cv:中村源太
概要
本チャンネルの主人公の一人。享年23歳。
誕生日は9月6日。身長は178cm、体重は60kgぐらいらしい。
遍歴
生前は大学卒業後、ブラック企業である株式会社某企画のしがないサラリーマンであったが、法外な残業による徹夜が続いたある日、エナジードリンクの飲み過ぎが止めとなって過労死してしまった。
死後、冥府にて裁判にかけられるが裁判を担当した閻魔エマのミスにより冤罪を掛けられた上に「無間地獄で刑期45億年」を言い渡されてしまう。
基本的に判決を覆すことは出来ない決まりだったが、間違いを確認した閻魔大王により「借金45億円」を冥界に奉納した場合判決を覆せる制度を適用される。
そして自らの失態の責任をとるために同行を命じられたエマと共に現世へと「黄泉返り」をするのだった(エマによれば「入れ物は人間なので寿命がある」とのことで人間の身体を得ているようだ)。
普段はエマと共にとあるボロアパートの一室に住んでおり、内職や様々なバイトをしながら生活している。時折長期の泊まり込みのバイトもしている。
これらのことから生前はブラック企業でしか働けなかった零士が、死後に色んな職業を経験することとなった。
人物像
一人称は「俺」。やや毒舌だが、基本的には常識人かつお人好しな性格。
恋愛については今まで彼女がいたという事はないとはいわないらしい。
基本的にエマやエマのような人以外の他人には非常に優しく接している。また人並み以上の良識と正義感も備えている。
実際、極めて善よりで真面目といえる行動回も多く自分に迷惑をかけたことよりも本当に悩んでる人に対して失礼だという説教を優先させた回もある。
但し単なるお人好しという訳でもなく、相手の度の過ぎた嫌がらせには同様の仕打ちで返すなど、時に強情かつしたたかな姿を見せることもある。
本人は真面目に現状を打開しようとしているものの、エマの後先を考えない浪費行為のせいで余計に借金を増やされている苦労人で、その度に彼女にプロレス技を掛けて制裁を下している。一番得意な技はコブラツイスト。
メタ発言や過去回の回想描写が多いことからもわかる通り連続ストーリーであり、借金の額は引き継がれている
実際にも安定した職業に就きたいと思っているが、エマによってハイリスクハイリターンな仕事をすることが多い。
一方で、時折エマの口車に乗せられたり零士自身がミスを犯してしまうこともある。(逆にエマを言葉巧みに警察学校に入れさせたこともあるが)
スペック
特筆すべき点は無い平凡な人物だがブラック企業勤めだったため根性は人一倍あると自負している。
(エマとまともに付き合ってる時点で自惚れではないだろう。)
しかしそのせいか某企画以外のブラック企業に取り込まれたり自分が書いているゲームのシナリオのキャラになりきってしまった事もある。
クレーンゲームや料理が得意な他、画力も高く、さらに高速での暗算もできている描写がある等、経歴の割に結構多才で器用。
文章力もあり、エマにゲームシナリオライターを任された際には、そのストーリーの出来栄えに彼女を物凄く興奮させただけでなくゲームもヒットしている。
また初めてのことでも飲み込みが早く、初心者にもかかわらずプロコスプレイヤーから絶賛されるほどの衣装を作ったこともある。
経営コンサルタントの会社に入った時は周囲とのレベル差に悩んだが、続けて行く内に自然と追いつき社員たちから高い評価を得ている。
YouTuberになったときには某企画での嫌な思い出をビジネスノウハウとして配信したところ数ヵ月で広告収入が発生するなど、目付きの悪さが難点にならないことなら基本的に何でもそつなくこなせる様子。またエマと共同でなくなった途端、コンサルタントや苺農家、仮想世界で社長として成功していた話すらある。
毎度エマに派手な制裁を下していることから分かる通り、身体能力も人並み以上にはある模様。
しかし、彼本人は実際にプロレスのコーチとなる人物に出会うまではその経験はなく、全て何となくで繰り出していた。
貧乏アパート暮らしの独身男がお嬢様に求婚されたらどうなるのか?では、包丁を持った凶悪な空き巣相手にキン肉バスターを仕掛けてやっつけている。
ストーリー編ではヤマが作り出した人払いの桃花の空間に入れていたが恐らく死人だからだと考えられるが、冥界行きの駅に足を踏み入れた時はヤマに驚かれており、ただの人間ではないようだが……?
また、おそらく冥府の閻魔の一人である女性が彼を「兄」と呼んでいるが……?
容姿
所々ハネた黒髪に鋭い目付きをしている。
閻魔大王やエマからは「普通の顔」と評されているが、バイト先の女将が零士を見て顔を赤らめたり、刑務所の囚人から綺麗な顔をしていると評されたり、ホストクラブで働いた際は短期間でNo.1ホストにのしあがるなど、周囲の反応から実際には容姿端麗なことが窺える。(それどころか最初はNo.1のホストの代理を担当したが文句を言われるどころか男前と惚れられていた)
劇中では(リップサービスの可能性もあるが)「イケメン」と評されることが何度かあった。
服装は制服有りの職業以外は白ワイシャツ黒ズボンにネクタイ姿。ネクタイは特徴的な物である。
エマとの関係
エマのことは基本手荒に扱っているが、内心では一蓮托生の相手として仲間意識を持っており、彼女の下に帰る為だけにやっとの思いで再就職した会社を退職したり、彼女が暴漢にナイフで刺された際には激昂してその暴漢を殴り飛ばしたりなど彼女のことを大切に思っている面も垣間見える。
ただ恋愛対象には本能的な拒否感があるらしく、嘘でも告白するのは嫌のようである。
現在ではプロレス技をかける描写も少なく良くも悪くも普通の男女の悪友のような関係になっている。
学生時代
実は、高校時代にまだ閻魔学校の生徒で人間界に校外学習に来ていたエマやヤマと一度会っており、何かと理不尽な校則ばかりの学校での生活を案内していた。教師の不興を買うことを恐れるあまり見て見ぬ振りをしていたが、ヤマから軽蔑されたことで横暴な体育教師に刃向かっている。エマとヤマの援護もあり、報復こそされたが教師は威厳を潰されたことで二度と偉そうにできなくなった。
しかし、彼女らが冥府に帰ると同時に記憶は消されている為、本人は覚えていない上、彼女らも面識があったことを忘れている。
また典型的な中二病患者であり、「レイ=ジークフリート」という自分をモデルにしたキャラが主役の漫画を描いていたのだが、現在に比べると内容や話運びは支離滅裂で稚拙なものであり、本人には黒歴史扱いされている。
ひょんなことから発掘された際には、アパートから遠く離れたゴミ捨て場に捨てられた…のだが、そうとは知らないヤマに拾われてしまい、彼女のお気に入りになってしまった。
コミカライズ版
ほぼ原作通りの役回りであるがプロレス技のレパートリーが増えており、原作とは違う技をエマに掛けている。
ヤマとの戦闘でもエマを庇ってダメージを受ける(原作では腰を抜かしていた場面)、ヤマの話から「安心感」をバリアにすることで攻撃を防げることに気づく(原作では剣を回避した場面)、ヤマとの戦いの後日談ではバイト仲間として食事に誘うなど主人公らしさが増している。
関連動画
1話
ホスト回
ストーリー編(3話)
黒歴史回
余談
エマのような人にも冷たいということはなくヤルミナコラボ回ではエマの不当な裁判で死刑判決を下されたキリンもハック達と協力して救出している。
また話の最後ではエロ本の高額転売で儲けたお金を彼らに渡している。
また前述の通りPlottアニメの登場人物の中でもペンギン、やまとと並び数少ない常識を持つキャラクターでもっとも地獄行きが似合わない善人でもある。
関連タグ
Plottのメイン主人公
関連キャラクター
Plott関連
- ペンギン:基本的にはほぼそのまま動物化したようなキャラクター象である。本人いわくバディを組むなら彼でなんとなく信用できるし親近感があるらしい。
- 神谷"カレコレ側の質問コーナーで視聴者から彼に似ていると言われている。ただし、神谷からはレイジの方が男前で若いと思われている。
- 上司:ペンギンと同じ会社で働いていた彼の上司。財賀自身を過労死へと追いやった張本人と言う事も…。
- やまと:こちらもほぼそのまま女子高校生化したような人物像である。
- パンダ:ペンギンと同じく生前同じ会社で働いていた。あまり絡みはないが共通点の多いエマと纏めてペンギン共々言動を突っ込むことが多い。
- フラグちゃん:お人好しな性格同士なためか仲は極めて良好。コラボ回では落ち込んでいたフラグちゃんを慰めたりしていた。
- キリン:イケメンという事に対する嫉妬心があるようだがそれ以外に対する評価はフラグちゃんたちと同じ見解である。