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テラノイドの編集履歴

2021-02-09 19:05:46 バージョン

テラノイド

じんるいさいきょうのぼうえいへいき

「ウルトラマンダイナ」第49話に登場した人造ウルトラマン。

データ

別名人造ウルトラマン
身長55メートル
体重4万3千トン
出身地火星

概要

第49話「最終章Ⅰ新たなる影」に登場。

ゴンドウ参謀の主導の下、火星基地にて秘密裏に進められていた人造ウルトラマン計画「F計画」によって生み出された、「人類最強の防衛兵器」たる人造ウルトラマン

イーヴィルティガも含む以前発見された古代の巨人像の破片から建造された石像に、無理やり連れてこられたアスカの光エネルギーを光エネルギー照射装置で照射して完成した。


外見はダイナに似ており、カラーリングもストロングタイプを髣髴とさせる(実際スーツはダイナストロングタイプの改造である)。


書籍ではウルトラマンダイナと同等の能力を持つとされソルジェント光線などの必殺技もダイナと同じく使用できるが、劇中ではソルジェント光線とビームスライサー(ソルジェント光線(フェイク)、ビームスライサー(フェイク)と表記される事も)しか使用しておらず、前者は構えが少々ダイナのものとは異なる。また、人間が一体化していないため心を持たず、動きも機械的。


火星基地を襲撃したスフィアを迎え撃つべく出撃し、最初は圧倒的な力を見せつけるが、無計画にソルジェント光線を連発しすぎたためにあっという間にエネルギー切れになり、その隙に反撃を受け倒れた所をスフィアに体を乗っ取られ見る影も無い異形の化け物と化してしまった。


その後の登場

現在映像作品に再登場したことは無いものの・・・


ウルトラマンフェスティバル』ふれあいステージにてダイナと共に登場。

にせウルトラマンの特徴を解説した事があり、ダイナのニセモノと呼ばれるのは少々気に入らない様子で終始敬語で話し、ロボットのような動きをしていた。


SSSS.GRIDMAN』第9話に登場した「SEVEN DARAKE」の店頭に実寸大人形が置かれている。なお現実のその場所に置かれているのは鉄人28号


余談

劇中では名前を呼称されておらず終始ウルトラマン、あるいは巨人と呼ばれていた。


ウルトラマンダイナ公式サイトではTPCのライドメカ・施設の項目で紹介されている。その他書籍でもメカの項目に分類される事がある。

元が機械ではないのでロボットである様な描写は見られないものの、どのようにして操られているのか等も不明なため明確にロボットではないとも言い切れない。


ウルトラマン列伝』にてこのエピソードがピックアップされた時、ナビゲーターのウルトラマンゼロは「ウルトラマンは心を持たない超兵器なんかじゃない」とコメントをしている。

その後放送された『ウルトラマンクロニクルZヒーローズオデッセイ』第4話ではテーマが『人造ウルトラマン』としてこの事例が取り上げられており、「秘密裏に進められていた計画により生み出された怪物」と紹介された。ゼロは「俺達ウルトラマンは、力を見せびらかすために地球に来たわけじゃない!守りに来たんだぜ!?」と改めて問いかけ(しかも冒頭で普段気さくである彼のコメントは終始不機嫌っぽくいつも以上に厳しい)最後に「力の使い方ってのは、間違えると取り返しのつかない結果になる。忘れないでくれよな」と回の2つの事例から見た彼なりの見解を述べた。

関連タグ

ゼルガノイド

電脳巨艦プロメテウス…同じくゴンドウ参謀の主導の下で建造された戦艦。経緯は違えど同じ様な末路を辿っている

ニセウルトラマン

にせウルトラセブン…ウルトラシリーズ初の人造ウルトラマンとも言うべきサロメ星人がウルトラセブンを元に作り出したロボット。こちらも心を持たないはずだが暴走やエネルギー切れ等は起こさず強敵としてウルトラセブンに立ちはだかった。

エースロボット…同じく元となったウルトラマンと同等の能力を持つとされているがあまり強い印象を持たれないウルトラマンを模した存在。

ダークロプスゼロ…正義の為に作られてはいないもののサロメ星人に改修され兵器として運用された後に暴走する経緯が酷似している。しかしながらこちらは意思の様なものを持っている様子。

ウルトラマンジード…ある意味同類。ただし、こちらは心を持った生命体である。

ニセウルトラマンベリアル…ある意味同類。こちらもジード同様心を持った生命体であるが、最初から悪党に利用されて生まれた存在である。

ダークザギ…人間に作られたウルトラマンを模した存在。最後には暴走し、歪んだ自我を持ってしまった。なお、テラノイドとは異なり人間の体を乗っ取った事で人間体を手に入れている。仮にF計画が順調に進んだとしても、ダークザギと同じ末路を辿ったかもしれない。

また、「心を持つが故に暴走し、人類に牙をむいた」という、先のゼロの評に対する皮肉ともいえる存在である。


特空機4号ウルトロイドゼロ…禁断のシリーズ2体目の地球産人造ウルトラマン。皮肉にもその姿はテラノイドをシビアに評したウルトラマンがモチーフになっている。やはりというべきか…その顛末はテラノイドの二の舞になってしまった。ちなみにどちらも登場が元号の2番目の作品であるという共通点もある。


メガノイドギガノイド…テラノイドの下位版……ではなくて作品に登場する敵。どちらも自我を有する。特に前者は火星繋がりでこそあるものの機械化によりエゴを増大させた人間という成り立ちから「人の心の力の不安定さ」を示しており、「心持たぬ力の脆さ」を示したテラノイドとは真逆の構図になっている。また、後者の中には特撮TV番組の巨大ヒーローを模した個体が登場している。


カラミティ(ジャイアントロボ)ジャイアントロボを元にして作られた言わばコピー。元は人間側の兵器として作られたが稼働実験中に不具合を起こしBF団に奪取され最終的には本物に倒されるという似たような末路を辿ったロボット。

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