概要
ソビエト連邦(出生当時)・ノヴォシビルスク市出身。
16歳の時地元で放映された「美少女戦士セーラームーン」を見て日本アニメの大ファンとなる。1998年ごろに自ら日本語サイトを立ち上げ、サイト内で自身が日本語で歌唱したアニソンを公開、話題になる。
2002年に有志の招致で初来日を果たし、2005年からは本格的に日本在住で活動を始める。
声優としては経歴を活かしてロシア語を話すキャラクターが多いものの、流暢な日本語での演技も披露している。また、後述の通りアニメなどにおけるロシア語監修も数多く手がけており、タレント活動も継続して行なっている。
所属は2010年9月まではメディアフォース、2014年5月までは81プロデュースに所属。
その後フリーを経て、2015年3月1日付けで株式会社ケイハイブ所属。(福井裕佳梨などが在籍。)
歌手活動も精力的に行っており、2016年5月に新設された音楽レーベル「PRESTAR」のオープニングアーティストに平山笑美と共に抜擢されている。
本名はイヴギェーニヤ・ダヴィデューク(露: Евгения Давидюк / Yevgeniya Davidyuk)。
ジェーニャ(Женя)とはイヴギェーニヤおよびその男性形・イヴギェーニイ(Евгений)の愛称形である。声優・タレントとしての出演時は「ジェーニャ」、ロシア語監修と作詞の時は「Jenya」表記でクレジットされる事が多い。
余談だが、ロシアのフィギュアスケート選手であったエフゲニー・プルシェンコの愛称も「ジェーニャ」である。日本のメディアでは「エフゲニー」表記がほとんどだが、実際の発音は上記の通り「イヴギェーニイ」となる。
このほか、初期は「秋葉いつき」の名前を使っていたこともある。
父親は元ロシア軍で特殊部隊『スペツナズ』に在籍したこともあって、軍事面に詳しい。
また、来日前から漫画『ブラックラグーン』でロシア文化考証を行なっていた。
日本語と英語、ロシア語のトリリンガルで語学に明るいことから、複数の作品にロシア語監修という形で関わっている(自身が声優として出演していない作品にも参加している)。
2016年11月14日、自身のブログで日本人一般男性と入籍したことと、妊娠していることを公表。
2017年3月21日に、同じくブログで無事女の子を出産したことを発表した。
現在、娘は赤ちゃんモデルとして活動しているという。
出演作
アニメ
※ロシア語担当。日本語担当は上田麗奈。
ウィオラ@ラストエグザイル-銀翼のファム-
ネルフベタニアベース職員@ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(デビュー作)
特撮
ゲーム
TV番組その他
NHK教育:『テレビでロシア語』(2013年4月4日~2017年9月)、『ロシアゴスキー』(2017年10月~)
日本テレビ系:『なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付』G20メンバー(2015年10月~2016年3月18日(最終回))
フジテレビ系:『夫婦JAPAN』
その他『笑っていいとも!』(フジテレビ系)『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系)等単発でバラエティにも出演。
※因みに『テレビでロシア語』では出演者に同名の河合エフゲーニヤ(Евгения Каваи、愛称はジェーニャ(Женя))がいたため声優の方は『金髪の方』である。
ロシア語監修・指導
※声優としても出演している作品は太字で表記
- BLACK LAGOON…原作漫画でロシア文化考証を担当、アニメシリーズでロシア語監修を担当
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破…ロシア語セリフの翻訳を担当
- 聖痕のクェイサー…テレビ本編シリーズから指導を担当し、OVAにて声の出演あり
- ラストエグザイル-銀翼のファム-…作中の架空言語グラキエス語は実際にはロシア語であり、日本語の元セリフをロシア語に翻訳する形で対応した
- リトルバスターズ!
- ひなろじ〜from Luck & Logic〜
- クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!
- THE NEXT GENERATION -パトレイバー-
- ガールズ&パンツァー劇場版
- 凍京NECRO
- 国境のエミーリャ
- エスカ&ロジーのアトリエ…架空言語の指導
余談
メイン画像は2013年の冬コミ参加者のレポート漫画。(愛宕のコスプレをしたジェーニャ)
関連イラストはCDのパッケ絵や彼女がモデルのマスコットキャラを書いた山中虎鉄氏の物が多い。
関連タグ
- 上坂すみれ・・・大学でロシア語を専攻し、ロシア語が得意。「ガールズ&パンツァー劇場版」で共演も果たす。
- 劉セイラ・・・Jenya同様に海外で日本のアニメにはまり声優を目指す。またNHKの語学講座番組に出演している所も共通。(こちらは『テレビで中国語』のナレーション担当。 )
外部リンク
公式ブログ『From Russia with love...』