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文在寅

むんじぇいん

文在寅とは、韓国の政治家。大韓民国第19代大統領。
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概要

1953年1月24日巨済島生まれ。
実家は北朝鮮から避難してきたという経緯から貧しかったため、大学は一浪して奨学金制度に恵まれていた慶煕大学校法科大学に入学。
大学時代は朴正煕政権に反対する学生運動に参加、この運動を通じて後の妻金正淑と交際を始めている。この運動参加のため逮捕され、兵役を早められる処分を受けている。
兵役除隊後に弁護士となり、当時弁護士だった盧武鉉の事務所に就職、反全斗煥政権の市民運動にも参画した。司法修習生時代に金正淑の方からプロポーズを受けて結婚、2子の父である。

ボス弁である盧の政界デビューに従い彼のスタッフとして入り、彼の大統領退任まで側近として付き従った。この時つけられた「盧武鉉の影法師」というあだ名は、本人も気に入っているらしい。
盧の退任後は一度弁護士に戻ったが、金大中の頼みで政界入りを決意、2012年に国会議員デビュー。
2012年の大統領選挙に一度出馬するも朴槿恵に敗北。
2017年に朴槿恵が失職したのに伴い、再度大統領選に出馬して当選。

政策・実績


主な内政実績

政策としては中道左派と言われており、外交では北朝鮮に融和的な態度をとる。
国内政策では大企業批判と中小企業の支援を核にして、『労働者の最低賃金値上げ』を目玉政策に掲げる。
だが、韓国内の不況に有効な手を打てないままで投入されたため、結果として彼の経済政策は、経営状況の厳しい中小企業が労働者を多数解雇する事に繋がり、失業率を増加させる結果となる。
また、大企業に対しても常に対立する関係でいた為、結果として大企業と中小企業の両方に打撃を与える経済政策を展開することとなった。
2019年には、彼の側近であり文の後継候補とも目されていたエースである曺国を法務部長官(日本の法務大臣相当)に指名した矢先、曺の親族による不正行為(名門大学である高麗大学へ娘の不正入学や奨学金不正受給、息子の5度に渡る徴兵逃れ、不正蓄財など)が次々に報じられ、曺は「玉ねぎ男」(剥いても剥いても疑惑が出てくるという点)のレッテルを張られ、高麗大学に家宅捜索が入る騒ぎに発展。
前任者の朴政権失墜に繋がった崔順実関連事件を彷彿とさせる展開に、韓国内の大学生(特に曺の勤務先であったソウル大)を中心に大きな反発を招くこととなった。
野党側からも追及され大炎上の最中、なんと2019年9月9日に曺の法相就任を強行。その前々日には台風13号が朝鮮半島を縦断し韓国にも多大な被害が出た直後だけに多くの人を唖然とさせた。

主な外交実績

上記の通り、政権当初から北朝鮮には融和的な姿勢を取ることで知られ、北朝鮮が2017年に度重なる太平洋方面へのミサイル発射を行い日本アメリカがピリピリしている最中に北朝鮮への援助を表明。
2018年4月27日には、韓国大統領として初めて板門店の軍事境界線で金正恩と握手を交わすという挙に出た。
平昌五輪では、直前にすでに代表選手が決まっていたアイスホッケー代表チームを強引に南北合同チームにするという強権を発揮、競技ファンや代表チームを唖然とさせ、若年層を中心とした国民から猛批判を浴びた。結果的に本番で合同チームは惨敗、不備が相次ぐ平昌オリンピックでの多額の負債など五輪運営のグダグダぶりも合間って国民の不満が増している。
もっとも、北朝鮮からも「間抜けな親米逆賊」「植民地忠犬」とボロクソに言われている。

2018年以降はますます反日色を強くした外交態度をとるようになり、朴政権で一度決着をつけていた政府間合意を一方的に破棄し、2019年には日韓両政府によって設立された慰安婦問題解決のための財団を日本側への通告なしで解散した。
また、2018年の末には日韓請求権協定で決着していた徴用工問題を蒸し返して、日本企業に対する賠償責任を認めたことで、更なる日韓関係悪化を招く。
2019年には、自衛隊機へのレーダー照射事件などもあり、その対応から日本側からの不信を招く自体が連続したことで日本との関係悪化に歯止めが利かず、「過去最悪よりも更に悪い関係」と韓国内からも強い批判を浴びる程になり、かつての親分である盧政権時代より事態は混沌としてきている。
2019年には日本からのフッ化水素(半導体産業には欠かせない物質のため日本からの輸入に頼らざるを得なかった)を始めとする韓国の貿易産業に必要な素材輸入に関しての優遇措置を打ち切られる。これに関しても日本に反発するコメントを何度か発表しており、さらに事態悪化に拍車をかけており、一連の流れから日本への観光客が減ったこともあり大韓航空など韓国航空会社の便数も減っているなど玉突き式の状態に陥っている。
このフッ化水素の輸出制限に対する対抗策として、同年8月には日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を実行すると発表したことで、この協定に加盟している米国との関係も悪化する。
同年11月に、破棄の実行を停止するというどっちつかずの言葉で事実上のGSOMIA継続を決定する。
しかし、これによりGSOMIA破棄を指支持していた北朝鮮と中国の両方からも非難を浴びることになり、中国・北朝鮮との関係も悪化する。
この結果、国内でも左派・右派を問わずに反感を買うことになる。
上記の相次ぐ暴挙もあり、韓国内の景気も回復の兆しがないため不満を抱く国民も少なくなく、「文災殃(災殃=災難の意味で読みがジェアン)」という渾名さえつけられる羽目になっている。

2020年にはCOVID-19の世界ワースト2位の大流行という事態に陥り、当初は風当たりが強かったものの遅れて欧州諸国が韓国を上回る感染拡大が起こり、韓国が終息に向かったことで支持率を取り戻すことになった。
しかし不景気と言う大きな問題はさらにのしかかることになり、舵取りは困難な状況にある。



日本の左派運動家雨宮処凛山本太郎の側近でもあり、彼女本人も日本での文政権支持集会に参加したことがある)の著書を愛読していると報じられており、日本の一部運動家との繋がりもあると見られている。


軍歴

政権初期において彼が熱狂的に歓迎されたのは、前任者の圧倒的不人気もあるが、彼の軍歴も起因している。
彼の最終軍歴は陸軍特戦司令部所属の兵長という、韓国軍でも有数の精鋭であり、有事の際は北朝鮮に対しカウンターゲリラを行う役目を担う部隊の出身である。著名なポプラの木事件でも彼は現場の最前線で待機して有事に備えていた経歴を持ち、降下回数も平均の4倍行ったという抜群の成績を納めて表彰されている。
原則韓国では全ての成人男性は兵役につかなくてはならないが、上流階級の子弟はあの手この手で兵役逃れをしており、国会議員でも兵役経験者は決して多くない。この中でアメリカ軍で言えばグリーンベレー相当の部隊にいた彼が大統領の職に就くというのは異色中の異色なのである。

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