「お久しぶりです 桐生の叔父貴 親父の命令です 恨まんでください」
「あんたの首殺って 東城会の跡目を継ぐ…… そして俺は…… 姐さんを手にするんだ!」
CV:瀬戸川太一(『極』)、影山貴広(『極2』)、中村大志(『ONLINE』)
概要
東城会直系組織「錦山組」若頭で、組長である錦山彰に憧れて極道になった経歴を持つ。
年齢は明言されていないが、経歴や外見を見るに錦山と近いか若干歳下と思われる。
戦闘では主に日本刀を使用し、桐生と時代劇さながらの鍔迫り合いを披露した。ちなみに『極』では『維新!』の岡田以蔵、『極2』では同じく『維新!』の伊東甲子太郎と同じ剣術を使う。
『1』では錦山の命令で桐生を始末するため、セレナに襲撃を仕掛けるも敗北。
『2』では錦山亡き後の二代目錦山組組長として登場。
前作で壊滅した嶋野組を吸収し、五代目会長・寺田行雄の采配に便乗する形で勢力を維持していた。
(先代の不祥事がありながら勢力を維持出来ていた辺り、組長としては非常に有能である事が窺える)
錦山が東城会を裏切ったことが原因とは言え、組を桐生に潰されかけたことを恨んでおり、近江連合の郷田龍司が起こしたクーデターで近江連合会長・郷田仁や、仁と兄弟の盃を交わすため桐生に同行した堂島大吾が拉致された際、会長代行の堂島弥生から二人の救出に向かう桐生の警護を命令されるも断っている。
その後、近江連合の千石虎之介率いる千石組に買収され、錦山と同じく東城会を裏切り、本部にて桐生と対峙する。
実は大吾の母親であり堂島宗兵の妻でもある弥生に惚れており、東城会の跡目になった際に彼女を娶るつもりだったらしく、桐生と対峙した際に彼や大吾の目の前で弥生の唇を奪うという暴挙に出ている(ちなみに弥生はこの時点で49歳、何という熟女好き・・・)。
怒った桐生から説教に対しても「あんただって1年前、錦山の親父と女取り合ったでしょうが」と桐生にとって痛い所を突き、跡目として桐生を殺したという功績を作るために戦うも敗北。
その後、弥生から絶縁を言い渡された(一応情けを掛けられた)ものの、最後の悪あがきで足元に落ちていた銃で桐生を殺そうとしたところ、先に大吾から銃撃されて失敗。しまいには大吾に「テメエの欲で組をメチャクチャにしやがって!!」と至極まっとうな台詞を吐き捨てられ、彼から二発目の銃弾を食らい死亡する。
その後、『1』『2』と二度も東城会を裏切った錦山組は解体・消滅……するかと思いきや丁度その頃、組に新参者として加わったある人物が辣腕を振るい、赤字続きだった東城会の財政面を一挙に立て直した事から奇跡的なリカバリーを果たし、存続を許される形に至った。
『ONLINE』では寺田行雄との絡みも描かれており、彼が嶋野太を殺した事などを引き合いに出して挑発したものの後に中国マフィアと結託していた古参幹部に襲撃された際にはこれを退け、寺田の彼なりの覚悟を書いた事で「ようやくあなたが5代目にふさわしいと思える事ができた」と評価を改めた。
もっとも、上述の通り私欲に負けて裏切る訳だが……。
関連動画
Break off(『龍が如く極2』戦闘曲)