下駄
げた
鼻緒の付いた木製の履物で、日本の伝統的な履物のひとつ。
概要
基本となる板と、歯と呼ばれる地面と接する部分は木でできており、板に3つ穴を空け、そこに鼻緒を呼ばれる足を引っ掛ける紐を通してある、シンプルな構造。
履くと歯の高さの分、背が高くなる。
和草履と同じく鼻緒は中央についているので新品状態では左右の区別はない。そのため小指側が少し板からはみ出る。イラストでは鼻緒タイプのサンダルのように、左右の別があるように描かれるのがほとんどである。
和服が普段着だった時代には草履と並んで最も一般的な履物であり、昭和期にはバンカラ学生が学生服とのコーディネートで豪快さをアピールしていた。
現代、日常生活で見ることは少ない。
日常的で簡素なイメージから、原付や軽自動車等の簡便な乗り物を「下駄代わり」などと称する。
ツリカケ駆動が主流だった時代の電車は「ゲタ電」と呼ばれていた。
「下駄を履かせる」は数量・点数などを水増しして、実際よりも多く見せること。
「勝負は下駄を履くまでわからない」の「下駄を履く」は無事その場を後にするの意。
関連タグ
草履 雪駄 足袋 高下駄 ぽっくり下駄 下駄箱 和 スーパーカブ 一本歯下駄
下駄を履いているキャラクター
- 天狗
- 鬼太郎(ゲゲゲの鬼太郎):どこかでカランコロンと鳴り響く
- 仙狐さん(世話やきキツネの仙狐さん)
- 竹本チエ(じゃりン子チエ)
- R田中一郎(究極超人あ~る)
- 江田島平八(魁!!男塾):この漫画で下駄を履いているのは、意外にも塾長だけである
- 西京寧音(落第騎士の英雄譚)
- リョウ・サカザキ(龍虎の拳):下駄でバイクに乗る男
- 多々良小傘(東方Project):素足に下駄履き
- 臨獣クロコダイル拳ニワ(獣拳戦隊ゲキレンジャー)
- ナカジ(ポップン)
- ハレハレ君(コジコジ)
- 坂本辰馬 / 柳生九兵衛(銀魂)
- 浦原喜助(BLEACH)
- 錦えもん / モモの助(ONE PIECE)
- 五条新菜(その着せ替え人形は恋をする):学校以外の外出時
- エッジショット(僕のヒーローアカデミア):ヒーローコスチュームでは草履を履く