データ
概要
てつヨロイポケモン・ボスゴドラがメガシンカした姿。
その鎧は更に硬度を増し、正に要塞と言うべき見た目へと変化している。
その角による突進の一撃は戦車をいとも簡単にスクラップにしてしまう。
ゲームでの性能
・種族値
元々あった脅威の防御種族値がツボツボと同じ230まで上がり、タイプ変化で4倍弱点が消え、特性「フィルター」の効果で炎格闘地面技によるダメージが4分の3に軽減される様になった結果、冗談みたいな物理要塞と化した。
HPに252振りするだけで、不一致弱点など言うに及ばず、一致弱点技であろうと攻撃特化ガブリアスのじしんが確定3発、りゅうのまいを積んだメガリザードンXのフレアドライブも確定で耐え、攻撃特化チャーレムのハチマキとびひざげりでさえ中乱数で耐えてしまう。繰り返すがH振りだけでこの耐久力である。
タイプとしては、メガシンカしたことで岩タイプが消えた。
進化等でタイプが消えるのは実に第2世代のキレイハナ以来。
これで貴重な単はがねタイプになったが、もろはのずつきを含めた岩技に一致補正がかからなくなった為に攻撃種族値は上がっているが、最高火力は下がってしまっている。
第6世代で同時に登場したフェアリータイプに一致鋼技で弱点を突ける為、攻撃役としての性能は十分あるだろう。
特攻種族値は全く上がっていない為、怪獣ポケモン特有の豊富な特殊技はまるで活かせない。
特殊耐久は僅かに上がっているものの、岩タイプが無くなって、「すなあらし」の特防上昇効果も消える。バンギラス等と組み合わせる際は要注意。
また、耐性が変化した為、特に炎タイプ、飛行タイプ、虫タイプを相手にする場合は敢えてメガシンカしない選択もある。
素早さは低めで据え置きなので、対面では後手に回りがちな点も注意したい。
メインウェポンは、命中安定かつ役割対象である軽いフェアリータイプらに最大火力を発揮するヘビーボンバーが最有力。メガ前と比較して重くなっているので、高い威力を発揮出来る範囲が広くなった。
重量級の多い岩タイプの受け出しを考えればアイアンテールにも選択の余地はあるが、大抵はサブウェポンのじしん、ばかぢからで事足りる。加えて3色パンチを覚えるので、多くのポケモンの弱点を突く事が出来る。
能動的ではないが、相手の攻撃を跳ね返すメタルバーストも耐久上昇と弱点減少で使い易くはなったがその反面、受けるダメージそのものの減少により1回の反射ダメージはショボくなってしまった。
異常な物理耐久を生かしてステルスロックやほえる等を用いた搦め手やサポートもこなせなくはないが、特殊技に脆く回復手段に乏しい為に居座りには向かず、実際補助技自体の採用率が低め。
物理に偏重した受け性能を持ち、他の受け主体ポケモンとは異なり比較的火力が高いので、サイクル戦における物理受けアタッカーが主な役割となる。
第6世代では、持ち前の技範囲と耐性、物理耐久を生かした、ファイアローや物理メガシンカポケモンへのカウンターアタッカーとしてパーティに採用されていた。
第7世代では、レーティングバトル開始以来シングル環境のトップに君臨しているミミッキュに対して滅法強く、なんとH252B4振りでA特化剣の舞ミミッキュのZシャドークロー+通常シャドークローを確定耐えする上、返しのA特化ヘビーボンバーでH4ミミッキュを火傷状態でも確定1発である。化けの皮や交代際みがわり、タスキ型を鑑みても受け出しから安全に処理出来る。
後出しから(呪い型を除く)全てのアタッカー型のミミッキュを対処できる唯一のポケモンであると言える。
アニメでのメガボスゴドラ
最強メガシンカActⅣに登場。フラダリが招集したメガシンカ使い10人の内、6人目のトレーナーのポケモンとしてアランのメガリザードンXと対戦した。かえんほうしゃの直撃を受けて敗北。