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ジェイス・ベレレンの編集履歴

2021-09-12 23:32:09 バージョン

ジェイス・ベレレン

じぇいすべれれん

ジェイス・ベレレンとは、マジック・ザ・ギャザリングの登場人物。

ジェイス・ベレレンは青の魔法を操るプレインズウォーカーです。

彼は心を読み、幻影を仕掛け、知識と欺瞞をあやつる精神魔法の達人です。

CV:浪川大輔(デュエルズ・オブ・プレインズウォーカーズ2015)


プロフィール

身長 : 2.00meter

体重 : 100kg

長所 : トラブルヒーロー

短所 : 逃避癖

(ロードオブヴァーミリオン2のカードより)


身長 : 1.78meter

体重 : 72.0kg

速度 : 人並みだが、次元跳躍が可能

特技 : 精神魔術

(ロードオブヴァーミリオン3ギルドパクトの体現者、ジェイスのカードより)


概要

ヴリン次元出身で、ラヴニカ次元在住のプレインズウォーカー

精神魔術の達人で、幻影・読心・記憶消去・更に相手の精神を握り潰して殺す事も可能。

また、高い分析力を持ち、状況に応じて最善策をはじき出せる。


灯の覚醒

幼少時に誤って友人を精神崩壊させてしまった為、長く続く戦争の調停者を勤めるスフィンクス・アルハマレットからの訓練を受ける事になり、その訓練の最中プレインズウォーカーとして覚醒する。ある時、ジェイスはアルハマレットに自身の精神魔術を戦争長期化の為に利用されていた事を知って怒り、師との激しい精神魔法の戦いに挑みその結果、ジェイスは故郷の記憶を失い、アルハマレットは呼吸の仕方を忘れた。


その為、アルハマレットに師事する以前の事を話さない(忘れた。)

無意識の内にプレインズウォークを果たしたジェイスは、ラヴニカ次元へと流れ着く。

記憶の大半を失った上、見ず知らずの土地に戸惑うジェイスは、周りの人々の心を読み取り「イマーラというエルフの女性が孤児院を営んでいる」という情報を知り、彼女の下へと向かい保護を受けた。


それから数十年後

数十年の時が流れ、成長したジェイスはイマーラの下から離れてラヴニカで暮らしつつ、

精神感応能力を使って資産家の秘密を探っては恐喝、富を得る日々を送っていた。


ジェイスの能力に着目したプレインズウォーカー、テゼレットは、

自らの野望の為自身が率いる多次元の陰謀団「無限連合」に強引に引き込んだ。


否応もなくテゼレットに従う事になったジェイスは、無限連合の構成員として様々な次元へ赴き、工作員として任務を遂行していった。任務の最中、後の協力者となるチャンドラと敵対した事もあった。

着実に任務をこなしていったジェイスだが、テゼレットの狂気はエスカレート、自身の失敗をジェイスに擦り付け、拷問を繰り返すという異常な行動に辟易し、ジェイスは無限連合から逃亡。


逃亡生活とリリアナ

無限連合から逃げ出したジェイスは逃亡生活を送る中、屍術師のプレインズウォーカー、リリアナと知り合う。ジェイスとリリアナは恋に落ちたが、連合の手は彼らに迫ってきていた。実は彼女、ボーラスに無限連合を返還する為に働いており、テゼレットにジェイスの居場所を教える事で二人を対決させようとしていた。しかし、ジェイスを愛する様になってしまい苦悩するのだった。


当初はテゼレットを恐れていたジェイスだが、彼の友人であるというだけで旧友達が次々と殺されていくのを見て、テゼレットに闘いを挑む。しかし、ジェイスはその最中リリアナの裏切りを知る。


テゼレットとの決闘に敗れるものの、辛うじて生き延びたジェイスはリリアナに救出される。リリアナの裏切りを知ったジェイスは救助の手を拒んだが、リリアナが悪魔との契約に縛られている事を語り、同情したジェイスは彼女の手を受け入れた。


テゼレットの排除、無限連合の支配者へ

テゼレットと戦った際に受けた傷が回復した後、ジェイスは再びテゼレットへと挑む。

複数の次元を股にかけた追撃戦の果て、神河次元にて遂にテゼレットを追い詰め、

彼のエーテリウムの右腕と精神をズタボロに引き裂いて勝利した。


彼を倒した事で無限連合の支配者となったジェイスは、

自らの書斎でかつてチャンドラと対峙した際、手に入れた巻物の読解に勤しむ事になる。


ゼンディカーの冒険、そして目覚める怪物

巻物をある程度読解し、これが何かを示した地図であるとジェイスは断定する。

しかし、突然PWガラクがジェイスの書斎に殴り込み、「リリアナは何処だ」と強引に詰め寄る。

怒り狂うガラクを何とか宥めたジェイスは、リリアナはラヴニカに居らず何処かにプレインズウォークした事を告げる。ガラクは突然押し入った非礼を詫び、礼としてその地図がゼンディカー次元のものである事を告げた。


ジェイスは地図の謎を解くべくゼンディカーへと向かい、

その地図に「何か」が封じられているという「ウギンの目」へと続くものと知る。

ウギンの目にたどり着いたジェイスは、かつて対峙したチャンドラと龍に姿を変えた狂気のプレインズウォーカー、サルカンが争う場面を目撃する。


ジェイスは何故か魔法を使えないチャンドラを救う為に幻影術を行使しようとするが、

目にあった面晶体に魔力が吸収されていることに気づく。


地図に記された暗号を思い出したジェイスは、チャンドラに無色の魔法「幽霊火」を使う様にアドバイス、自身は「双つ術」でチャンドラの幽霊火を倍加させ、サルカンを倒す。


しかし、「目に三人のプレインズウォーカーが揃う」という封印解除の条件を満たしてしまい、目に封じられていた次元を脅かす怪物、エルドラージが目覚めた。


ラヴニカへの回帰、生きるギルドパクト。

多元宇宙の厄介事に関わる事にジェイスは疲れ果てていた。ラヴニカへと戻った彼は多元宇宙の事を当分忘れようとしてひっそり暮らしていたが、ある日、ギルド間の抗争に否応もなく巻き込まれたジェイスは、かつての恩師イマーラの危機とギルド同士の全面戦争による大破壊を防ぐ為、同次元に隠された「暗黙の迷路」の謎を解く事になる。


イゼット団ニヴ=ミゼットによって各ギルドに何でもありの「迷路競争」の開幕が宣言され、各ギルドから選抜されたラル・ザレックなどの走者が相争う中、ジェイスはゴール地点であるアゾール公会広場へと走者たちを誘導しながらたどり着く。しかし、ゴールに辿り着いてなお闘う姿勢を崩さない各ギルドの走者たちは「他のギルドを滅ぼしたい」という願望を抱いてしまい、大破壊魔法が発動する準備が整ってしまう。

なんとしてもラヴニカの崩壊を食い止めたいジェイスは、10のギルドの走者たちの精神を強引につなぎ合わせ、彼らの心をお互いの見地、思考、感情で溢れさせ、希望や信念や人生観を共有させた。


ジェイスは無理に精神魔法を行使したせいで倒れ込んでしまうが、目を覚ましたジェイスの目の前にニヴ=ミゼットが現れ、ジェイスがギルド間不戦協定魔法「ギルドパクト」の顕現であるギルドパクト体現者になった事を告げられる。


その後はアゾリウス評議会出身のラヴィニアを副官に迎え、

ギルドパクト公邸にて忙しい日々を送る事となる。

しかし、余所者であるジェイスがギルド支配者になる事を良しとしない、

ゴルゴンの暗殺者、ヴラスカに命を狙われた事もあった。


結成、ゲートウォッチ。

そんなあるときゼンディカー次元からの来訪者ギデオン・ジュラが現れる。ジェイス(あと他)がかつて封印を解いてしまった怪物エルドラージによってゼンディカーが滅亡の危機に瀕している事を知る。

ゼンディカー次元でチャンドラ・ニッサらと共に

あらゆる脅威から多元宇宙を守ることを目的とするチーム・ゲートウォッチを結成した。


イニストラードを覆う影

エルドラージのタイタンのうち2をどうにか討伐し、残る1体の情報を求め正体不明の狂気に包まれたイニストラードに向かった先でジェイスが見たもの。それは狂気に染まったアヴァシンを始めとする天使たち、徐々に変質してゆくイニストラードの住人たちだった。そして、二人のプレインズウォーカー同士が争う中、イニストラードに姿を現した一連の元凶、エムラクールだった。ジェイス自身も狂気に飲まれかけるが、その際の精神世界にエムラクールをゼンディカー人が彼女を人格化した存在、風の女神エメリアが現れた事がヒントとなり、研究者タミヨウ・元恋人リリアナらの協力の元、エムラクールを月へと封印する事に成功する。


騒乱のカラデシュへ

その後はしばらくラヴニカにてギルドパクトの調停者としての任を全うする日々を送るが、ある日カラデシュ次元からやってきたヴィダルケンのPW、ドビン・バーンの依頼を受けるが、依頼の内容を聞いたチャンドラが飛び出していってしまい、同時に行方をくらましたリリアナとその後を追ったニッサを追い、カラデシュへと向かうことになる。

カラデシュへとたどり着いたジェイスは、先行していたギデオンの報を受け、カラデシュの騒乱の最中、敵方に囚われていたチャンドラとニッサを救出する。

そしてカラデシュ次元がかつて倒したはずのテゼレットに牛耳られている事を知り、三度テゼレットへと挑むこととなる。


アモンケット、ニコル・ボーラスとの対決。しかし…

テゼレットを退けたジェイスは、テゼレットの背後にニコル・ボーラスの影があることそ知ったゲートウォッチの面々は、ボーラスの本拠地とされるアモンケット次元へと攻め込む事を決意する。

アモンケットへとたどり着いたゲートウォッチたちは、神と人とが共存するこの次元を調査する中で「人々が勇んで死に向かおうとする」というあべこべなライフサイクルに疑問を持つ。そして、調査の果てにこのアモンケットという次元の歴史がボーラスの都合のいいように改竄されていることを知る。そして、その次元を支配する王神…ボーラスが降臨する日「破滅の刻」が近い事も。


打倒ボーラスへ燃えるゲートウォッチの面々。アモンケットへ王神、ニコル・ボーラスが帰還し、「破滅の刻」が始まった。

破壊をもたらす新たな神々が現れ、人々を守護していた旧来の神が次々と打ち倒されていく中、ついにボーラスが姿を表す。

ゲートウォッチたちはそれぞれが得意とする魔法でボーラスへと挑むが、ボーラスとの圧倒的な力の差に尽く敗れ、逃亡を余儀なくされる。ジェイスも精神魔法で応戦するが、強大な力を持つボーラスの精神魔法の勢いに押し返されてしまい、自らの精神に大打撃を受けてしまう。

ジェイスはボーラスの力に精神を壊されつつも、何とかプレインズウォークで逃れようとするが…


性格

青のプレインズウォーカーらしく、強い好奇心と創造の才能を持つ。

その一方陰気で内向的だが、お人好しな所もある。

師を殺してしまった事を悔やんでいるからなのか、相手を破滅させる魔法の使用を躊躇し、生きている友人達の安全の為には大切な研究を投げ打ち、時には己の身も顧みない無茶をする事も。


人間関係

百科事典に記事がある人物のみ記す。

  • ギデオン:対エルドラージ戦で彼から提案されたゲートウォッチのメンバーに。
  • チャンドラ:彼女が盗んだ巻物を追跡する追っ手だったが、ジェイスだった、ゼンディカーで彼女・それともう一人とでエルドラージ開放してしまったといった、色々縁がある。後のゲートウォッチのメンバーその2。
  • ニッサ:ゼンディカーで共闘の際にお互いエルドラージ開放してしまった責があることをカミングアウトする。後のゲートウォッチのメンバーその3。
  • リリアナ:かつて自身の計画の為テゼレットと対決させようと仕組んだが、彼女自身が恋をしてしまう。そしてテゼレットとの対決に勝利したジェイスを待っていたが彼は別の地に去ってしまう。要するに元恋人。後のゲートウォッチメンバーその4。
  • ボーラス:後述の彼との戦い・エルドラージ開放といったボーラスの陰謀に利用されてしまう。
  • テゼレット:無限連合元トップ。テゼレットの要求と狂気からジェイスは友人と共に連合から脱走を決意するもその友人を殺されてしまう。2度にわたる対決の末にテゼレットの精神を完全に崩壊させた・・・と思われたが後に生存が確認された。
  • イマーラ・タンドリス:ラヴニカの古い友人でエルフの女性。初めてラヴニカにやって来た際に彼女の世話になる。
  • ラル・ザレック:当初は敵対していたが後に和解する。
  • ヴラスカ:ラヴニカの影で暗躍する元ゴルガリ団員。ギルドマスターへの反意を暴き立てたことで実質ラヴニカ追放に追いやるも、後に双方にとって意外なかたちで再会を果たす。物語が続く中で、次第に双方ともに恋心を抱くようになり、そして…
  • エムラクール:ジェイスの精神世界の中にまさかの女神の姿で降臨する。・・・しかしそれがヒントとなり、封印成功につながる。
  • アジャニ:どちらもローウィンの頃からの登場だが以外にも初遭遇は2016年発売のカラデシュの背景ストーリー。後に彼も後のゲートウォッチのメンバーになる。


背景ストーリーでのジェイス

ジェイス・ベレレンが主人公の小説「Agents of Artifice」にて、彼が普段ラヴニカで生活していることが伺える。

また、テレパシーにより富裕層より秘密を盗み出してお金を儲けている。

テゼレットとの対立、リリアナとの出会いの様子なども同書で読むことができる。


ウェブコミック「Fuel for the Fire(炎に注ぐ油)」やチャンドラ・ナラーが主人公の小説「The Purifying Fire」では、多次元間陰謀団の指令により、チャンドラに盗まれた巻物を取り戻す任務についたことがわかる。


ウェブコミック「Awakenings」「Enter the Eldrazi」や小説「Zendikar: In the Teeth of Akoum」では、チャンドラから奪還した巻物の謎を追って、不安定なマナに満ちた危険な次元であるゼンディカーに向かったことがわかる。


テゼレットが主人公の小説「Test of Metal」では、一度は倒した筈のテゼレットと再会する。


登場カード

ジェイス自身のカード

プレインズウォーカー実装時から登場しているので、バリエーションが多い。


ジェイス・ベレレン

マナコスト(1)(青)(青)
カードタイププレインズウォーカー — ジェイス
初期忠誠度3
能力[+2]:各プレイヤーはカードを1枚引く。
[-1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
[-10]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーのカードを上から20枚、自分の墓地に置く。

3マナという軽さと複数種類のドロー能力で手札を増やしやすい。呪文・特殊能力で試合の主導権を握るコントロールデッキで活躍した。[+2]能力は両プレーヤーが引けることを利用してライブラリーアウト狙いのデッキで使用されることも。収録されたエキスパンションはローウィン、基本セット2010と基本セット2011で再録された。


精神を刻む者、ジェイス(メイン画像)

マナコスト(2)(青)(青)
カードタイププレインズウォーカー — ジェイス
初期忠誠度3
能力[+2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]:カードを3枚引く。その後、あなたの手札のカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。

エキスパンション:ワールドウェイクで収録された初の4種類能力持ちプレインズウォーカー。ライブラリー操作能力+クリーチャーを手札に強制的に戻す。

[+2]能力は誤植ではなく、対戦相手のライブラリーに干渉可能


戦況がこちらに傾いている時に毎ターン使えば、相手の逆転の目を徹底的に潰す戦術も可能。それ抜きでも、[0]能力を毎ターン起動して手札整理&補充を繰り返すだけでアドを稼げる。


ハンド・アドバンテージとボードコントロールの両面に優れ、

フィニッシャーにもなれるので、歴代プレインズウォーカーの中でも最強クラス。

ついた異名は新ジェイスならぬ神ジェイス。凶悪な効果からスタンダードでは6年3ヶ月振りの禁止カードに指定される

(詳しくは外部リンク参照)


禁止カードとはいえ、ジェイスカードの中では一二を争う知名度なので、デュエル・マスターズでゲスト参戦した際はこちらのバージョンでカード化。(絵はデュエマ版の担当絵師による描きおろし


  • モダンでは

公式フォーマットの一つ、モダン(ミラディン・ブロック以降のカードが使用可能なルール)では、さすがにスタンダード環境最強カードがモダンでも最強であってはならないとして設立と同時に禁止カードに指定。


だったのだが、2018年2月に解禁が公表された。(詳しくは外部リンク参照)

これはモダンで高速かつ攻撃的なデッキが増え、4マナの呪文をメイン・フェイズに唱えるためのハードルが高くなっていることから、コントロールデッキの選択肢として適正であると判断された為である。

また、同時に血編み髪のエルフも解禁。お互いに牽制しあう関係となっている。


記憶の熟達者、ジェイス

ジェイス・ベレェレン

マナコスト(3)(青)(青)
カードタイププレインズウォーカー — ジェイス
初期忠誠度4
能力[+1]:プレイヤー1人を対象とする。あなたはカードを1枚引く。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを自分の墓地に置く。
[0]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上から10枚のカードを自分の墓地に置く。
[-7]:望む数のプレイヤーを対象とする。それらのプレイヤーはそれぞれカードを20枚引く。

さすがに前回が強すぎたのか今回はややマナコスト高めでライブラリーアウト勝ち狙い特化になる。基本セット2013・基本セット2014で再録された。


余談だが、尖がった前髪ゆえにあだ名はジェイスネ夫


思考を築く者、ジェイス

思考を築く者、ジェイス

マナコスト(2)(青)(青)
カードタイププレインズウォーカー — ジェイス
初期忠誠度4
能力[+1]:あなたの次のターンまで、対戦相手1人がコントロールするクリーチャー1体が攻撃するたび、それはターン終了時まで-1/-0の修整を受ける。
[-2]:あなたのライブラリーの一番上から3枚のカードを公開する。対戦相手1人は、それらのカードを2つの束に分ける。一方の束をあなたの手札に加え、他方をあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
[-8]:各プレイヤー1人につき、そのプレイヤーのライブラリーから土地でないカードを1枚探し、それを追放する。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。あなたはそれらのカードを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。

エキスパンション:ラヴニカへの回帰でまたもや登場。[+1]能力は複数のクリーチャーに効くので意外と耐える。これで相手のクリーチャーの攻撃を妨害・[-2]能力で複数の中から一枚選べる為、良質なドローが可能。こちらもコントロールデッキで活躍した。


ギルドパクトの体現者、ジェイス

マナコスト(2)(青)(青)
カードタイププレインズウォーカー — ジェイス
初期忠誠度5
能力[+1]:あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見る。それらのうちの1枚をあなたの墓地に置く。
[-3]:他の土地でないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-8]:各プレイヤーは自分のライブラリーに自分の手札と墓地を加えて切り直す。あなたはカードを7枚引く。

基本セット2015版はドロー能力は無し。[-3]能力は土地以外なら対象に取れることから、コントロール系よりもクリーチャーを呪文でサポートするクロックパーミッション系デッキや青ビートダウンのような攻め手の多いデッキで相手にプレッシャーをかける使われ方が多い。


ヴリンの神童、ジェイス→束縛なきテレパス、ジェイス

表面カード名ヴリンの神童、ジェイス
マナコスト(1)(青)
カードタイプ伝説のクリーチャー — 人間・ウィザード
パワー/タフネス0/2
能力(T):カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
あなたの墓地にカードが5枚以上あるなら、ヴリンの神童、ジェイスを追放し、その後、これを変身させた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
裏面カード名束縛なきテレパス、ジェイス
マナコスト(無し)
カードタイププレインズウォーカー — ジェイス
初期忠誠度5
能力[+1]:クリーチャーを最大1体まで対象とする。あなたの次のターンまで、それは-2/-0の修整を受ける。
[-3]:あなたの墓地にある、インスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とする。このターン、あなたはそれを唱えてもよい。このターンにそのカードがあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
[-9]:あなたは「あなたが呪文を1つ唱えるたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上から5枚のカードを自分の墓地に置く。」を持つ紋章を得る。

マジック・オリジンでプレインズウォーカー瞬間を再現した両面カード。

それゆえ場に出した時は普通の人間クリーチャーだが条件を満たすとプレインズウォーカー化する仕様となっている。

長期戦になれば、墓地が肥えて裏面の[-3]能力の選択肢が増え強力になっていく。コントロール系デッキ・使い回したいインスタントもしくはソーサリーのあるデッキ等々幅広い活躍を見せる。


秘密の解明者、ジェイス

マナコスト(3)(青)(青)
カードタイププレインズウォーカー — ジェイス
初期忠誠度5
能力[+1]:占術1を行い、その後カードを1枚引く。
[-2]:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-8]:あなたは「対戦相手1人が各ターンの自分の1つ目の呪文を唱えるたび、その呪文を打ち消す。」を持つ紋章を得る。

ソリンと接触しエムラクールの情報を得る為にイニストラードを訪れた姿がエキスパンション:イニストラードを覆う影でカード化。

ちなみに占術1を行うとは『あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたのライブラリーの一番下に置いてもよい』という意味である。

ややマナコストは重いが長期戦を前提としたデッキでは[+1]能力での良質なドローが役に立つ。


巧妙な精神魔道士、ジェイス

マナコスト(4)(青)(青)
カードタイプ伝説のプレインズウォーカー — ジェイス
初期忠誠度5
能力[+1]:カードを1枚引く。
[+1]:あなたがコントロールしているクリーチャーをすべてアンタップする。
[-9]:クリーチャー最大3体を対象とし、それらのコントロールを得る。

イクサランのプレインズウォーカーデッキ収録のジェイス。

地味に重いため、あまりデッキには複数枚入れにくいが、癖が無くドロー用としては使いやすい。

なお、カードタイプの表記が伝説のプレインズウォーカーになっているが。それに関してはこちらを参照。


狡猾な漂流者、ジェイス

焦るんじゃない、俺は記憶が減っているだけなんだ

マナコスト(1)(青)(青)
カードタイププレインズウォーカー — ジェイス
初期忠誠度3
能力[+1]:このターン、あなたがコントロールしている1体以上のクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
[-2]:「このクリーチャーが呪文の対象になったとき、これを生け贄に捧げる。」を持つ青の2/2のイリュージョン・クリーチャー・トークンを1体生成する。
[-5]:それらが伝説でないことを除き、狡猾な漂流者、ジェイスのコピーであるトークンを2体生成する。

記憶喪失となってイクサラン次元に流れ着いた時の姿。自分が何者であるかも分からぬまま、かつては敵であったヴラスカに拾われ、彼女の海賊船の一員となる。それゆえ外套要素が少なめ。

収録エキスパンションはもちろんイクサラン


まさかプレインズウォーカーの唯一性ルール廃止と同時に自分自身のトークンを精製するPWが登場するとは誰が予想した!

[-5]能力を起動させると3+3で起動後の合計忠誠度が1増えることになり、最初の1体を対処し損ねるとコピーやトークンの生成でボード・アドバンテージを稼がれ続け、時間が経つほど根絶が難しくなる。長期戦を目的としたデッキで採用する際はぜひとも狙っていきたい。


なお、スタンダードではなくモダンの話になるが、トークン2倍出てくるようになりカウンターも2倍乗るようになるエンチャント『倍増の季節』というものがラヴニカ・ブロックに存在する

(カードテキストは日本公式ウェブサイト参照)

倍増の季節の後にこれを出すと、最初から[-5]能力が使用可能になり、これを連発すれば無限ジェイストークン。さらに、そこから[-2]能力を使えば無限トークンというどえらい状態になる。


秘儀の策士、ジェイス

マナコスト(4)(青)(青)
カードタイプ伝説のプレインズウォーカー — ジェイス
初期忠誠度4
能力 あなたが各ターンのあなたの2枚目のカードを引くたび、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
[+1]:カードを1枚引く。
[-8]:このターン、あなたがコントロールしているクリーチャーはブロックされない。

灯争大戦のプレインズウォーカーデッキ収録のジェイス。誘発型能力は+1/+1カウンターによるクリーチャーの強化。忠誠度能力はドローとブロック制限。

能力は割と噛み合っている組み合わせだが、マナコストが重い。


ちなみに数少ない+1/+1カウンターを使う青単色PWでもある。


神秘を操る者、ジェイス

マナコスト(1)(青)(青)(青)
カードタイプ伝説のプレインズウォーカー — ジェイス
初期忠誠度4
能力あなたのライブラリーにカードがないときにあなたがカードを引くなら、代わりにあなたはこのゲームに勝利する。
[+1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上からカードを2枚自分の墓地に置く。カードを1枚引く。
[-8]:カードを7枚引く。その後、あなたのライブラリーにカードがないなら、あなたはこのゲームに勝利する。

2019年発売のエキスパンション:灯争大戦に収録された1枚。レアリティはレア。

灯争大戦のプレインズウォーカーカードはエンチャントのように戦場で機能する常在型能力を持ち、このカードも特殊勝利条件能力を持つ。


なお、日本語版のブースターパックに限り、50%の確率で日本イラストレーター描き下ろしのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カードが通常版の代わりに封入されており、

担当するのは他TCGでも活躍されているタカヤマトシアキ氏(ユーザーページリンク参照


神秘を操る者、ジェイス

マナコスト(1)(青)(青)
カードタイプ伝説のプレインズウォーカー — ジェイス
初期忠誠度4
能力キッカー(2)
鏡映魔道士、ジェイスが戦場に出たとき、鏡映魔道士、ジェイスがキッカーされていた場合、伝説でなく初期忠誠度が1であることを除いて鏡映魔道士、ジェイスのコピーであるトークンを1体生成する。
[+1]:占術2を行う。
[0]:カードを1枚引き、それを公開する。鏡映魔道士、ジェイスの上からそのカードの点数で見たマナ・コストの等しい数の忠誠カウンターを取り除く。

・キッカー(○○)―唱える時にカッコ内で指定された追加コストを払うことで別の効果を追加して場に出すことができる


ゼンディカーの夜明け収録のジェイス。忠誠度能力は占術と、忠誠カウンターを引き換えにしたドロー。

特徴とてキッカーを持ち、追加コストを払って出した場合は自身のトークンを出せるので、擬似的に1ターンに忠誠度能力を使う回数を増やせる。


なお、ゼンディカーの夜明けでは通常イラストとは別に枠無し拡張アート版の2種類のイラストが存在する。


関連タグ

MTG プレインズウォーカー

ゲートウォッチのチームメンバー

ギデオン・ジュラ チャンドラ・ナラー ニッサ・レヴェイン リリアナ・ヴェス アジャニ


外部出演

ロードオブヴァーミリオンにてゲスト参戦

デュエル・マスターズ:超ブラック・ボックス・パックにてゲスト参戦。


外部リンク

『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「ジェイス・ベレレン」の紹介記事

『『イクサラン』プレインズウォーカー達の軌跡』

『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「狡猾な漂流者、ジェイス」の壁紙ダウンロード


非公式リンク

M:TG Wikiにおける「ジェイス・ベレレン」の項目

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