CV:西前忠久
概要
『龍が如く2』に登場する五代目近江連合直参「千石組」組長で、「近江四天王」の一人。42歳。
性格は傍若無人で派手好きであり一見浅薄な印象を与えるが、その裏では戦略的かつ狡猾に事を進め、特に豊富な資金力を活かして金銭の力で相手を追い詰める戦法が得意とし、「金の千石」「近江の錬金術師」と恐れられている。
また、露骨に下品な言動を繰り返したり、行動がかなり大掛かりかつ派手であるため、それを嫌う同じ四天王の郷田龍司とは仲が悪く、「若ボン」「親の七光り」と露骨に見下している。
劇中の動向
東城会の「堂島の龍」こと桐生一馬を殺して近江の跡目になるために、神室町に大量の金をばら撒いて部下の戸部達に桐生を襲わせたり、千石組の多くの構成員を神室町で行進させた上で混乱に乗じて錦山組二代目組長の新藤浩二を買収し、彼に東城会を乗っ取らせようと画策するが、どれも失敗に終わる。
その後、直接打って出る事を決意し、桐生にとって大切な存在である澤村遥を拉致して大阪の城(外装が開くことで黄金色に変わる)に彼を呼び寄せるも、けしかけた部下達を次々に倒され、逆に追い詰められ、ペットである2頭の虎を放って桐生と戦わせるも倒されたことで失敗に終わり、尚も往生際悪く逃げようとするも、あまりの卑劣な行動に激怒した龍司に日本刀で斬り裂かれ、「親の七光り」という龍司にとっての地雷発言によって更に胴体を貫かれ、最期はそのまま天守閣から蹴り落とされて死亡する。
リメイク版となる『極2』の追加シナリオでは、真島吾朗の部下である川村涼太が起こした近江の三次団体幹部を殺害した件について真島に説明責任を求めたが、自身はそれに乗じて東城会との抗争を密かに企ていたことが判明した。
『龍が如く維新!』では
京の呉服商「千石虎之丞」として登場。
幕府への口利きと引き換えに新選組一番隊隊長・沖田総司と手を組み、主人公・斎藤一(坂本龍馬)を罠に嵌めたが、新選組から粛清されたもう一人の局長・芹沢鴨について喋ってしまい、暗黙の掟「鴨を語るべからず」を破ったことで、沖田に切り捨てられるという『2』本編と同じような末路をたどった。
関連タグ
堂島宗兵…同じく極道組織の組長で、外見と性格が非常に似ている。