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カルデアキッチン組

かるであきっちんぐみ

「カルデアキッチン組」とは、ゲーム『Fate/Grand Order』で主にキッチン仕事を担当しているサーヴァント達のこと。 名前は漫画『Fate/Grand Order 英霊食聞録』から。

概要

漫画『Fate/Grand Order 英霊食聞録』1話では、藤丸立香エミヤブーディカタマモキャットの3名を「カルデアのキッチン組」と呼んでいる(背景イラストでは「カルデアキッチン組」と表記)。

彼らが作る料理は、主人公、マシュ・キリエライトやサーヴァント達、皆の楽しみ。

バレンタインでは、料理やお菓子作りに不慣れなサーヴァントのために彼らが協力することもある。

カルデアのサーヴァントたちは数が多いこともありサーヴァントの維持・現界に必要な魔力をとてもマスター一人で補えるわけもなく、電力を魔力に変換するほか、カルデアスタッフと厨房担当の英霊の努力によって食事を介して魔力補給する方法も取られていることが幕間の物語「閻魔帳の秘密」にて明かされた。

(本人の物語が終了しているということもあり)エミヤはもっぱら『Fate/staynight』『Fate/EXTRA』関係のキャラとのかかわりかこのキッチン関係での出番が多い。

みんなの憩いの場である食堂・キッチンでなんらかのトラブルやアクシンデントが起き、エミヤらが主人公にそれを報告しに行くこともしばしば。

Pixivでは上記のメンバー以外でも、料理をしていたり食事をしているイラストや小説にこのタグが付けられることがある。

主なメンバー

主要

カルデアライフをエンジョイしている人。実に忙しくしながらも調理を楽しんでいる厨房頭。

ちびっこ王国には「食堂の赤いおじさん」「台所おじさん」として懐かれているが、エミヤがお菓子制限することには文句を言われている。

なお、「料理人」と言われた場合にはエミヤは律儀に否定している(が、説得力はない)。

ブリタニアの戦闘女王だが、ここでは包容力に溢れたオカン属性全開。エミヤ同様、専ら主要メンバーとして扱われる。

オリジナルよりも料理や給仕に精通した分け御霊の猫メイド。エミヤ同様、専ら主要メンバーとして扱われる。

様々な食に精通している武士。イベント「節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔」などでは自前の白米を準備。

また宝具「無尽俵」によって上質の白米を供給可能。この宝具は生前に龍神の姫から賜った「山海珍味の出る鍋」と権能が統合されているらしく、米だけでなく多種多様な食材も確保できる。

なお当人も料理が得意である様子。

武闘派聖女にして、元々は大家族を支えていた長女。主婦と台所の守護聖人でもあるため得意分野は家庭料理。

サンタ版ではその側面がより顕著になる。

サーヴァントを解説するコミカライズ作品『教えてFGO!』では、Dr.ロマンのために長崎皿うどんの出前を請け負っていた。

幕間の物語「夜回り!ジャガ村先生!」にてエミヤに和食を、ブーディカに洋食を習っていることが判明。

イベント「節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔」ではビリヤニやサンバル、タンドリーチキンといったインド料理を作っていた。

キュケオーンはいかが?」

幕間の物語「閻魔帳の秘密」では、彼女によって閻魔亭から霊体にも滋養ある素材を提供されてより食事が華やぎ、食堂に立ち寄るサーヴァントも増えたという。

彷徨海では、神秘に満ちた海の幸には困らないとのこと。

盛り付け担当のド正直な聖騎士。得意分野は肉と根菜の大盛り料理。

なお同僚2名も彼からの教えを忠実に受け継いでいる。

ゲスト

一部でヘルプに入っている姿を確認できる。オリジナルの料理スキルがどの程度だったのかは不明。

たまにふらりと現れては、厨房を借りる事があるらしい。

食へのこだわりはとても強く、普段そっけない食事で済ませているが、それは「凝りだすと止まらなくなる」性分の裏返しでもある。そのため一度包丁を持たせると板前クラスの腕前を発揮する。

普段何にも無関心な彼女だが、俵藤太の「無尽俵」には料理人としての血が騒いでいる。

和食料理が得意で、時々参加している模様。

バレンタイン等はもとより、2部5.5章でもその腕前を存分に発揮している。

我らが小器用な新所長。時折気が向いた時に料理を披露しており、その腕前は絶賛されている。

公式で良い伴侶を迎えるための一環として料理を嗜んでおり、その腕前はかなりのものであることが窺える。

キノコ料理の美味さについては他の追随を許さず、生前も時折宮廷料理人の役目をしていた。ただし善意で普通に毒キノコも使ってくる為、十分に注意が必要。

その他、バレンタインの時期には職員・サーヴァント問わず、多くの者が厨房を利用している。

「本選 中級 キッチン・カルデア」として、「料理の鉄人」エミヤ、「家庭の達人」ブーディカ、「毒味役大将軍」セイバーオルタが出場。

英霊が増えたため、エミヤが食堂を本格開放したところ行列が出来てしまい、エミヤとタマモキャットらは調理に追われていた。

水着イシュタル主催のレース会場にて出店が手配されてないことに気付き、観客のために独自の采配でエミヤはドネルケバブ・フランクフルト・焼きそば・かき氷などの屋台を準備し、投影でステーキ用超高熱鉄板を配置。

さらにちびっこ王国の要望で急遽投影魔術わたあめ製造器を用意した。お代はQP(Quantum Piece)。

エミヤの狙いは大当たりして大盛況になっていた。

子供系サーヴァントが増えたこともあり、エミヤが甘口カレーといったお子様向けメニューを増やすことを考え、ブーティカ達に相談していた。

バトルでは「予選 超級 キッチンカルデア2017」として参戦。「調理王ネコタマモ」タマモキャット、「和食の達人」源頼光、「シチューの達人」ブーディカ、ただのエミヤが出場。

エミヤたちが酒呑童子の要請を受け、巴御前歓迎会として豪華な食事を塔内にて準備していた。

エミヤ自体は酒呑童子が大事や悪事をする気はないと感じて静観して歓迎会準備をしていたが、巴御前は異常事態の黒幕である酒呑童子のもとに行くためこの歓迎会をスルーし、エミヤは皆の準備や料理をないがしろにしてはいけないと一応挑んでくる。

一戦交えた後、巴御前の覚悟に一旦納得したエミヤは保存のきく料理をタッパーにつめ、歓迎会はカルデアでの後回しとなった。

知り合いのシバの女王に頼まれ、ブーディカとタマモキャットがホテルのシェフをしていた。エミヤも当然シェフ業に参加しようとしたが、同人誌を作りたがるネロ玉藻オルタエリザのサークル『ムーンサイド・エトセトラ』に強制参加させられた。

ジャンヌ・オルタを中心とするサークル『ゲシュペンスト・ケッツァー』が同人誌づくりで時間に追われていたところ、イベント「女神ペレについて」以降のループでは、タマモキャットが漫画のアシスタントを、ブーディカがまかない飯などの助力もしてくれる。

バーベキューではエミヤも参加し、様々な肉を焼くのに精を出していた。

お菓子をねだる茨木童子に、エミヤとブーディカが対応。ブーディカがうまく諭してとりあえずお菓子をあきらめさせることに成功した。

特異点オニランドでは、エミヤたちも出店を手伝っており、従業員の鬼たちに感謝されていた(千歳市民のとある家族の父親は裸エプロンのタマモキャットにドキドキする羽目となった)。

調理にいそしむ赤い弓兵の姿に、シトナイも感慨にふけった。

主人公と紫式部達が呪本を探すために食堂へ。セミラミスにエミヤたちは「厨房を司る英霊」と言われた。

呪本との戦いで騒動になったことを紫式部が謝罪するが、ブーディカによれば「食堂ではネロの顔を見て暴れる奴や、サリエリが暴れたりファントムが不安定だったり、バーサーカー系に話が通じなかったりと呪本がなんでもないような騒動がしょっちゅうだから気にしないで」とのこと。

鮫を操るとある姉に完敗し、鮫の相手が得意な海のサーヴァント=料理人を探すことに。

タマモキャットやエミヤに頼みに行くが、エミヤは「前提条件が間違っていて、私は料理人ではない」と今更なことを言いつつ、若干精神的に疲弊していた主人公たちに 「料理人なら鮫が得意相手、という訳ではないだろう」と当たり前のアドバイスをした。

エミヤから息抜きとして料理を始めるよう主人公は強く勧められ、「初心者でもカンタン! 調理セット」とバッグいっぱいのカレー用食材をもらった。

アストルフォ(セイバー)が起こした騒ぎが原因で、エミヤ・ブーティカ・アタランテ・オルタは「サンタになりたい症候群(サンタクロース・シンドローム)」に侵される。

その結果、保護者&サンタを名乗ったうえに、夕食前にお菓子を食べたがるちびっこ王国と対立し、「サンタが保護者」という夢の無い内容にジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ達はご立腹だった。

ナイチンゲール〔サンタ〕との戦闘を経てサンタクロース・シンドロームから解放された後は、クリスマスの準備に戻る。

忙しさと格闘しつつも調理を行っていた。

鬼らしくあろうと傍若無人な茨木童子も「エミヤが甘味を作ってくれなくなる」という理由で列におとなしく並んでいるほど。

季節外れながら「年が明けたのだから今が次のクリスマスでもおかしくない」「クリスマスの可能性は無限大」と配達に精を出すサンタサーヴァント達を見て紅閻魔は「今はクリスマスではない」とツッコミをいれようとしたが、エミヤは「カルデアでは『クリスマスとハロウィン、そしてユニヴァースという単語に理屈は通用しない』と思っておいたほうがいい」とアドバイスした。

スカディによってサンタクロースに着任したマルタのため、クリスマスパーティーという『プレゼント』を用意することに。

メインとなる「お料理の食材」調達のため (スカディの善意のお節介で) ダンジョン化した地下食料庫攻略に向かう。

バレンタイン

アイリスフィール(天の衣)が、エミヤ・ブーディカ・タマモキャット・式らカルデアのキッチン担当英霊達という料理の先生を得て、簡単なお菓子を作れるようになった。

  • 2017年バレンタイン復刻拡大版 エミヤ「今から間に合う家事セット」

タイミングがバレンタインのお返しとなったが、戦いだけでなく日々も充実させた方がいいという理由で気合の入った調理道具一式をプレゼントしてくれる。人にものを送るのも久々なので気合が入ったらしい。

頼光は和菓子をよく作っていたが、カルデアの風紀委員と化したランサーの霊器では洋菓子を作りたくなり、エミヤ・ブーディカ・タマモキャットに指導してもらってチョコタルトを製作。

葛飾北斎(水着)が、エミヤやタマモキャット、虞美人たちからチョコづくりを教わる。「このちよこはますたあにやるものではなくおれが食っちまうためのもの。ましてやばれんたいんなんて関係ない」と北斎が言った所、みんな温かい目で見守ってくれたらしい。

ラクシュミーは不幸体質で料理が不得意なため、バレンタインのお菓子を作る際にはお菓子を作る技術を持った先生であるタマモキャット・ブーディカ・マルタと、幸運EXの面々に集まってもらう。

「かき混ぜていただけでなぜか爆発するボウル」「いつの間にか入れ替わっている砂糖と塩」「邪悪な生命を得たように材料が暴れ始めたのでマルタに浄化してもらう」などの苦難困難を乗り越えて奇跡のチョコを完成させた。

幕間の物語

アシュヴァッターマンに腹が減ったからと頼まれてシチューを作ったブーディカだったが、その間に男達同士の模擬戦に夢中になっていたアシュヴァッターマンに無下にされてしまう。

悪気はなくとも人の厚意を無下にしたことを怒ったパールヴァティーにアシュヴァッターマンは折檻され、ブーディカからシチューを流し込まれてそのおいしさに驚くのだった。

  • 秦良玉幕間の物語「大熊猫大作戦」

ある日の朝食が、日本風とキュケオーンの2種類となっていた。

日本風は源頼光が、キュケオーンは当然キルケーが調理を担当。

キュケオーンを食べる場合は秦良玉が毒味を行う。

  • 紅閻魔幕間の物語「閻魔帳の秘密」

紅閻魔が味見に不得手なことと茨木童子のいたずらから集団腹下し事件が発生。英霊達も毒素を分解できず床に伏して苦しむ悪夢のような事態となった。

  • 項羽幕間の物語「時の先導者」

虞美人の失せ物辻占いに、エミヤとタマモキャットが来訪。

タマモキャッツベーカリー教室にて、タマモキャットの厚意もあり厨房を使う許可をもらった静謐のハサンが作った猛毒ガトーショコラが消失していたため相談に来た。

ガトーショコラ自体は超演算で危機を予測した項羽が(お茶会を無茶苦茶にする形で)破壊したので事なきを得ていた。

関連タグ

Fate/GrandOrder

Fateシリーズのコンビ・グループ・カップリング一覧

衛宮さんちの今日のごはん…単行本収録番外編で、カルデアでの料理も描かれたことがある。

漫画『Fate/Grand Order -turas réalta-』藤丸立香…料理男子であり、こちらはカルデアにサーヴァントがほとんどいないこともあって、4巻や9巻収録の番外編では料理を作ったり、本編ではカルデア職員の誕生日ケーキを作ったりしている。