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唐辛子の編集履歴2020/07/16 19:27:30 版
編集者:ジェード
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概要

ナス科トウガラシ属スパイスの一種。

は細長く非常に強い辛味を持ち、熟すると赤い色が鮮やかで、生食も可能だが、ほとんどは乾燥させて香辛料彩りとして用いられる。未熟で緑色の青唐辛子も利用される。

ビタミンAビタミンBが豊富で夏バテ防止などに役立つ。

英語では「チリペッパー(chili pepper)」(単に「チリ」とも)。

ピーマンパプリカなどと、植物の種としては同一であり、Wikipediaでは、野菜としては「唐辛子」、植物種としては「トウガラシ」の項を設けている。

カプサイシン

唐辛子の辛味成分「カプサイシン」はワサビカラシの辛味成分「アリルイソチオシアネート」同様に痛覚神経を刺激して辛味を感じさせるが、揮発性が高い「アリルイソチオシアネート」の辛味が一瞬なのに対し、「カプサイシン」は後を引く。

なお、胡椒の辛味成分「ピペリン」は感覚神経の温度受容体を活性化させて辛味を発生させる。

口や鼻にある痛覚受容体は「カプサイシン」で痛みを伴う刺激を受けた際、傷ついたと錯覚して脳に警告を発し、涙が出る。

また、脳に運ばれた「カプサイシン」はアドレナリンの分泌を活発にさせ、発汗動悸を促すため、ダイエットに効果があるとされる。

ただし、多量に摂取し続けると胃炎食道炎、味覚障害を引き起こす原因になる。

鳥類はカプサイシンに辛さを感じることがない。トウガラシの辛さは種を食べる哺乳類小動物を避け、丸のみする鳥類にのみ食べてもらい、糞とともに分布を拡げるための進化と考えられる。

別名

  • 胡椒とは別の植物だが、渡来当初に「南蛮胡椒」と呼ばれていたため、「トウガラシ」の意で「コショウ」という言葉を使うこともある(柚子胡椒など)。
  • 英語名のchili pepperの「pepper」も胡椒を代表とする辛いスパイスを示す語で、ピーマンはgreen pepper、青唐辛子はgreen hot pepper、パプリカはbell pepperとなる。
  • トウガラシの「トウ」を省略した「カラシ」も使われるが(辛子明太子など)、辛子とも別の植物である。

余談

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