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文在寅の編集履歴

2022-08-20 10:14:32 バージョン

文在寅

むんじぇいん

文在寅とは、韓国の政治家。大韓民国第19代大統領。

概要

1953年1月24日巨済島生まれ。

実家は北朝鮮から避難してきたという経緯から貧しかったため、大学は一浪して奨学金制度に恵まれていた慶煕大学校法科大学に入学。

大学時代は朴正煕政権に反対する学生運動に参加、この運動を通じて後の妻金正淑と交際を始めている。この運動参加のため逮捕され、兵役を早められる処分を受けている。

兵役除隊後に弁護士となり、当時弁護士だった盧武鉉の事務所に就職、反全斗煥政権の市民運動にも参画した。司法修習生時代に金正淑の方からプロポーズを受けて結婚、2子の父である。


ボス弁である盧の政界デビューに従い彼のスタッフとして入り、彼の大統領退任まで側近として付き従った。この時つけられた「盧武鉉の影法師」というあだ名は、本人も気に入っているらしい。

盧の退任後は一度弁護士に戻ったが、金大中の頼みで政界入りを決意、2012年に国会議員デビュー。

2012年の大統領選挙に一度出馬するも朴槿恵に敗北。

2017年に朴槿恵が失職したのに伴い、再度大統領選に出馬して当選。


政策・実績


主な内政実績

政策としては中道左派と言われており、外交では北朝鮮に融和的な態度をとる。

国内政策では大企業批判と中小企業の支援を核にして、『労働者の最低賃金値上げ』を目玉政策に掲げる。

経済的自由主義(新自由主義)に懐疑的で大きな政府福祉国家を目指している。

だが、韓国内の不況に有効な手を打てないままで投入されたため、結果として彼の経済政策は、経営状況の厳しい中小企業が労働者を多数解雇する事に繋がり、失業率を増加させる結果となる。

また、大企業に対しても常に対立する関係でいた為、結果として大企業と中小企業の両方に打撃を与える経済政策を展開することとなった。

2017年、就任初っ端堤川スポーツセンター火災、年を越して密陽世宗病院火災と立て続けに大規模ビル火災が発生。行政の不手際で周辺の交通遮断もできず消防車両が阻害され、多数の犠牲者を出した。彼は朴槿恵批判の際にセウォル号事故を強く批判し、大統領選では「大規模災害時は青瓦台が指令センターとなる」と掲げていたため、保守・対北朝鮮主敵観の層が多い“韓国版2ちゃんねること日刊ベストストア(通称「イルベ」)で早速袋叩きに。しかもそのログの翻訳を行っている日本のブログ「カイカイ反応通信」の美味しいネタとなり、彼の執政能力を疑問視する声が全世界に拡散。以降、何らかの形でイルベを閉鎖に追い込もうとするようになるが、イルベのサーバー自体が韓国国外にあるため完全にシャットアウトすることができず(そんなことをしたらアメリカに何言われるかたまったもんではない)、ことごとく失敗に終わっている。

2019年には、彼の側近であり文の後継候補とも目されていたエースである曺国を法務部長官(日本の法務大臣相当)に指名した矢先、曺の親族による不正行為(名門大学である高麗大学へ娘の不正入学や奨学金不正受給、息子の5度に渡る徴兵逃れ、不正蓄財など)が次々に報じられ、曺は「玉ねぎ男」(剥いても剥いても疑惑が出てくるという点)のレッテルを張られ、高麗大学に家宅捜索が入る騒ぎに発展。

前任者の朴政権失墜に繋がった崔順実関連事件を彷彿とさせる展開に、韓国内の大学生(特に曺の勤務先であったソウル大)を中心に大きな反発を招くこととなった。

野党側からも追及され大炎上の最中、なんと2019年9月9日に曺の法相就任を強行。その前々日には台風13号が朝鮮半島を縦断し韓国にも多大な被害が出た直後だけに多くの人を唖然とさせた。


主な外交実績

上記の通り、政権当初から北朝鮮には融和的な姿勢を取ることで知られ、北朝鮮が2017年に度重なる太平洋方面へのミサイル発射を行い日本アメリカがピリピリしている最中に北朝鮮への援助を表明。

2018年4月27日には、韓国大統領として初めて板門店の軍事境界線で金正恩と握手を交わすという挙に出た。

平昌五輪では、直前にすでに代表選手が決まっていたアイスホッケー代表チームを強引に南北合同チームにするという強権を発揮、競技ファンや代表チームを唖然とさせ、若年層を中心とした国民から猛批判を浴びた。結果的に本番で合同チームは惨敗、不備が相次ぐ平昌オリンピックでの多額の負債など五輪運営のグダグダぶりも合間って国民の不満が増している。

もっとも、北朝鮮からも「間抜けな親米逆賊」「植民地忠犬」とボロクソに言われている。


対日関係に関しての政策は「最悪」の一言に尽き、日本との関係をここまで悪化させたのは李承晩以来ではないかと思われる。

既に大統領選の時点で、2015年に締結された所謂日韓慰安婦合意の破棄を選挙公約に掲げていた。2017年には、慰安婦問題に関する日本への糾弾とそれにアメリカが同意している事をアピールする事を画策し、当時のアメリカ合衆国の大統領であるドナルド・トランプ氏が国賓として韓国に訪れた際、歓迎晩餐会において日本の従軍慰安婦の代表とされる李容洙氏を勝手に招待。更には、彼女にトランプ氏に抱き着かせてまでいるのだが、当のトランプ氏本人が、李容洙氏が従軍慰安婦であったのか理解していたかは疑わしい。

2018年以降はますます反日色を強くした外交態度をとるようになる。朴政権で一度決着をつけていた政府間合意を一方的に破棄するのみならず、2018年の末には日韓請求権協定で決着していた徴用工問題までも蒸し返して、日本企業に対する賠償責任を認めたことで、更なる日韓関係悪化を招く。また、2019年には日韓両政府によって設立された慰安婦問題解決のための財団を日本側への通告なしで解散した。この時日本の安倍晋三首相は「やっておいてよかった。10億円は手切れ金だよ」という趣旨の発言をしたらしい。

更には、日本の自衛隊機へのレーダー照射事件等もあり、その対応から日本側からの不信を招く自体が連続したことで日本との関係悪化に歯止めが利かない有様となり、もはや「過去最悪よりも更に悪い関係」と、韓国内にすらも強い批判を浴びる程になり、かつての親分である盧政権時代より事態は混沌としてきている。


2019年6月には、トランプ大統領と北朝鮮の指導者である金正恩との会談である「米朝首脳会談」において、自らが「アメリカと北朝鮮の歩み寄りの功労者」である事を世論(特に日本)へアピールする下心があってなのか、当事者2人(トランプ大統領と正恩氏)に呼ばれた訳でもないのに勝手に会談の場である板門店へ乗り込むという暴挙に出ている。しかし、以前の会談で「日本との関係を改善しろ」と言われていたにも拘らずむしろ関係を悪化させる一方だった事からか、この頃にはアメリカ側からの信用も「最悪」となっていた。当然、トランプ大統領には「政治的マナーを無視している」と見なされたのか、この時の行動を迷惑にしか思われなかったらしく、トランプの後に続いて歩み出ようとした所、アメリカ側のガードマン達に遮られ締め出しを喰らうという醜態をテレビで晒してしまう事になる。この光景は、テレビで見た世界中の人々からの失笑を買ってしまったのは言うまでも無く、韓国国民達にも韓国がアメリカと北朝鮮から蚊帳の外扱いされている事実が知れ渡って、落胆させてしまう事態となった(それでも、懲りようとしなかった文氏は、その後トランプ大統領と正恩氏が対面する光景を撮影するカメラマン達に紛れ込んで、強引に割り込む形で正恩氏に握手を交わす等、仮にも一国の大統領とは思えない姑息さを見せていた)。

2019年7月には日本からのフッ化水素(半導体産業には欠かせない物質のため日本からの輸入に頼らざるを得なかった)を始めとする韓国の貿易産業に必要な素材輸入に関しての優遇措置を打ち切られる。これに関しても日本に反発するコメントを何度か発表しており、さらに事態悪化に拍車をかけており、一連の流れから日本への観光客が減ったこともあり大韓航空など韓国航空会社の便数も減っているなど玉突き式の状態に陥っている。

このフッ化水素の輸出制限に対する対抗策として、同年8月には日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を実行すると発表したことで、この協定に加盟している米国との関係も悪化する。

同年11月に、破棄の実行を停止するというどっちつかずの言葉で事実上のGSOMIA継続を決定する。

しかし、これによりGSOMIA破棄を指支持していた北朝鮮と中国の両方からも非難を浴びることになり、中国・北朝鮮との関係も悪化する。

2020年、アメリカ合衆国第59代大統領選挙で民主党ジョー・バイデンが当選すると、表面上強行的な前任者や日本の自民党と友党関係にある共和党とは異なり、対中・対北宥和政策と、そのついでに日本との調停も行ってくれると期待していたようだが、バイデンは就任後いきなり対中強硬発言を繰り返し文在寅の思惑は木っ端微塵になった上、ド忘れしていたのか2015年の日韓慰安婦合意の立会人がオバマ大統領でしかもバイデンはその時副大統領だったから、顔に泥を塗られたと激怒しているバイデン政権は日本側の……端的に表現すると、「なにもできやしないからほっときますんで口出さないでください」という趣旨の内容を飲んで害のない範囲では放置することに。

この結果、国内でも左派・右派を問わずに反感を買うことになる。

上記の相次ぐ暴挙もあり、韓国内の景気も回復の兆しがないため不満を抱く国民も少なくなく、「文災殃(災殃=災難の意味で読みがジェアン)」という渾名さえつけられる羽目になっている。


2020年にはCOVID-19の世界ワースト2位の大流行という事態に陥り、当初は風当たりが強かったものの遅れて欧州諸国が韓国を上回る感染拡大が起こり、韓国が終息に向かったことで支持率を取り戻すことになった。

しかし不景気と言う大きな問題はさらにのしかかることになり、舵取りは困難な状況にある。

……の上に2021年には再度感染爆発が起こり(これはオミクロン株が発見され日本に上陸するの話である)、韓国国民はまたしても嘆くことに。

そして……2021年末に都市部特に首都ソウル圏の不動産価格高騰に対して抑制政策をとることを表明。

……土地神話……総量規制……うっ、頭が…………


さらに任期終了間際の2021年晩秋から2022年年明けにかけてオミクロン株の感染者数が大爆発、最高潮の日には1日64万人の感染者を叩き出す惨状となり自慢だった「K防疫」を事実上破棄することになった。

韓国の大統領は再選できないため、李在明を後継者として支援してきたが野党候補として尹錫悦が立ちはだかり、早くから接戦が予想されていた。また厳しいコロナ対策規制により韓国に多い零細自営業者の不満も噴出しており、彼らの票欲しさにまだ感染者数が多い時期に規制緩和を打ち出し、韓国内の医師業界との関係も悪化することとなった。

結果、李は尹に敗北に終わってしまった。


日本の左派運動家雨宮処凛山本太郎の側近でもあり、彼女本人も日本での文政権支持集会に参加したことがある)の著書を愛読していると報じられており、日本の一部運動家との繋がりもあると見られている。



日本人Webユーザーからの評価

特に最近保守層の力が強まっている日本のWebユーザーの評価は──


おそらく韓国大統領史上最高


もちろん、日本にとって、である。


もう誰も「日韓関係修復」などとヌかさない、ヌかしたやつは社会的に抹殺というところまで日韓関係を破壊し尽くしてくれた韓国大統領として、

「史上最高の韓国大統領です。日本にとって。途中で辞めないでね」

「どうせ敵国なんだから北と併合しちゃおうねー。カネは出さないけど

「栄光ある大韓民国最後の大統領として最後まで意思を貫いてください」

「あなた方が味わっているのは正に日本の民主党政権の3年間そのものです。自分たちで選んだんだからゴチャゴチャ言うな」


……などともう言われたい放題である。

(ちなみに、自分たちで選んだ自民党の親中派・親韓派議員はボロクソに言っている)


ちなみに実は韓国と台湾の立場は、それぞれ前任者の親日・反日が逆転しているので、日本の保守系Webユーザーのそれぞれへの反応は、


第7代中華民国総統選挙・第19代大韓民国大統領選挙

  • 台湾総統:馬英九
    • 台湾へ「国民党総統なんか選出しやがって。結局お前らも反日かよ」
  • 韓国大統領:朴槿恵
    • 韓国へ「韓国の反日はしょーがねぇけど、なんかクネちゃん憎みきれないんだよなー」

から、


第7代中華民国総統選挙・第19代大韓民国大統領選挙

  • 台湾総統:蔡英文
    • 台湾へ「台湾加油!! 日本はいつでも台湾のことは見捨てません!!」
  • 韓国大統領:↑の人
    • 韓国へ「いいぞもっとやれムンムン!! 日韓断交まで止まるんじゃねぇぞ!!」

……とまぁ、実に現金なものである。


軍歴

政権初期において彼が熱狂的に歓迎されたのは、前任者の圧倒的不人気もあるが、彼の軍歴も起因している。

彼の最終軍歴は陸軍特戦司令部所属の兵長という、韓国軍でも有数の精鋭であり、有事の際は北朝鮮に対しカウンターゲリラを行う役目を担う部隊の出身である。著名なポプラの木事件でも彼は現場の最前線で待機して有事に備えていた経歴を持ち、降下回数も平均の4倍行ったという抜群の成績を納めて表彰されている。

原則韓国では全ての成人男性は兵役につかなくてはならないが、上流階級の子弟はあの手この手で兵役逃れをしており、国会議員でも兵役経験者は決して多くない。この中でアメリカ軍で言えばグリーンベレー相当の部隊にいた彼が大統領の職に就くというのは異色中の異色なのである。


スキャンダル

近年になって、2017年時における大統領選挙時に、なんと選挙用の1tトラックがバイクと衝突して死亡事故を起こしていた事実が判明。

しかも、この時に車線変更していた選挙用トラックは、車線変更禁止区域にて違法に車線変更を行い、それが事故に繋がる事態となってしまっているのだが、トラックの運転手は瀕死の重傷を負ったバイクの運転手(36)を放置したまま、救急車を呼ぶ事無く、別の所(恐らく文在寅本人の元)へ連絡を取っていたとされている。

この件については、死亡したバイク運転手の遺族である叔父が、自身のSNSにて事故についての告白を行い文在寅候補陣営を強く批判しており、更には「セウォル号事件当時の大統領による不適切な行為に憤慨し批判した政党所属の人間達が、何故自分の党の選挙カーの過失によって起きた事故の被害者の弔問には誰一人として訪れないのだろうか?死亡者一名は票に繋がらないからなのか」と語ったとされている。


易地思之(ヨクチサジ)

文在寅が多用していた四字熟語。

言葉の意味としては「相手の立場を考える」だが、主に相手に自分の事を考えさせる為に使われる。

つまり「お前は私の気持ちを考えて行動しろ」という強要の言葉として多用される。

文在寅に限らず韓国では常識レベルの思想である為、「理由」や「根拠」よりも「情」の濃さを尊重する要因の一つとなっている。


文在寅(ムンジェイン)_最後の足掻き

就任してから5年間、最早歴代最強と言われるぐらいのやらかしをした事で、発言通り「一度も経験したことのない国」を作り上げた文在寅。(無論悪い意味で)

隠蔽や捏造の限りを尽くし、異議のある者を叩き、南北統一を目指して北朝鮮にすり寄り、自分がやってきた事に自画自賛して、挙句の果てに自分用の勲章まで作らせた。

しかしそこは歴代大統領の中でも初代に次いで最も韓国人らしい韓国人、最後の最後まで格が違った。


2022年の5月、退任まであと少しという所で検察の捜査権を剥奪する法案を、当時の与党であった共に民主党と共に、強行可決で成立させた。

尹錫悦に政権交代した後の報復捜査によって逮捕されない為なのは誰が見ても明白だった。

自分が報復されない事だけを考えて思い付いた保身策が通り、退任後の逮捕から逃げ切った…少なくとも、この時は。


韓国の初代大統領はハワイに逃げてそのまま一生を終えたが、文在寅は田舎に逃げて忘れられた人になりたい」ようだ。

しかしいかに韓国国民といえど、自分達の国を家計債務世界一にした男の事なんてを中々忘れられないだろう。

その証拠に隠居先で騒ぎが起きているようだ。


因みに検察から奪った捜査権限は警察に与えた模様。


関連タグ

韓国 大統領

BTS:文氏が大統領特別使節に任命したアイドルグループ。

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