サーモンランNEXTWAVE
さーもんらんねくすとうぇーぶ
仲間と狙え! 一攫千金!
警告・タグについて
タグとしてはサーモンランの方が使用数が多いですが、このタグは前作のゲームモードのことを指すため、スプラトゥーン3の要素が含まれているものには『サーモンランNEXTWAVE』のタグをつけることが推奨されます。
また、当記事は「サーモンラン」から分離・独立させています。
記事の肥大化の防止のため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
概要
スプラトゥーン3のゲームモードの一種で、前作におけるサーモンランの続編。
引き続きクマサン商会からプレイ可能。
プレイできない時間があった前作と異なり24時間常に募集しており、いつでも好きなだけシャケをシバくことができる。このことを示すかのように、ロビーのBGMも「カガヤクンデス・マーチ 24h」にリニューアル。
新要素と変更点
基本的に前作より難易度が上げられており、「たつじん」の上に「でんせつ」称号が追加され、キケン度MAXではノルマ35というとんでもない数字が確認された。そのキケン度MAXも最高が333%になっている。
シャケの挙動
移動、攻撃速度共にかなり上昇。前作のように攻撃が空振りになる事が減り、舐めてかかるとオオモノシャケよりも危険な脅威となる。
必然的に雑魚シャケで溢れかえる満潮や、大量に雑魚シャケが出現する特殊ウェーブ(特にハコビヤ・グリル・(前作よりは安全になったとはいえ)カンケツセンなど)も相対的に難易度が上がったと言える。
常にこれらの数を減らしながら納品する事がバイト成功のカギとなる。
ステージ
今作でもサーモンランの職場は(バンカラ地方の)隔離エリアである。
新規ステージ
新規ステージ。研修(チュートリアル)もここで受ける。
コンテナ近くの高台が特徴的。丸まったシェケナダムのように見えるが別物である。
新規ステージ。高低差があまりないことと、塗れる壁が少ないのが特徴。
外周、中央を囲う高台、中央の凹んだ広場に分けられ、特に中央が激戦区になりやすい。
満潮時はコンテナの目の前に敵が湧くため要注意。
2023年夏追加の新規ステージ。
廃墟となった高速道路をシャケ達がライブ会場に作り変えてしまったらしい。ステージでも楽器の音が少し聞こえる。
真ん中が海になっている。
前作から続投
塗れない壁が増えるなど地形が僅かに変更されている。
2022年冬シーズンのアップデートで追加。
リフトの仕様などが少し変わった。
2023年秋シーズンで追加。
新種のオオモノシャケ
前作に登場するすべてのオオモノシャケが続投を果たしているが、新たに4種の存在が確認された。クマサン曰く「バンカラ地方で発見された新種」らしい。
- ハシラ
空を飛んできたコジャケの群れが大きな柱を運んできて地面に突き刺し、柱の上をぐるぐる回りながらインクをばらまく。コジャケをすべて倒すと倒した扱いになる。
突き刺した柱は残るため、避難や高所取りに使える。
- ダイバー
地面にガチエリアのようなエリアを展開し、そこに飛び込んで攻撃してくる。
飛び込んでくるまでにエリアを塗り返せば隙をさらすため、その時にたたみかけよう。
- ナベブタ
放出するバリアでシャケを守り、ザコシャケを召喚してくる。蓋の上の本体を攻撃すると倒せる。
近づくとプレス攻撃をかましてくるが、その時に下にいるシャケ(オオモノ含む)を巻き込んで一撃で倒してしまううっかり屋さんでもある。
- テッキュウ
海岸近くに発射台を置き、鉄球を撃ち出して攻撃する。着弾した鉄球はホップソナーのような衝撃波を放つため、乱戦時は特に危険なシャケ。
倒した後も発射台は残り、コンテナ近くまで金イクラを飛ばすことができる。
特殊ウェーブ
前作から続投
- ドスコイ大量発生
- 霧
- グリル発進
- ラッシュ(ヒカリバエ)
以上の4つは特に変更点はなし。
- キンシャケ探し
ハズレのカンケツセンからシャケが湧かなくなり、通常ウェーブと同じく海から来るようになった。アタリのカンケツセンから湧くのはこれまで通り。
これにより片っ端からカンケツセンを開く行為(いわゆる「全開け」)が正攻法となった。経験者は注意されたし。
- ハコビヤ
シャケコプターがハコを置いてから去るまでの時間が短縮、また飛来数が増加した。
またハコビヤが水しぶきを上げて飛び出すようになった。ちょっと派手な登場になったかもしれない。
今作で追加
- ドロシャケ噴出
キンシャケ探しの派生版とも言えるイベント。
カンケツセンから縦長のオバケのようなオオモノシャケ「ドロシャケ」が出現する。このウェーブではドロシャケ以外にオオモノシャケが出現しない。
ドロシャケは大きく口を開けており、そこからシャケやコジャケが湧いてくる。メインウェポンでの攻撃(エクスプロッシャーは除く)は通らないが、口のなかにボムを3個投げ込むことで倒せる。また、多くの金イクラを落とす金のドロシャケが出現することがあるが、その場合口の中からはドスコイが出てくる。
初期ではバグのために挙動が不安定で、突然消えたり、あちこちにワープしたり、海の中に立っていたり、果てはステージをすり抜けて高速移動したりといった事態が多発したそうな。現在は修正されているため安心。
- 巨大タツマキ
干潮だが通常及び満潮の時と同じ位置にコンテナが置かれる(正確には干潮側のコンテナが竜巻で飛ばされた岩で塞がれてしまう)。干潮なのでステージが広くコンテナがあまりにも遠いため、クマサンの温情により金イクラ1個につき2個とカウントされる。
加えてこのウェーブはオオモノシャケやタマヒロイが来ない。事実上のボーナスイベントである。
ではオオモノなしでどうするのかというと、干潮マップの奥に金イクラが詰まったカゴのようなものが出現し、これを壊すと大量の金イクラが出てくる。
さすがに全行程をひとりで行くのはきついため、投げ→中継→納品と分担してバケツリレーの要領で納品すべし。
また、竜巻ということで敵は海からではなく空からバラバラと降ってくる。オオモノやタマヒロイが来ないのも、竜巻でシャケたちも被害を被っているということらしい。
イクラ投げ
金イクラを持っているプレイヤーはAボタンを押すことで、持っている金イクラを遠くに投げられる。その際にインクが70%消費されるが、実際はそれほど多く消費されず、回復も少し早い。
イクラコンテナに金イクラが投げ込まれると納品され、それ以外の場合金イクラはそのまま残る。海やイカタコが乗れないオブジェクト、シャケが持ってきたオブジェクト(テッキュウの発射台やナベブタ等。ただしハシラは後述の軌道変更になる)に投げると投げる前にいた乗れる足場に自動で戻る。壁やドロシャケの口などに投げ込むと軌道が変わる。投げた金イクラはいつも通り回収可能である。
イクラ投げしたとき、周りには塗りと100ダメージの攻撃判定が発生する。範囲は狭いが、囲まれた際の自衛として使えるため覚えておくといいだろう。
試し撃ち場
今作からクマサン商会に試し撃ち場が併設された。
ここでは現在のシフトにあるブキの試し撃ちと、金イクラ投げ・納品の練習が出来る。また、さまざまなシャケの体力に設定されたバルーンも用意されている。
ブキはクマサン端末横の箱を調べると変更できる。
サーモンランではブキにダメージ補正や燃費補正がかかっていることが多いため、バルーン相手に練習して慣れておこう。
支給ブキ
前作と同じくブキは毎シフト4種支給される。基本的に全種支給されるが、スコープ付きチャージャー(スプラスコープと4Kスコープ)は確認されていない。
ランダムブキの仕様はこれまで通り(4種のうち1種だけ、もしくはオールランダム)。
スペシャル
ほぼ一新された。前作のスペシャルに比べると癖があるものが多く、漫然と使うだけでは効果を発揮しにくくなっている。
唯一、前作から続投したスペシャル。ジェット噴射で空中に飛び上がり、ランチャーでシャケを駆逐する。前作からあっただけあり、扱いやすく、それでいて強い。基本的にあらゆるオオモノに対応可能。ジェットパック発動中でもイカ状態になれるため、機動力も十分。ただし比較的安全な空中から攻撃を仕掛けられるとはいえ、半分以上のオオモノは対空攻撃を持つため油断は禁物。
余談だが、ジェットパックは終了時に発動した場所へ戻る特性があるが、これを利用して「コンテナ近くで発動→遠くの金イクラを拾う→ジェットパックを終了して帰ってくる」というコンボには、オービタル・イリュージョン(シオカラーズ命名)という名前がつけられている。
発動したその場で飛び上がりエネルギーの球を作り上げそれを投げつけるスペシャル。前作ではサーモンランでは使えず、対人バトル専用だった。ジェットパックと同じように空中に上がり、動けないがアーマーがつくため、チャージ中はそう簡単にはやられない。投げつける球はシャケや地形にぶつかった場所を中心に地形貫通効果持ちの爆発を起こす。シャケの装甲も貫くため、手っ取り早く目前のシャケを倒したいときに便利。また爆発内は時間経過でダメージが増える仕様のため、発動後に近寄ってきた周りのザコも薙ぎ払える。
球はシャケ等にぶつかるとそこで爆発を開始する性質上、コウモリのアメフラシ弾や今作から空を飛ぶようになったタマヒロイにぶつかってしまうことがある。
インクを放出して進むサメ型の浮き輪にまたがり、突進して爆発を起こすスペシャル。簡単に言うとスーパーチャクチを正面方向に発動させる感じ。大きく移動するため遠くに出てきた厄介なオオモノの元に特攻するのが得意。地形やオブジェクトに突き当たると強制的に終了してしまうが、突進中は完全無敵であらゆるシャケを素通りできる。あのヘビですら通り抜けるため、対ヘビ性能は高い。ただし、何故か落ちたナベブタは貫けず停止してしまう。また前隙と後隙が大きく、加えて突進中無敵は爆発する瞬間に解除されるという仕様のせいで爆発位置によっては相打ちになってしまうことも。
後のアップデートで発動後の無敵時間が伸びたため、ラッシュやナベブタ相手の使い勝手はよくなった。
文字通りカニ型の戦車に乗り込む。以下の3種類の攻撃方法があるため応用力は高い。ただし機動力は低く後ろは無防備。また、カニらしく前後の移動より左右の移動の方が速い。
・ZR弾(連射ショット)
マニューバーみたく二丁の銃から一発60ダメージのショットを打ち続ける。打ち続けると連射速度が上がる機能を持ち、相対的にDPSが上昇し、最高でハイドラントフルチャージ並みになる。その高い火力から体力の高いシャケやヨコヅナに有効。ただし旋回能力が低いのと一度射撃をやめてしまうと連射速度が戻ってしまうのが欠点。
・R弾(カノン砲)
エクスプロッシャーに似た、着弾すると爆発する球を撃つ。威力と範囲が広いが連射力はエクスより低い。タワーやカタパッドに有効な他、バクダンにも効く。
・転がり(ZL)
ZLを押すことで球体になり、テッキュウの衝撃波、タワーのプレッサーを除く攻撃を受け付けなくなる。耐久値は存在するもののかなりタフでシャケにぶつかれば100ダメージが入る。
ジェットパックとは異なり、水没するとそのままデスする。
2組×3つの合計6機の装置を展開し、地形貫通のレーザーを浴びせる。今作のハイパープレッサー枠だが、自動でオオモノをロックオンし追尾するため、使い勝手はてんで違う。発動中は行動に制約は無く、貫通性能に加えて無限射程なのでどこからでもオオモノを狙える利点はあるが、自動ロックオンであるため、本来倒そうとしていたオオモノと違うオオモノを狙ってしまうことがある。また一度に多数出現するザコシャケ相手だとほぼ役に立たない。
以前は追尾性能の低さから一部オオモノを追尾しきれず倒せないことが多かったが、Ver2.0.0のアップデートにて追尾性能・威力がアップし、使い勝手は向上した。
発動すると小さなトルネードが飛び立ち、3つのガイド装置を投げるとその場所にトルネードが着弾する。ガイド装置の射程はかなり長く結構広範囲にトルネードを届けられる。また、貫通性能持ちで高さ方向の射程が長いのも相まってタワー、カタパッド、ハシラの処理を得意とする。ただしスペシャル発動後はガイド装置を全て投げるまでメインブキが使用できないどころかイカ状態にすらなれない。また以前はカタパを除くシャケをガイド装置が素通りする仕様があったが、Ver2.0.0のアップデートにてシャケにもくっつくようになった。
地上を這う衝撃波を3回繰り出すサポートよりのスペシャル。スペシャルの中では一番攻撃力が低いが、逆に言うと一番攻撃範囲が広い。その性能からザコの掃討と味方の救助に秀でている。当然、空中にいるシャケには効果がないが地上に弱点があるシャケなら軒並みダメージを与えられる。発動したあと、自分は別のことができるのもメリット。ただし、耐久値があり、ヘビやモグラに壊されてしまう事がある。また、普通の地形の壁に投げつけた場合はそのまま跳ね返るだけだが、シャケ由来のオブジェクトに当てると発動することなく消滅してしまう。
設置したホップソナーはシャケを遮る事があり、カンケツセンの金シャケをせき止める事ができる。
Ver.6.0.0より追加される。どのようなたちまりが求められるかは、こうご期待。
プライベートバイト
プライベートマッチのバイト版と言える機能。プライベートマッチと同様、ブキやステージ、キケン度(上限200%)を自由に設定し、フレンド同士でプレイできるようになっている。各種報酬が得られないようになっているのもプライベートマッチと同様。
Ver.2.0.0のアップデートにて、「バイトシナリオ」機能が追加された。通常のバイトでのステージ、出現するシャケ、特殊な状況、支給ブキなどを統合したパターンを、クマサン端末で保存できるようになっており、保存したパターンで何度でもプライベートバイトが行えるようになった。また、バイトシナリオの保存時にコードが発行されるようになっており、コードを他のプレイヤーに教えることで、他の人にも自分のバイトシナリオで遊んでもらうことができる。
EXTRA WAVE
サーモンランのバイトを続けていくと、次第に「オカシラゲージ」なるものが貯まっていく。
編成内にこのオカシラゲージが貯まっているプレイヤーが多いと、WAVE3終了後にオカシラシャケという超巨大なシャケが現れ、これの撃退がノルマとなる「EXTRA WAVE」に突入する。
EXTRA WAVEに入ると、通常の報酬に加えて「ウロコ」がゲットできる。ウロコには金・銀・銅の3種類が存在し、ネームプレートやオキモノ・ステッカー、色違いの作業着と交換出来る。
詳細はオカシラシャケの記事を参照されたし。
クマサン印のブキ
2022年10月2日にはスプラトゥーン3初となるランダムバイトの開催が決定した。
この期間中且つオールランダムの場合、試射場ではスプラシューターしか使用できなくなる。
また、仕事の終了後、プレイヤーは最後のWAVEで使っていたブキを試射場でも持ったままだが、
スケジュール更新後やブキのコンテナで装備した時は自動でスプラシューターに変更される。また、以前はメニューを開いても自動でスプラシューターに変更されていたが現在は修正済み。
4種のうち1種だけがランダムの場合は、ランダム以外のブキであれば使用できる。
当然クマサン印のブキも続投を果たし、なんと新種のクマサンブキまで発見された。
新たに発見されたクマサン印のブキ
やはりレギュレーション違反待ったなしの代物であり、インク消費量も激しいことになっている。
トライストリンガーのクマサンモデル。2022年10月2日に初登場。
トライストリンガーの砲身をハンドルに詰め込むようにさらに6門セットし、全部で3倍の9門になっている。また、中央のリール部分には怪しい金色の燃料が入った怪しいボトルが突き刺してある。持つ部分にまで砲身が設置されておりもはやどこを持っているのかも不明。
砲身が増えたことで塗りの範囲がとんでもなく広がっており、溜め撃ちによる爆発も9発全て爆発するようになっている。そして溜めの時間も少ない。
何より、縦横問わず溜め撃ちは全て当たればダメージ999カンストという脅威の威力を誇る。(試し撃ちで1発だけ当てると分かるがフルチャージで一発が150ダメージ。爆発部分が40ダメージ。これが9ヒットする事になる。)
近くのザコには連射を、遠くのオオモノシャケには溜め撃ちをかましてやろう。
また、接近して全弾当てるのも有効。フルチャージであればテッキュウをワンパンする。
もちろんオカシラにも有効でフルチャージを全弾当てればイクラキャノン以上の威力を叩き出す。ヨコヅナは巨体な為、オオモノよりも全弾当てやすいのでオカシラを想定して改造されたブキとも言える。
ただしその分クマブキ特有のインク消費の多さも凄まじいものになっており、ノンチャでもインクタンク満タンの10%のインクを消費し、フルチャージしようものならリッター4Kや前作のクマサン印のスロッシャーみたく25%のインクが消え去る。クマスロやリッターと違いこの武器に貫通性能はないため、よりインク管理に気を使う必要があることを忘れないように。
クマサンによって違法に改造されたジムワイパー。
2022年12月2日に初登場。スチームパンクを彷彿とさせる外観。
カバー部分が解放され、ダイヤル部分にはコイルが巻き付けられている。そして、例の金色の燃料は柄に突き刺さっている。
…っていうかそもそも機械仕掛けの回転ハンコなんてあるのか。
基本的には斬撃がすごく広いのが特徴だが、何よりも最大の難点として斬撃を飛ばせないため、射程すらパブロ以下である。ただの剣…いや大剣である。
そのため塗り能力は極めて悪く、足元ぐらいしか塗れない。
(塗っている・・・というか漏れているイメージ)
その反面、通常斬りの威力200、溜め斬りの威力カンスト(テッキュウワンパン可能)という常軌を逸した威力を持つ。溜めには1秒強ほどかかる。
さらに、溜め斬りと同時にスティックを前に倒すと超速で長距離を進む。
これで敵を倒すと居合切りの再現だって可能だが……攻撃位置を誤ると即水没とかいう思わぬ事故が起きてしまうので、この技を使う時はよく考えておきたい。更に特筆すべき事項として溜め切りはシャケの装甲を貫通する。いわば前作のクマサン印のスロッシャーと同じ性質を持ち、この特性により、テッパンを正面から切り伏せ、重厚な装甲に見を包むバクダンをそのまま爆発四散させ、カサに籠ったコウモリを叩き割り、地面に潜っているモグラをぶち抜き、カタパッドを撃ち、いや切り落とす。極めつけに、グリルを前からワンパンできる。今までのクマブキにも類を見ないイカレ武器である。ただし射程がないのでハシラやハコビヤ母艦は苦手。
また、溜め切りばかりに目が向きがちだが、普通の振りも中々強い。ダメージ200で燃費もいいためザコをバシバシ切り裂ける。ドスコイですら2振りである。ヘビなどのオオモノ相手も下手に無防備な姿を晒す事になる溜め切りよりこちらの方が最適だったりする。
ビックラン第4回にて初登場。
スライド上限9回、スライドする度にエクスプロっシャー並みの爆風が発生する。その爆風を利用したザコシャケの掃討が得意。またハシラをワンパン、更に上手くいけばカタパットもワンパン可能。一方で通常時の射程は短いので、バクダン等は苦手。また、スライドの誤爆による水没に注意。
前作から続投のクマサン印のブキ
悪名高き(?)初代クマサン印ブキ。今作では2番目に登場。
相変わらずの火力と連射力でザコは瞬殺可能。ハシラも下から余裕。
射程はないので、タワーやバクダンには少し不向き。
インク消費も激しいがストリンガーほどではなく、曲者の多いクマブキの中では比較的扱いやすく万能。対特殊ウェーブ性能も高い。
対オカシラ戦でも有効で、ダメージを当てやすい上撃ってるだけで下のザコは溶けていくのでとても使いやすい。
クマサンブラスターに続いて3番目に登場。
傘を捨てた散弾銃。クマブラが攻撃担当ならこちらは塗り担当というべきか、ひたすら塗り力に重きをおいた性能。その塗り力はLACTやパブロが尻尾を出して逃げ出すほど。前作ではクマブキどころかブキ全体で見てもあまり高いとは言えないDPS(1秒間に与えるダメージ)とシェルター特有のインクロックによりクマブキ最弱であったが、今作からダメージが上がり、インクロックも解消されてクマブラのような順当に強いブキに変貌した。正直塗り力が高い分こっちの方が使いやすいかもしれない。
今作では5番目に登場。初めて登場した回がクリスマス期間と被っており、クマサン商会からのクリスマスプレゼント…なのかもしれない。
ドリルのように渦を巻いたインクを放出する、スロッシャー…という名のナニカ。
スクリュー弾の威力は今作でも変わらずで、前作同様にオオモノシャケの装甲を貫通し、今作では加えてナベブタのバリアを貫通したり、ドロシャケを葬ったり出来るようになっている。
一方で、一発当たりのインク消費量がべらぼうに多かったり、通常のスロッシャーとはインクの軌道が全く異なっている点も変わらず。
インクロック時間も長くなっているため、調子に乗って連射すればあっという間にインク切れを起こし、すぐに反撃に移れない…なんて事態を簡単に引き起こしてしまう。
クマサン印のワイパーと同様、ピーキー枠に該当するブキとなっている。
今作では6番目に登場。初めて登場した回が奇しくも大学入学共通テストの試験日と被っていた。
自転車の空気入れを模した外観ながら、チャージ時間がほぼ0で他チャージャーのフルチャージ相当のインクをぶっ放せる、チャージャーとは?なシロモノ。
インクの威力が高く、当たったインクが貫通するあたり、(一応)チャージャーの性質を持ち合わせてはいる点は前作と変わらず。
機動力や塗り能力も高く、コジャケ以外のザコシャケ・大体のオオモノシャケは難なく屠れる。
他のクマサンブキと同様、燃費がべらぼうに悪く、調子に乗って連射していくとあっという間にインクが無くなってしまう点は注意が必要。
チャージャー特有である最大チャージ発射時の振動も専用の物になっており、バネの雰囲気が再現してある。
そして2023年2月18日、3では初となるクマサンブキ完全ランダムバイト(通称:クマフェス)が開催された。以降も3ヶ月ごと、Season終了月に開催される。
ビッグラン
「2022冬 Chill Season」のアップデートで追加。いわばサーモンラン版フェス。
数ヶ月に1度、バトルのステージにシャケが押し寄せる現象。当然だが、ビッグラン中はそのステージが閉鎖となる。襲来1週間前にはバンカラジオにてビッグラン警報が発令される。この時出てくるクマサン商会のカラーは通常と違いピンクとなっている。参加はいつものバイトのようにクマサン商会から可能。開始前や期間中には、イカリング3にてビッグランがやってくる!!バイト大募集と書かれたバナーが表示される。
1シーズンの3ヶ月のうち1つがビッグランに割り当てられフェスと1:2の割合で開催されるが、発売1周年の2023年9月は例外としてフェスとの同月開催が行われた。
ビッグラン中は、バンカラ街の空は紅に染まり、クマサン商会のヘリも飛ぶ。有料追加コンテンツ「エキスパンション・パス」を導入している場合、ハイカラシティの様子も同様に変化する。
上記の通り、ビッグランでは通常のバトルステージが舞台となるが、通常のバトルと異なり、行動できるエリアが制限されている。行動可能なエリアは各Wave毎にランダムで決まる。また、通常のバイトと同様、水位変化や特殊ウェーブ、EXTRA WAVEも存在している。特殊ウェーブはラッシュ・霧・グリル発進・ハコビヤ襲来が確認されている。
海に面していないステージも存在するため、水位によってはシャケたちの出現場所となる水面に接している坂が少なかったり、干潮では水面自体が消滅することもある。その代わり、ステージに大型のカンケツセンが水位に対応して設置されており、ここからシャケたちが出現するようになっている。
1回のバイトで集めた金イクラの数が上位であると、報酬のオキモノがグレードアップされる他、バッジも上位50%、20%、5%と上がる度にレア度の高いバッジがもらえる。
支給ブキの欄が完全ランダムとなっており、クマサン印のブキも確率で支給されるようになっている。
第3回からの新要素として、オカシラシャケ討伐時のウロコ排出量が通常の2倍となった。
金イクラの納品数のボーダーが開催ごとに上がっていき、ついには第4回で上位50%のボーダーが3桁になってしまった。これを受けてか、第5回からは必要納品数が固定された。
回 | 開催期間 | ステージ | クマサン印のブキ | 報酬 | 上位5% | 上位20% | 上位50% |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2022/12/10 9:00〜2022/12/12 9:00 | スメーシーワールド | ブラスター | オキモノ(ヨコヅナ) | 137個 | 113個 | 88個 |
2 | 2023/3/4 9:00〜2023/3/6 9:00 | 海女美術大学 | シェルター | オキモノ(タツ) | 141個 | 117個 | 90個 |
3 | 2023/6/10 9:00~2023/6/12 9:00 | マテガイ放水路 | チャージャー | オキモノ(ザコシャケの群れ) | 150個 | 124個 | 94個 |
4 | 2023/9/2 9:00~2023/9/4 9:00※ | ナンプラー遺跡 | マニューバー | オキモノ(ヘリコプター) | 156個 | 131個 | 102個 |
回 | 開催期間 | ステージ | クマサン印のブキ | 報酬 | 金ボーダー | 銀ボーダー | 銅ボーダー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 2023/12/2 9:00~2023/12/4 9:00 | タラポートショッピングパーク | オキモノ(金イクラ) |
※フェスのヨビ祭と同時開催。
『敵が街に攻めてくる』というシチュエーションと2回目で登場したオカシラシャケ『タツ』の外見から某狩りゲームのこれを連想した人もいる。
バイトチームコンテスト
2023春 Fresh Seasonから登場。
いわばリーグマッチのサーモンラン版で、フレンドと一緒に5WAVEの決まったバイトシナリオで金イクラを獲得した数を競う。名称が長いため、プレイヤーからはバチコンと略されている。
ブキは4種の中から1人1つずつ選択し使用する。プライベートバイト同様ブキチェンジがない。また、チーム内で同じブキの同時使用は不可能。ブキごとにスペシャルも固定であり、チーム内での扱いの練度が求められる。
ビッグランと違いこれはクマサン商会の社内イベントである。金イクラの獲得数が多いほど報酬も豪華になる点はビッグランと同じだが、社内イベントでこれを取り入れるとは、どれだけ金イクラを集めさせる気なのだろうか…。シャケ側にとってもはた迷惑な話である(元々サーモンラン自体シャケ側にとっては大迷惑な話なのだが…)。
WAVE1のキケン度60%から始まり、そこから一定数の金イクラを納品すると次のWAVEのキケン度が上昇していく。ノルマの1.5倍納品で30%、ノルマの2倍納品で60%上昇する。キケン度が上がれば上がるほど難易度は上がるが、その分大量納品が狙えるため上げていくのはマスト。
2023年4月に開催された第1回ではソロ参加ができず、フレンドかチャンネル機能で集めた有志とチームを組んでプレイするしかなかったが、後に2023年7月開催回からソロ参加機能が追加された。
ビッグランと異なり、通常のバイトも並行して実施されている。このためほうしゅうメーターも通常バイトとチームコンテストで別のものが用意されている。また、バイトの評価もコンテストには関係がなく、通常バイトでのみ変動する。
イベントの終了時、1つのシフトで納品した金イクラの最高個数に基づいて、特別なステッカーが進呈される。
回 | 開催期間 | ステージ | 報酬 | 上位5% | 上位20% | 上位50% |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2023/4/15 9:00~2023/4/17 9:00 | アラマキ砦 | ステッカー(シャケ&コジャケ&ドスコイ) | 203個 | 169個 | 123個 |
2 | 2023/7/1 9:00~2023/7/3 9:00 | ムニ・エール海洋発電所 | ステッカー(バクダン) | 217個 | 178個 | 143個 |
3 | 2023/11/4 9:00~2023/11/6 9:00 | シェケナダム | ステッカー(ヘビ) | 205 | 168 | 136 |
シナリオ要覧
回 | WAVE1 | WAVE2 | WAVE3 | WAVE4 | WAVE5 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 干潮 | グリル発進 | 満潮 | キンシャケ探し | 普通 |
2 | 満潮 | ハコビヤ襲来 | 干潮 | 干潮/ドスコイ大量発生 | 普通 |
3 | 満潮 | ラッシュ | 干潮 | 霧 | 普通 |
※潮の特筆がないものは通常の潮位、ルールの特筆がないものは通常WAVE。どちらも通常の場合のみ普通と記載。
入手できるバッジ
今作から追加されたバッジ制度にも対応しており、サーモンランでも沢山のバッジがゲット可能。
- 評価
でんせつ200、400、600、999になるとそのステージごとのバッジがもらえる。200では通常カラー、400では銅色、600では銀色、999では金色のバッジがそれぞれ貰える。デザインはそれぞれのステージ。Ver.6.0.0からは、持っているバッジによってスタート時のバイト評価が変動するようになり、以前よりは高ランクのバッジが入手しやすくなった。なお、適用は銅バッジからである。
- クマサンポイント
バイトをすると貰えるクマサンポイントが一定値を超えるともらえる。1万ポイントで銅色、10万ポイントで銀色、999万9999ポイントで金色がもらえる。デザインはクマサン商会のロゴ。999万ポイントとなると相当な回数やり込む必要があるため、金バッジは入手難度が特に高い物の一つになっている。
- オオモノシャケ
オオモノシャケを一定数倒すともらえる。各オオモノシャケごとにバッジが存在。100体で通常カラー、1000体で銀色、1万体で金色がもらえる。このうち、テッキュウ関連はブキによっては処理が難しく撃破数が稼ぎにくいため、金バッジの中でもテッキュウはかなり入手困難。デザインは各オオモノシャケのイラスト。
- オカシラシャケ
オオモノ同様、一定数倒すともらえる。こちらも各種存在し、10体で通常カラー、100体で銀色、1000体で金色がもらえる。EXTRAWAVE自体の頻度が高くないのと編成や湧きによっては撃破が難しくなるため、こちらも入手難度が高い。デザインはオオモノ同様各オカシラのイラスト。
- キケン度MAX
キケン度MAX回をクリアすれば入手できる。これは一種類のみ。デザインはクマサン商会のロゴだが、形状がクマサンポイントのものとは異なる。
- ビッグラン
こちらは最高納品数の最終成績によってそれに応じたバッジがもらえる。上位50%で銅色、上位20%で銀色(同時に銅ももらえる)、上位5%で金色(同銀と銅)がもらえる。メンバーによって入手難度が変わるため、バッジやオキモノを狙うならフルパをおすすめする。デザインはビッグランのロゴ。
- バイトチームコンテスト
ビッグランと全く同じシステムのため説明は割愛。デザインはチームコンテストのロゴ。
余談
- 前作でもあったブイ(標識の浮き)が、新ステージではリンゴ、マンゴー、キウイ、メロンになっている。
- 前作に登場していたクマブキは「シューター並みの連射ができるブラスター」や「シェルターという名のただの散弾銃」に「チャージという概念がないチャージャー」、「物理法則を無視した攻撃ができるスロッシャー」など元となった武器のアイデンティティをぶっ壊すような代物ばかりだったが、今作で登場したクマサン印のストリンガーはトライストリンガーに砲身を増やしただけ、クマサン印のワイパーは斬撃飛ばしを無くして近接攻撃に特化させただけ、クマサン印のマニューバーはスライドに爆発属性をつけスライド回数を増やしただけなので(辛うじて)元武器のアイデンティティは保たれている。
ビッグラン関連
- 最初のビッグランの前に出されたプロモーション画像のスメーシーワールドの空には七つの輪が見えていた。
- 不思議なことに、ゲーム内ではこの輪が確認できなかったが、そこから下りる光は確認できた。
- チームが3WAVEすべてをクリアできなかった場合でも、金イクラの合計はプレイヤーのハイスコアとしてカウントされるが、クマサン曰く街がシャケの侵略からうまく守られるかどうかよりも、金イクラのほうが気になるらしい。
- ビッグラン発生中はクマサン商会のオフィスがあるビルの屋上にヘリが一機常駐しており、新たなバイトが来るのを待っている。さすがにビッグランはクマサンにとってもまずい事態のようだ。