基礎データ
全国図鑑 | No.148 |
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ジョウト図鑑 | No.242 |
ホウエン図鑑 | No.303 |
和名英語風表記 | Hakuryu |
英語名 | Dragonair |
ぶんるい | ドラゴンポケモン |
タイプ | ドラゴン |
たかさ | 4.0m |
おもさ | 16.5kg |
とくせい | だっぴ / ふしぎなうろこ |
進化
ミニリュウ → ハクリュー(Lv.30) → カイリュー(Lv.55)
概要
『ポケットモンスター 赤・緑』(第1世代)から登場した、中間形態にあたるドラゴンポケモン。
細長く四肢の無いヘビのような体型で、全体的に青く腹部は白いと、体型および体色は進化前のミニリュウと変わりはない。
しかし幼くキュートなイメージから、神秘的で美麗さを醸し出す容姿に成長し、頭部にあった鰭は翼に、小さな出っ張りは立派な角へと変わっている。
全身の肌は見た目通りツルツルしている様だが、隠れ特性を見るに鱗で覆われたものにはなっている模様。
また首に1個、尻尾に2個、水晶のような玉を持つようになり、ここから体内に貯める大きなエネルギーを放出する事で、周囲の天候を意のままに操ることができる。
その際、放出されたエネルギーはハクリューの全身を覆うオーラになり、その身をほのかに輝かせる。その姿はより神秘的で、それ故に神聖なポケモンとして崇められている。
この性質から農家からは神のごとき存在として崇められていたという、現実の龍伝説を思わせる歴史を持つ。今でもお供え物をされるぐらいには信仰が根強く、年明けに空を舞う姿を見た者に健康を約束するという伝承も存在している。
強い力を得たため、ミニリュウのように隠れ棲む必要も無くなり、水質の綺麗な海や湖などの水辺に生息している。
耳にある翼は伸ばして羽ばたかせる事が出来るが、これだけでは空を飛ぶ力として弱く、「そらをとぶ」も覚える事が出来ない。
しかし、上記の能力で上昇気流を作り出し纏う事で飛行する事が可能となり、嵐が去った後の空を泳ぐ様に移動する姿がたまに目撃されている。
とはいえ進化してすぐ飛べるようになる訳ではないらしく、アニメ版では練習を重ねる事で身についてゆく技術であると描写されている。
サン&ムーンではウルトラガーディアンズのスイレン専用のライドポケモンとなっていたが、こちらは人を乗せられるほど熟練した個体なのだろう。
こうしたミニリュウやカイリューとは違う、麗しさと可愛さを兼ね備えた独自の雰囲気から、人気の高いポケモンである。名前の由来は恐らく「白竜」だと思われる。
ゲーム上の特徴
進化した事で全体的にステータスが上昇した。
また進化途中のポケモンであるが、ステータスは全体的に平均以上を満たしている。
純粋なドラゴンタイプの為、弱点は少なくみずタイプやほのおタイプといったメジャーなタイプを半減可能である。
その様な理由からかなり扱いやすくなっている。
またとくせいの「だっぴ」を生かして面白い戦い方もできる。だが、「ふしぎなうろこ」は、しんかのきせきと相性が良くない…。
ただ、一般的にはハクリューで進化を止めず、カイリューに進化させてしまう人がほとんどである。だがしんかのきせきの登場であえてハクリューのまま戦うトレーナーも少なからず存在する。
攻撃技はメインウェポンにドラゴンダイブ、げきりん、ドラゴンテールが上げられる。
ドラゴンクローはカイリューにならないと覚えられない。まあ手が無いから仕方ないね。
耐久型対策としてりゅうのいかりを入れても良い。
サブウェポンとして鋼に弱点を突けるだいもんじ、先制技のしんそくあたりが有力。
岩地面複合など水が良く刺さる相手対策にアクアテールを入れても面白い。
ただしじしんはこの段階ではまだ覚えられない。
主な使用ポケモントレーナー
余談
高さについて
高さの設定が進化後のカイリューより、こちらのハクリューの方が高くなっているが、これはそれぞれの測定方法の違いから生まれた問題である。
ハクリューが"頭から尻尾まで"を測定したのに対して、カイリューは"頭から足まで"を測定したに過ぎず、カイリューの"尻尾の部分"は計測には含まれていない。
名前の表記の問題
よく間違われる名前を持っているポケモンとしても有名である。
正式には「ハクリュー」が正しく、「ハクリュウ」は誤りである。
間違いの主な理由としては、進化前がミニリュウであることや、竜を片仮名にした時の弊害からくるものである。
これは製作者の側でも、初期のポケモンカードでハクリュウと誤植された事もあるくらい間違いやすい。
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター ポケモン 赤緑 金銀 RSE FRLG DPt HGSS
ハクリュー→サナギラス