概要
漫画「ドラゴンボール」のエピソードの一つ。4年間の出来事(19号戦からだと15日間の出来事、セルゲーム編抜くとたった6日間の出来事)。
ナメック星での孫悟空とフリーザの死闘から1~4年後(エイジ764~767)の地球が舞台。敵対勢力は旧レッドリボン軍の人造人間。
セルの登場を境に「人造人間編」「セル編」と分ける見方もあるが、ここではドラゴンボール集英社公式サイトでの表記に従う。
あらすじ
ナメック星でのフリーザ軍の死闘の末、ピッコロの復活とフリーザの打倒を果たした悟空たち。
消滅するナメック星から一人逃げ遅れ、星と運命を共にしたと思われていた悟空だったが、後にポルンガに生き返らせてもらおうとした際に生き延びていることが明らかになる。
そこで孫悟飯たちはポルンガに悟空を地球に連れ戻してもらうよう願うが、悟空はその願いを固辞。ポルンガを通じて「そのうち帰る」とメッセージを残す。
その一年後、サイヤ人との戦いで散っていった仲間達を生き返らせ、ナメック星の人々の新天地への旅立ちを見送った悟飯たちは、地球に邪悪にして巨大な気が近づいているのを感じ取る。それは、フリーザの父・コルド大王とサイボーグとして復活しパワーアップしたフリーザ(メカフリーザ)の乗る宇宙船だった。
突然の強敵の再来に緊張が走るZ戦士たち。
しかし時を同じくして、もう一人の“招かれざる来訪者”が姿を現す。
現れたのはカプセルコーポレーションのジャケットを羽織り、剣を背負った精悍な出で立ちの少年。
少年はなんと超サイヤ人に変身し、たった一人でフリーザとコルド大王を打ち倒してしまう。
しばらくして悟空が帰還し、少年は悟空と会うなり、彼に素性を打ち明けた。
少年の名は「トランクス」。
彼はこれからさらに3年後に出現し、人類を滅亡の危機へと陥れる新たな脅威「人造人間」を倒して未来を救うために、悟空たちに協力を求めに来たという。
RR軍の残党の科学者、ドクター・ゲロの野望を打ち砕くことができるか!?
そして、人造人間との戦闘中に現れた新たな脅威に勝てるか!?
悟空たちと人類に、再び新たな危機が迫ろうとしていた!!
新たな登場人物(順不同)
主人公側勢力
敵対勢力
その他
別表記
関連タグ
人造人間(ドラゴンボール) 精神と時の部屋 セルゲーム レッドリボン軍 タイムマシン 超サイヤ人2 親子かめはめ波
絶望への反抗!!残された超戦士・悟飯とトランクス “未来”トランクス編
とびっきりの最強対最強 極限バトル!!三大超サイヤ人 激突!!100億パワーの戦士たち 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦 サイヤ人絶滅計画
物語の流れ
※各編のタイトルは「ドラゴンボール集英社公式サイト」の表記に従う。
孫悟空少年編⇒ピッコロ大魔王編⇒サイヤ人編⇒フリーザ編⇒人造人間・セル編⇒魔人ブウ編
ネタバレ注意
このエピソードを切っ掛けに、ドラゴンボールの本編がトランクスとセルのタイムマシンによる歴史の改変によって生み出された世界であることが明らかになった。
本編に登場したセルが来た世界Aの未来トランクス<A>が人造人間によって荒廃した世界を変えるために特効薬を持って過去(フリーザ襲来のタイミング)へとむかってことで、世界Bが誕生。
世界Bにおいて人造人間の弱点を入手(恐らく、17号と18号に仕掛けられた爆破装置を利用)した未来トランクス<A>によって世界Aの人造人間たちが死亡。
しかし、17号<A>と18号<A>が死亡したことで完全体になれなくなったセル<A>がトランクス<A>を殺害して、タイムマシンを奪い、トランクスが改変するより更に一年過去へとタイムスリップしたことで、世界Cと世界Dが誕生する。
世界 | 概要 |
---|---|
A | 本編に登場したセルが来た世界、人造人間たちのよって地球は荒廃 |
B | 本編での言及がないがセルが殺した未来トランクスの介入によって出来た世界 |
C | 本編に登場した未来トランクスが来た世界、人造人間たちのよって地球は荒廃 |
D | 本編で描かれる世界、未来トランクスとセルの介入よって出来た世界 |
各世界における差異
未言及の世界Bには不明な点が多いが、未来から来たトランクスによって人造人間を倒したことは本編と共通しており、セルが登場しないという差異がある。
しかし、セルの脅威が無かったため、本編の世界DよりもZ戦士の戦力が大幅に落ちている可能性がある。