がデジタルになっていたりとポリゴン自体も変化している。


Splatoon2

名前サブスペシャルランク
ボールドマーカーカーリングボムスーパーチャクチ10
ボールドマーカーネオジャンプビーコンマルチミサイル18
ボールドマーカー7スプラッシュボムウルトラハンコ

ギアパワー「メイン性能アップ」の効果:あたえるダメージが大きくなる


無印は投げるだけで地面を直線的に塗れるため接近に最適なカーリングボムと近くを薙ぎ払うスーパーチャクチという接近戦に特化した構成になっている。

しかしその反面、メインが届かない場所や自分より高い所にいる相手と戦う手段が

非常に乏しく、頭上からの攻撃に対しては無防備になりがち。

ネオではかつての無印を彷彿とさせるジャンプビーコン、そして遠くの敵も捉えるマルチミサイルにより味方のサポートと敵陣混乱に一役買う。

7はサブがスプラッシュボム・スペシャルがウルトラハンコに構成が変化し、前作同様、これまでのメインでの近距離戦はもちろん、ボムによる中距離、(ハンコを投げれば)遠距離とオールレンジに対応ができるようになった。


「2」ではまさかのヒッセンが最強扱いという初期環境から始まり、

その後のホットブラスターの硬直軽減による大流行、

スーパーチャクチの処理変更による撃ち落とされやすさの上昇、

マニューバー系の「もはやシューターの完全上位互換では」とすら言われる事もあった鬼強化、

メイン性能ギアによる一部ブキのキル性能の超強化など、前衛ブキを取り巻く環境に

泣かされる事が非常に多かったが、シューター救済アプデによる機動力の強化に加え

ボールドはその中でも特別に機動力を伸ばされたため、唯一無二の機動力を誇るブキとなった。

特に機動力を活かせるガチホコなどでは割り役・運び役として活躍でき、

シリーズブキの中でも汎用性の高いボル7の評価が高めとなっている。


基本的な立ち回り

全ブキ中ワーストクラスの射程と精度のため、敵に真正面から向かっていくのは絶対にしてはいけない。

機動力を活かして走り回り、敵の側面や背後から仕掛けて素早く離脱するのが基本戦術となる。

不意打ちを成功させるためにも、マップの把握や盤面の把握は必須。


脚が早いため、狙える時はぜひとも裏取りを成功させたいところだが、

ボールドと言えば裏取りを一生狙ってくるブキという印象が非常に強いため、

開幕でブキを見た時点で警戒されてしまう事も多く、更に裏取りを狙って

前線から離れているとただでさえ増え気味の味方負担を更に増やしてしまうために

いつ裏取りに走るべきか?今行ったらいけるか?という状況判断力が求められる。


機動力が高い事と塗り効率が良い事から、初心者にも好まれるブキではあるが

パブロ等と同じく立ち回り力に全依存しているブキのため、

実はかなり上級者向け(立ち回りを鍛える為に持つという人もいたりするが)。

ステージや相手の編成によっては手も足も出なくなる事がままあるため、

どのステージにどのボールドファミリーを持っていくか?という判断も重要である。


おすすめギアパワー

イカニンジャ

イカダッシュしたときの飛沫を隠してくれるため、奇襲の役に立つが

同時にイカダッシュ速度が下がるペナルティがあるため、

相殺する為にイカダッシュ速度アップを詰まなければならないという面も。


イカダッシュ速度アップ

長所である機動力を更に伸ばせる。

ボールドは敵に肉薄しないと何も出来ないため、敵の速度を上回る事はとても重要である。


相手インク影響軽減

相手のインクを踏んだ時にスリップダメージを受けにくくなるほか、

「2」では気休め程度だがメイン性能アップで攻撃力がアップするブキによる

疑似確定数減少(n-1発で99.9ダメージになる)の餌食になりにくくなる効果がある。


スーパージャンプ時間短縮

特性上、どうしてもデスが増えやすい事から少しでもカバーする意味と、

無印はスーパージャンプ+チャクチのコンボがある事、

ボルネオは自身のビーコンへのジャンプというネタがある事などから有用。


メイン性能アップ

他ブキと比べると採用率が低いが、実は攻撃力アップが割り当てられている組である。

全部のギア枠に詰め込むと1発あたり47.5まで攻撃力がアップするが、

ボールドの場合はそこまで積まなくても攻撃力を少し上げておくと

カス当たり・威力減衰による確定数のズレを防げるので意外と便利。


サーモンランでの立ち回り

苦手なシャケ:攻撃ポイントが高い・遠い所にあるシャケ

得意なシャケ:それ以外。


…とでもいうべき強烈な性能のブキ(ボム必須シャケを除く)。


対人戦と違い、射程を押し付けられて撃ち負ける事がないシャケ相手であれば、

持ち前のDPSの高さと塗り性能の高さを存分に活かせるうえ、持ち前の機動力により

マップ中を走り回って様々な状況に対応する事ができる。


しかし一方で、攻撃ポイントが高い所にあるバクダンやグリルなどのオオモノや、

マップの外周に出現するタワーなどを攻撃しようと思うと普通にやっても届かず、

段差の上から攻撃したりする工夫が必要になる。


基本的にボールドがやるべきことは手当り次第敵を倒しまくる事だが、

塗り効率が非常に優れるボールドがある日は編成に射程は長いが

塗り効率が悪いブキが入っている事が多い。

周囲の味方の状況にも気を配り、ボールドが一人で動きにくいブキの周りの

ザコをきっちり掃除してあげることで長射程がオオモノに対処しやすくなり、

戦況をぐっと有利にする事ができる。


対人ではピーキーなブキだが、バイトでは短所が1箇所に絞られている事、

役割が明確である事などからバイトをやり込んでいるプレイヤーからの評価は非常に高い。

しかし、その強さ故にボールドを握っている味方がぼんやりしていて何もしてくれないと

失敗に一直線となるため、自分にボールドが回ってきた時は周囲の状況に気を配りながら走り回ろう。


また余談として、シャケに近づきすぎてノックバック→海に転落したり、

テッパンの後ろに近づきすぎて後ろから巻き上がっている飛沫で死亡…など、

射程の短さ故に起こる事故が結構ある点には注意が必要である。


余談

「1」の発売後、プレイヤーの中から発生したネタとして

「Splatoon3大宗教ブキ」というものがある。

いずれも特徴が極端なブキを対象としており、「スクイックリン教」「ダイナモ教」「ボールド教」という

3つの宗教があるとされる

(最初に宗教扱いされたのはスクイックリンであった。当時のスクイックリンは

 プレイヤーから最弱ブキ呼ばわりされる事もしょっちゅうで、某唯一神のような扱いを受けていたのが発端と思われる。

 その後、同じくピーキーすぎて扱いづらい面のあるダイナモ・ボールドを

 使い続ける様がもはや宗教であると言われ、スプラ3大宗教が爆誕した。

 ネタとして定着しなかったが、パブロも宗教ブキ扱いされる事があった)。


ボールドマーカーの場合、当初は射程がとにかく短く他のブキ全てに射程で

有利を押し付けられるどうしようもないブキとして扱われていたのだが、物好きなプレイヤーたちによって

様々な戦法が研究され、イカ状態でジグザグに走りながら接敵するというテクニックが編み出された。

この接近方法は「雷神ステップ」という通称が付けられ(当時はデビルバットゴーストとも呼ばれていたりしたが)、

ボールド教徒のトレードマーク的な戦法として広く知られる事になった。

こうしたプレイヤー間でのネタは「1」後期の公式PVにもそれっぽいシーンが出てきていたりする

外部リンク、0:34~0:41に注目)。

このように、カルト的な人気のあるブキとなっており、

ボールド教においてはボールド=雷神とされる事が多い。


なお、「2」では最初からカーリングボムというある程度敵の塗りを

無視して移動できるサブが最初から無印についていたことや、

敵インクへの引っ掛かりの強化+安全靴の弱化によるリスク増大、

全体的にごちゃごちゃしたマップが増えて平面部分が少なくなったことなどから

前作ほどボールド=このステップという感じでは無くなっており、

「ボールドに限らず緊急脱出時に使えるテクニック」程度の扱いとなっている。


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Splatoon Splatoon2 Splatoonのブキ一覧

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