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キン肉万太郎の編集履歴

2023-03-16 07:01:11 バージョン

キン肉万太郎

きんにくまんたろう

ゆでたまごの漫画『キン肉マンⅡ世』の主人公。

概要

CV小野坂昌也
出身キン肉星
身長176㎝
体重83㎏
超人強度93万パワー
好物カルビ丼
趣味ナンパ合コン、食べ歩き、Tシャツ製作、天体観測
特技ブラインドタッチ、オナラ
苦手こんにゃく掃除風呂洗顔
血液型O型
星座獅子座

本作の主人公。伝説超人の1人で、キン肉星第58代大王でもある“キン肉マン”ことキン肉スグルの一人息子。新世代超人の一人として地球に降り立ち、悪行超人と戦いを繰り広げる。


性格は若き日の父・スグルに負けず劣らずのドジで臆病でお調子者。加えてスグルには無かった坊ちゃん育ちゆえの傲慢さがあり、不用意な一言で仲間内に軋轢を生む、セコンドへの不信感から指示を無視して敗北するなど、生々しい人格上の欠点が目立つ。


元々成り行きで超人ファイターになった経緯から闘うこと自体に消極的であり、地球に駐屯してからは他の超人たちと一緒に遊びにかまけて日頃のトレーニングを怠ることが多く、よくお目付け役のミートからどやされている。また父親のスグルに似て、いざ試合となれば対戦相手に威圧され失禁し、酷い時にはそのまま逃亡してしまうことも。

加えて非常にスケベでもあり、本作の掲載誌が青年向け雑誌であることも相まって十代とは思えない過激な下ネタを使用することも多い(TVアニメ化の影響か、ストーリーが進むにつれその性癖はだいぶマイルドになった)。アニメではそっちの表現が控えめになった影響か、食い道楽の面が強調されるようになっており、原作では大阪編で子供は行っちゃいけない店に行ってるのを黙ってもらう代わりにサンシャインから翌日の試合のレフェリーとなる事を要求されているが、アニメでは食べ歩きで足りなくなったお金を立て替えてもらう代わりとなっている。

また、原作でもよくギャグのシーンで関西弁を話しているが、アニメでは大阪出身の小野坂が声を当てているため、初めて披露した際にはミートから「何上手すぎる関西弁で商いやってんですか!」と突っ込まれていた。


そのため周囲からはたびたび「ドジ」「アホ」「ブタ」「ダメ超人」などと揶揄されるのが常だが、彼もまた父と同じく心に友情とファイティングスピリッツを宿しており、仲間の危機を救うためならどんなに驚異的な相手であろうと果敢に挑む正義感溢れる熱い心の持ち主でもある。

また、後述にあるがスグルやラーメンマンから指導されていたもののヘラクレスファクトリーでの成績が悪かった事から考察すると

「興味のある事にしか集中出来ない」または「体を動かさないと集中出来ない」

のどちらか(あるいは両方)の体質と言える(スグルからの指導は幼年期であった為指導と認識していなかったと思われる)。


なお、名前の由来は父・キン肉マンがウルトラマンタロウに肖り名前の語呂が「キン肉マンタロウ」になるように考えたものらしい。ヘラクレスファクトリー入学当初は同級生から「キン肉マン・タロウ」と間違えられたことも。アニメではミートからも間違えられているが、ウルトラマンの下りはなく、単なる偶然の一致という風になっている。


先述の通り食い意地が張っているが、中でも一番の好物はカルビ丼。一日三食食べても飽きない程大好きだと語っておりミートを呆れさせている。

アニメ版では「カルビ丼音頭」なるテーマソングも作曲され、父・キン肉マンの「牛丼音頭」よろしく作中に何度も歌われた。更に中盤以降からは視聴者からオリジナル歌詞を公募し実際に作中のキャラクター(主にTeam AHOのメンバー)が歌って披露する「カルビ丼音頭のコーナー」も登場した。


容姿

顔には父・キン肉マンにそっくりのマスクを被っている。マスクの額に開いた穴から前髪の一部を出しているのが特徴で、火事場のクソ力を発動すると額に「肉」の文字が浮かび上がる。キン肉族王家の生まれでその素顔は非常に端正であるとされるが、王家のしきたりによりその素顔を晒すことはない。


衣装は終始レスリングパンツやタンクトップ姿だった父に比べると露出は少なく、「KIN」マーク入りのブルーのボディースーツを着用している。


作中における活躍

連載開始当初は、キン肉マンら旧世代の正義超人(現・伝説超人)の活躍により平和な時代が長らく続き、現代の超人の多くが闘いを知らずに育ったとされており、万太郎も同じく父・スグルから超人レスリングをあまり教えられずに甘やかされて育った。(正確にはスグルから幼年期に柔道などの一定の武術の指導も受けていた)。


彼の潜在能力に早くから気付いていたラーメンマンから、学校の勉強を交換条件に基本的なフットワークを教えこまれ、後に伝説超人たちにより開校されたヘラクレスファクトリーにて他の新世代超人ともどもみっちりしごかれる。卒業試験で父・スグルを制してなんとか卒業試験に合格するものの、その成績は「ぶっちぎりのビリッケツ」と評されており、駐屯地も東京都田園調布の美波理公園に限定された(奇しくも父・キン肉マンのかつての所在地である)。


しかし、実戦においては父譲りの火事場のクソ力や誰もが思いつかないような発想で幾度となく圧倒的不利な土壇場を覆し勝利をつかんでおり、第22回超人オリンピック決勝戦(対ケビンマスク戦)までの全ての試合で勝利してきたが、ケビンとの戦いでは判断を見誤り得意技を全て破られたことで初の大敗を喫する。一方、アニメ版ではミートがセコンドとして重傷を押して馳せ参じたことでヒントを貰い、試合中に何度も破られたキン肉バスターを仕掛けることで精度を高め、試合中にマッスル・グラヴィティを開発するという展開で勝利をもぎ取った(アニメ版のストーリーはここで完全に完結)。


その悔しさをバネに自ら山籠りを敢行しており、以降の試合では敵前で怖じ気付くことも少なくなるなど精神的に一皮剥けた。それでも慢心から相手の精神を逆なでするような言葉を漏らし仲間との不和を招くなど、お坊ちゃん故の未熟さはなかなか払拭できなかった。


しかし、数々の死闘や困難を乗り越えたことで超人レスラーとしても人としても大きく成長していくこととなる。究極の超人タッグ編ではカオスを実質的に弟子に近い形でタッグパートナーに迎え、彼を仲間として引っ張っていく姿が見られる。また、超人オリンピックの決勝戦から悪魔の種子編にかけてミートのセコンドに頼ることができなかったためか試合中での判断力なども磨きがかかっている。


戦闘スタイル

父親であるキン肉スグル同様にキン肉族特有の強靭な肉体と火事場のクソ力を持つファイター。

しかし、パワーファイター気質である父と比べ軽やかな技や関節技を多用する傾向がありバランスが整った戦い方をする。また、持ち前の知識を活かしたり試合中に機転を利かせたりして、形勢を逆転させたり勝利に繋げたりすることが多く、試合中に新たな技を開発するなど、若くして高い戦闘センスを持っていることが窺える(後述のイ・ロ・ハ地獄巡り、ターンオーバーキン肉バスター、マッスルミレニアム、マッスル・Gも全て試合中に編み出された)。


必殺技

シングル技

父・キン肉マンの代表的な必殺技にして、初期万太郎の最強技。

ラーメンマンからの指導を受けている最中に乱入した悪行超人ボーン・キラーとの闘いで、誰から習うわけでもなく自然に技を発動した。

スカーフェイスに敗られてからは、発展技を幾つか編み出している。


  • ターンオーバーキン肉バスター

スカーフェイス戦でバスター返しに対抗するため咄嗟に編み出した技。

威力自体は変わらないが、相手のクラッチ位置を逆転させることで、相手が体勢を返すまでの間を開かせる。単純だが非常に効果的な返し対策。

超人オリンピックでは、農村マン相手に久々に使用した。


同じくキン肉マンの代表的必殺技。

ヘラクレスファクトリーの卒業試験で父・スグル相手に使用しているが、覚えた経緯などは特に語られていない。

超人オリンピック決勝でも使用しているものの、それ以外では万太郎が「ミスター・バスター」の異名を取ることもあってか、あまり使用されない。


父も使用したキン肉族の防御の構え。

超人オリンピック決勝において、万太郎のセコンド役を買って出たザ☆農村マンの「赤ちゃんチューチュー作戦」で開眼。後に万太郎は同じ方法でタッグパートナーのカオスにも肉のカーテンを伝授している。


  • イ・ロ・ハ地獄巡り

クリオネマンのxyzクラッシュに対抗するため生み出された連携技で、父スグルの「風林火山」を彷彿とさせる。

あちらが基礎的な技の連携であるのに対し、こちらは高く飛び上がっての頭突き、アントニオ猪木が得意としていた鎌固め、そして超人レスラーならではのハカイ落としと、万太郎らしい派手めの構成となっている。

打ち上げた相手の背中に頭突きを食らわす「イ」。

相手を「マンタロー一番絞り」でスタンディング鎌固めを仕掛けてロの字を作る「ロ」。

そして最後に相手の両腕と両足を背中越しにクラッチしながら落下してダメージを与える「マンタローハカイ落とし」で「ハ」と締める連続技。

なお、ゲームでは風林火山にならってか、「ハ」がキン肉バスターになることもある(ロックした両足がハの字になる)が、映像作品では使っていない。


キン肉バスターの通用しないスカーフェイス戦で、万太郎が新たに編み出したオリジナルフェイバリット。初のオリジナル技と豪語しているがイロハは……。

空中高くに投げた相手が落下するのを見計らい、ロープのバネを利用し相手の背中にめがけて勢い良く水平に飛び、両腕をホールドしながら対面のロープに叩きつける。

頭、腹、脚を集中的に攻撃する技で、万太郎本体によってロープに押し付けられることでそれぞれの部位が逃げられない圧力によって破壊される。

叩きつけるロープがないと原則使用できないという欠点がある。このためハンゾウ戦では「マッスルミレニアムレングス」という変則版を編み出し、対面のロープの代わりにマットに空いた穴を利用して穴に向けて叩きつける形で放った。

キン肉バスターに代わる最強技として君臨したが、徹底的に対策を練ってきたケビンマスクの手で破られてしまった。


  • マッスル・G(-グラヴィティ)

キン肉バスター本来の首・背骨、腰骨・左右の大腿骨へ大ダメージを与える効果に両腕・肋骨をヘシ折る効果が加わった大技。

キン肉バスターを掛けながら火事場のクソ力を発動し、急速な落下を加える事で、相手の身体にGを掛ける。すると相手はえび反りになり、腕が強制的に突っ張るので、そこを万太郎の両脚でロックして着地する。

ロックする箇所が増えている上に、強烈なGが加わることで従来のキン肉バスター破りが通用しない。現時点で最強のバスターと言える技で、Ⅱ世の連載終了まで返し技が登場していない。

悪魔の種子編、ザ・コンステレーション戦で偶然発動し、訓練を重ねてアシュラマン戦では完璧な形で使用できるようになった。アニメでは超人オリンピック決勝戦にて、ケビンマスクにキン肉バスターをかけ続けて即興で編み出した事になっている。


キン肉族三大奥義のひとつ、マッスルスパークの未完成版。

前作『キン肉マン』で言うところのアタル版マッスルスパーク。“天”(完璧マッスルスパーク)は時間とコンディションの都合で習得していない。

現時点での万太郎の最終必殺技。



ツープラトン(マッスルブラザーズ・ヌーヴォー)

  • ビッグフット・エクスプレス

ロングホーントレインのコピー技。

万太郎がカオスを背中合わせで背負い、ロングホーンの代わりにカオスの鍛え抜かれた両脚を相手に向けて突撃する。

なんと威力はコピー元と同じで、カオスの長くしなやかな脚が空気抵抗を減らすためスピードで勝るという上位互換技。

ロングホーントレインと真っ向勝負し、ロングホーンをへし折ることに成功した。

  • マッスル・エボルシオン

2000万パワーズやザ・マシンガンズ相手に使用した。

カオスの必殺技であるキングジャーマンスープレックスと、マッスル・Gを合体させた技。

必殺技を合体させるタイプのツープラトンとしては珍しく、キングジャーマンを掛ける相手は自身のタッグパートナー(万太郎)という変則的な技である。

万太郎の胴をカオスが掴み、スープレックスの容量で叩きつける事でマッスル・Gの威力を更に上げている。マッスル・Gを極められている相手の負荷が尋常ではなく、腹が異常な形に迫り上がる。バッファローマンに至っては腹が裂けたほど。

相手のタッグパートナーは、カオスが「腕を極めないマッスルスパーク“地”」のような形でクラッチし、相手の後頭部と背中で着地する事で大ダメージを与える。3人分の体重とGがのし掛かるので、こちらの威力も凄まじい。



ツープラトン(ザ・坊ちゃんズ)

  • NIKU→LAP

1人の相手にキン肉バスターとOLAPを同時に極める技。

  • マッスル・キングダム

ケビンのビッグベン・エッジとマッスルスパーク“地”を合体させた技。世界五大厄相手に使用。

ビッグベン・エッジではロック出来ない相手の片足を、万太郎のマッスルスパーク“地”に巻き込む事で脱出を困難にしている。

異常なしぶとさを誇る世界五大厄にトドメを刺し、見事優勝をもぎ取った。


関連キャラクター

親族

キン肉マン(キン肉スグル)(父)

ビビンバ(母)

キン肉アタル(伯父)

キン肉真弓(祖父)

ヘラクレスファクトリー第一期生(Team AHO)

テリー・ザ・キッド

ガゼルマン

セイウチン

タッグ・パートナー

ケビンマスクザ・坊ちゃんズ

キン肉マングレートⅢ / カオス・アヴェニールマッスル・ブラザーズ・ヌーボー


関連タグ

キン肉マンⅡ世 主人公 新世代超人

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