概要
『機動戦士ガンダム水星の魔女』のティザービジュアルの段階ではクールそうに見えたスレッタ・マーキュリー。しかし、公式サイトで立ち絵が公開されるとその評価は一転した。
「あれ? 眉毛太くね?」「なんかタヌキ顔かわいい」とSNS等で話題となり、その結果付けられたのが『水星たぬき』の異名である。別名として『スレッタヌキ』がある。
- 恐らく前作『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』で、主人公達火星出身者の作中での蔑称が「火星ネズミ」だった(しかも公式がそれを題材とした『3丁目のおるふぇんちゅ』という企画を出していた)為、「惑星+動物名」という命名パターンが視聴者に浸透していたことの影響があったものと思われる。
中には「こんなほんわかしてそうな子がガンダムに乗って戦えるのか」といった声があったり、某有名作品になぞらえて「水星狸合戦がんだむ」と称されていたり、そのタヌキぶりによって放送前からSNS上で注目が集まっていた。
本編が放送開始されてからもやはりタヌキっぽいという評価は割りと多く、スレッタ自身の対人スキルが高くないこと、高圧的な相手などを前にしたり強く出られると近くの人間の背に隠れしがみつくという、小動物めいた挙動があることや演者の市ノ瀬氏の熱演もこれを後押ししている。
また1話、2話続けて食べ物を貰って食べているシーンがあり「タヌキが餌付けされてる」と評される反応もある。
第2話ではその展開から、しばしば「捕獲されたたぬき」「ケージに入れられたたぬき」にも喩えられた。
第3話ではヘルメット装着時に目の下に丸い影が落ちる描写のために、更にタヌキ指数は上昇。かわいい。
話は進み、19話では前話までのショックで引きこもっていたところ、お腹が空いたのかこっそり冷蔵庫を漁りハムを盗み食いしようとしたところをチュチュに発見され、あんぐりと口を開けたまま慌てる姿はさながら「人里に降りてきたたぬき」等と評された。
科学的見地からの検証
似てる。かわいい。
余談
- スレッタの影響を受けてかミオリネは(対照的にツリ目なのもあり)きつね扱いをされる事が多く「ミオリネキツネ」というタグも存在する。
- また、ミオリネの状況が「籠の鳥」、髪型がインコを連想させることから鳥扱いをしたものも。
- 公式やキャラデサ担当のイメージではスレッタは犬、ミオリネは猫のモチーフのもよう。
- なお、たぬきはイヌ科の動物である。極東にのみ棲息する世界的には希少種である為、海外の視聴者にはアライグマと混同される場合も多い。
- 擬人化ならぬ擬獣化もSNS等を中心にじわじわと数を増やしつつある。
- 他キャラがスレッタからの好感度を稼ぐ様子が「『Pontaポイント』を貯める」と形容される。
- 第1クール前半戦振り返りSP内では「タヌっとしている」と形容された。
- 『SDガンダムワールドヒーローズ』には佐助デルタガンダムというキツネに可変するガンダムが登場するが、タヌキに可変するガンダムはいない。
- まったくの偶然ながら、放送開始した2022年秋期には、狸と狐が主人公のアニメ(『うちの師匠はしっぽがない』)も放送。実質的な主人公がたぬきな『仮面ライダーギーツ』も含めれば3作同時である。さらに『しっぽな』にはミオリネ役のLynnもレギュラー出演している。
制作サイドの見解(?)
- シリーズ構成の大河内一楼は本作の放送に合わせてtwitterの名前に「🦝🍅」という絵文字を書き加えている。「🍅」はミオリネのことだろうが「🦝」は……?
- ちなみに「🦝」の絵文字はアライグマでありたぬきの絵文字は存在しない。
- スレッタの中の人が「たぬき」という言葉に反応した。おいおい……。困るよ……。
- 「水星の魔女日本周遊ツアー」の鳥取編では、ラクダに似ていると言われている。
- 2023年5月28日の『魔女ラジ』第33回でも、空腹に耐えかね盗み食いする場面に言及されていた。
- キャラクターデザインを手掛けるモグモ氏は過去に『KEMONO FABRIC TOKYO モグモ Artworks』といったケモ絵をテーマにした画集も手掛けており、ケモ絵への注力具合が覗える。やはりたぬきか、たぬきなのか。
関連イラスト
- ミオリネキツネと
- 捕獲
- 餌付け
- 擬獣化
- 獣人化
- タヌキと呼ばれて云十年の超ベテランと名門シリーズのタヌキとの邂逅
- 某化け狸との2ショット
なお「イラストを描く時はシッポに縞模様を入れてしまうとアライグマになるので注意しよう」と、きつねさん・名門シリーズのご同輩・オリンピックで日本の英雄になった伝説のアライグマが言っておりました。
関連項目
ALERT
勝手にバラさないでよ!
12話Cパートネタバレ注意
もう少し後で見ようと思ったのにあんたのせいで台無し!
責任、取ってよね!
ALERT