概要
2006年12月7日、PS2専用ソフトとしてディスク二枚組で発売。
前作『龍が如く』から大きくパワーアップした今作では、東京・神室町に加え、新しく追加された大阪・蒼天堀(道頓堀がモデル)が物語の舞台となっている。なお蒼天堀は以降の作品でも登場する。
ストーリー監修は前作に引き続き、「馳星周」。
楽曲担当はロックバンド「クレイジーケンバンド」。
2007年12月6日には廉価版が発売された。ただしこちらはディスク一枚組になっており、お互いセーブデータの互換性がないため買い直しなどには十分に注意。
2012年11月1日にはPS3、2013年8月8日にはWiiUで初代の『1』とまとめられた移植版『龍が如く1&2 HD』が発売された。
2017年12月7日にはPS4用ソフトでリメイクされた『龍が如く極2』が発売された。
ストーリー
あれから一年、堂島の龍は帰ってきた。弱体化した東城会を救うべく関西へと向かう桐生一馬。
しかしそこで待ち受けていたのは、近江連合の「関西の龍」郷田龍司、そして「ヤクザ狩りの女」大阪府警四課主任・狭山薫だった……。
桐生を待ち受ける宿命とは? 隠された過去に秘められた真実とは? 最後に神室町を制するのは関東か関西か?
登場人物
※一部キャラクターのみ表記
主人公
かつて「堂島の龍」の名で恐れられていた伝説の極道で、元東城会四代目会長。
前作での事件後、幼馴染の澤村由美が遺した娘・澤村遥と共に幸せな生活を送っていたが、やがて裏社会の騒動に巻き込まれてゆく。
東城会
関東最大の極道組織。前作で多くの幹部が死亡し、四代目会長に就任した桐生も極道を引退したため、五代目による新体制で組織の立て直しを図っている。
東城会五代目会長。元々は近江連合所属だったが、桐生の指名により会長に就任する。
しかし物語序盤、近江の組員に裏切り行為として銃撃されてしまう。
東城会の幹部だった堂島宗兵の息子。
憧れていた桐生が親父を殺した犯人と思い込み、自暴自棄になり神室町で飲んだくれる日々を送っている。
しかし、そんな桐生から彼こそが東城会を背負う者として注目される。
堂島弥生(CV:福島おりね / 極2:こうち澪)
堂島宗兵の妻、および大吾の母。
もともと東城会の執行部に所属しており、寺田会長の銃撃を受け、会長代行に就任し非常事態の東城会をまとめ上げている。
新藤浩二(CV:影山貴広)
東城会直系「錦山組」二代目組長。前作では若頭を務めており、初代組長錦山彰の後を継いで組長となった。
桐生のことは先代の仇として良く想っていない。
東城会直系「真島組」組長で、「嶋野の狂犬」で知られる武闘派極道。
本作ではある理由から東城会を脱退し、建設会社「真島建設」を設立し、カタギとなっている。
近江連合
関西最大の極道組織。勢力だけならライバルとなる東城会を軽く凌ぎ、特にかつて寺田もその一人だった「近江四天王」と呼ばれる幹部たちが非常に強力。
近江連合五代目会長。穏やかな人格者ながらも、会長として長期政権を築いていることから極道を率いるリーダーとしての手腕は確か。
近江連合直参「郷龍会」会長で、「近江四天王」の一人。近江の中でも一際血の気の多い武闘派。
桐生と並ぶ極道として「関西の龍」と称されているが、本人はその呼び名を嫌っている。
近江連合直参「近江高島会」会長で、「近江四天王」の一人。近江を抜けた寺田の後任として、本家本部長も務めているインテリヤクザ。
近江連合直参「千石組」組長で、「近江四天王」の一人。金に物を言わせる成金的な性格。
大阪府警
大阪府警第四課主任。暴力団に対する容赦のない取り締まりから「ヤクザ狩りの女」の異名を持つ。作中では桐生の身辺保護を担当している。
大阪府警捜査四課課長。通称「マムシの別所」と呼ばれている。
警視庁
警視庁公安部外事二課の刑事。不法滞在の外国人を次々と撃ち殺したことから「鬼瓦」と恐れられている。しかし、彼がそうなったのは過去のある出来事が関係しており…
警視庁公安部外事二課課長。珍しい形の指輪をはめているが…
各章
章 | サブタイトル | ボス戦 |
---|---|---|
1 | 命の書状 | 大吾 |
2 | 関西の龍 | - |
3 | ヤクザ狩りの女 | 龍司 |
4 | 近江四天王 | - |
5 | 隠された過去 | 江崎 |
6 | 絵図 | 真島 |
7 | 海外組織の影 | ジングォン派、戸部と神室町の住人達 |
8 | 容疑者 | 林、ジングォン派 |
9 | 近江大侵攻 | 新藤 |
10 | 生き残り | 聡史 |
11 | 鉄の掟 | ジングォン派 |
12 | 大阪の城 | 虎2匹 |
13 | 過去の清算 | 倉橋 |
14 | 郷龍会東上 | 郷龍会 |
15 | 唯一の肉親 | - |
16 | 決意 | 龍司(2戦目)、寺田、龍司(最終戦) |
作品の前後
作品制作上の前後
←龍が如く
龍が如く2
物語時系列上の前後
龍が如く2(龍が如く極2)