曖昧さ回避
- 球状・円盤形に整形されたガーネット。
- 1.やルビーを額に持つ幻獣。
- 魔導物語・ぷよぷよシリーズのキャラクター。
- ファイナルファンタジーシリーズのキャラクター。
- VIPRPGのキャラクター。→カーバンクル(VIPRPG)
- グランブルーファンタジーのキャラクター。→カーバンクル(グラブル)
- 仮面ライダーウィザードのキャラクター。→ワイズマン(ファントム)
原義
磨き丸く仕上げられたザクロ石のこと。
元々ラテン語で「燃える石炭」または「小さな石炭」の意味で、転じて赤い宝石の総称。
さらに転じて稀産にして貴重な宝石の意味で使われることもある。『シャーロック・ホームズ』シリーズの一遍、「青い紅玉」の原題は「The Adventure of the Blue Carbuncle(ブルー・カーバンクルの冒険)」であり、その正体については作中でホームズが「40グレインの炭素の塊」と表現していることから、ブルーダイヤモンドであることがわかる。
幻獣「カーバンクル」
UMAとして額に赤い宝石状のものを持つ小動物が発見されているが、捕獲には至っていない。
16世紀に僧侶詩人であるマルティン・デル・バルコ・センテネラの著書『アルゼンチナ』に記されたのが最初とされる。ただ、はっきりとした特徴は「額に赤い宝石がある」とだけで、一体どんな生物なのかは不明確。後世では、猿やリスに似た容貌の小動物として描かれる傾向になった。
この宝石を手に入れた者には富や幸運、成功がもたらされるという。
ちなみに「できもの」の事も指す。
魔導物語・ぷよぷよ
RPG『魔導物語』とその派生作品『ぷよぷよ』のキャラクターとして登場する黄色い動物。ウサギ耳のような物があり一頭身。カレーとらっきょが好物。体はとても柔らかく、舌もよく伸びる。
額に「ルベルクラク」という宝石を付けており、そこからビームを出すことができる。ルベルクラクには六角形という設定があるが、公式イラストとしての制約にはなっていない模様。
かつてはコンパイル社のマスコットキャラクターであり、カーバンクル饅頭も販売されていた。
「ぐー」としか喋らないが、どうやらアルルには何故かちゃんと伝わってる模様。アルルからは「カーくん」と、サタンからは「カーバンクルちゃん」(一部の作品では「カーくん」)と呼ばれている。元々サタンのペットだったが、アルルが連れていってしまってから彼女と共に居る。
ぷよぷよのマスコット的な存在として対戦フィールドの中央などでダンスをしながら出演する事が多いが対戦キャラクターの一人として登場する事もある。
フィーバールール(7ルール)では他のキャラクターと比べてぷよが3つや4つの組合せの割合が多いため、手数が非常に多い。更にCPUとして登場する場合は全キャラ中でも1,2を争う強さを誇っている。
特にフィーバーでは難易度を「やさしい」にしたとしても6,7連鎖を当たり前のように放ってくるため、かなりの強敵である。
なお、セガぷよ版のカーバンクルには口の中に星マークがあるのがコンパイル版との最も特徴的な違いである。
関連イラスト
関連項目
ファイナルファンタジーシリーズ
『FF5』が初出の召喚獣と見せかけて、雑魚モンスターとして「できもの」が『FF3』から出てる。
<出現場所は最初のクリスタルの洞窟>
シリーズ的には緑色の召喚獣。たまに少し青いこともある。デザインはシリーズ通してあまり変わらない。
額の赤い宝石から光を発して味方全体をリフレク状態にする「ルビーの光」が主な行動。
『FF5』では最初は敵として登場し、その時は猛獣みたいな容姿をしている。召喚されるとキツネみたいな大人しめな外観になる。ちなみにFF5の召喚獣の中では敵バージョンと召喚バージョンで唯一異なる容姿持ちである。ラフな性格。
『FF8』ではそれまでのどこか形容しがたい姿から、とてもラブリーな姿になった。ボス敵「シュメルケ」からドローすることで入手でき、ドローしない限りシュメルケはリフレク状態になっている。
『FF9』ではエーコの召喚獣として登場。当初はイーファの樹の門番役として召喚塚に封じられていた。アクセサリー装備の宝石によって使用魔法が変化する。習得には「ルビー」を装備してAPを35稼ぐ必要がある。
召喚魔法 | 装備アイテム | 効果 |
---|---|---|
ルビーの光 | (通常時) | リフレク(魔法反射) |
エメラルドの光 | エメラルド | ヘイスト(ATBゲージ加速) |
しんじゅの光 | ムーンストーン | シェル(魔法防御UP) |
ダイヤの光 | ダイヤモンド | バニシュ(透明化) |
『FF11』では色々な技が使え、その可愛らしさからプレイヤーから「カー君」と呼ばれている(魔導物語&ぷよぷよのカーバンクルが元)。腹黒い性格をしている。
『FF12RW』ではリフレクが無いため回復役になっている。
『FF14』では巴術士が呼び出すペット。攻撃や防御を自動で行う。
従来のFFシリーズのカーバンクルと同じ外見の「カーバンクル・エメラルド」、体色が黄色い「カーバンクル・トパーズ」の2種類のほか、上位クラスにあたる召喚士が呼び出す使い魔「イフリート・エギ」の見た目を赤いカーバンクルに変えた「カーバンクル・ルビー」が存在する。またNPCが召喚する「カーバンクル・オブシディアン」「カーバンクル・ムーンストーン」などの変種もいる。
他方、巴術士がカーバンクルを制御できずに暴走した悲しい事件も知られている。詳細は「むーたん」を参照。
『FF15』では、ノクトに縁が深い召喚獣として登場。体験版の案内人だったり、イージーモードでは自動復活させてくれたり(一部除く)する。一方、その素性についてはよく判らない。
『FFCC』では、伝説の町「マグ・メル」の住人である。人間を凌駕する巨体を持ち、頭部の触手の先に宝石を戴き、長い耳のようにも見える両腕を持つなど、異形の姿をしている。
世界を覆う瘴気に耐性を持ち、遥か昔の人々にクリスタルを使って瘴気を退ける術を教えた。現在は人との関わりを断っている。
小説『FF:U 双の絆』では羽が生え白く輝いている姿で登場。サイズは人の腕の中に納まるくらい。
額の石から出す灼熱の光で対象を燃え上がる結晶に変化させ粉砕する攻撃用召喚獣となっている。
「『灼熱の牙』カーディナルレッド!
『全てを焼き尽くす』ファイヤーレッド!
そして、『結晶世界への導き』ダイヤモンドレッド!
輝け! 召喚獣、カーバンクル!!」
『FF13』では食糧生産を担う聖府のファルシとパレードでのホログラムみたいなもので名前が登場しているのみで召喚獣としての登場は無い。