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赤い光弾ジリオンの編集履歴

2024-08-22 10:42:30 バージョン

赤い光弾ジリオン

あかいこうだんじりおん

『赤い光弾ジリオン』とは、タツノコプロ制作のテレビアニメ作品。

概要

1987年4月から同年12月にかけて日本テレビ系列局(ただしテレビ岩手北日本放送高知放送など一部系列局除く)にて放送された。


セガが当時発売していた玩具『超高速光線銃ジリオン』の販促番組としてのアニメ作品であった。セガの光線銃は『ジリオン』放映開始前から販売されていたが、パッケージ・商品名を番組の開始に合わせ変更している。銃や胸に付ける受信センサーのデザインの他、連射が効かない・バッテリー寿命が短い等のストロボ式光線銃の弱点は、そのままアニメ作品中の演出にも生かされている。番組放映期間中にあったジリオン光線銃の大幅なモデルチェンジの際には、アニメでもこれに対応し、銃を作り直してニュージリオンとするエピソードが登場した。


ストーリー

*Wikipediaからの転載です。あらかじめお含み置き下さい。

西暦2387年、「第二の地球」と呼ばれた植民惑星マリスで暮らす人類は、凶悪な宇宙の侵略者ノーザ星人の侵攻により危機に陥っていた。

人類の兵器ではノーザ星人の装甲に歯が立たず、火力でも圧倒され、人類の滅亡は時間の問題だった。

そのとき、未知の超文明から3丁の銃が人類にもたらされた。ターゲットを分子崩壊によって消滅させるこの銃は、ノーザ星人に対して唯一の有効な武器であり、神秘の銃「ジリオン」と命名された。

マリス防衛軍は、ジリオンを活用して戦局を打開すべく、ジリオンを持つにふさわしい3名のエキスパート/J.J、アップル、チャンプを選抜し、スペシャルチーム「ホワイトナッツ」を編成した。

以降、ホワイトナッツとノーザ星人の死闘が繰り広げられる。


登場キャラクター

ノーザ軍


ノーザウォーリアーズ


主題歌

オープニングテーマ

1.『ピュアストーン』 作詞:戸沢暢美 作曲:大内義昭 編曲:小林信吾 歌:結城梨沙


エンディングテーマ

1.『Push!』(~20話) 作詞:戸沢暢美 作曲:入江純 編曲:小林信吾 歌:結城梨沙

2.『Rock Candy』(21話~) 作詞:麻生圭子 作曲:小森田実 編曲:入江純 歌:結城梨沙


各話リスト

話数サブタイトル
第1話コードネームはJJ
第2話頭上の敵をうて!
第3話チャンスは0.1秒!
第4話姿なき忍者部隊のわな
第5話アップル命令違反!?
第6話発進トライチャージャー
第7話死闘!JJ対リックス
第8話海底基地をぶっとばせ!
第9話ぬすまれたジリオン
第10話炎!リックスの逆襲
第11話新ジリオン誕生!
第12話撃て!トリプルシュート
第13話怒れシャッターチャンス
第14話戦場のナイチンゲール
第15話生か死か!?宿命の対決(前編)
第16話生か死か!?宿命の対決(後編)
第17話涙!JJをさがせ
第18話ノーザの美しき挑戦
第19話勝負!コインを投げろ
第20話失恋パワーでけちらせ
第21話激突!ザ・スナイパー
第22話ウソから出た大勝利!
第23話恐怖!魔のバイオ兵器
第24話大冒険!戦士オパオパ
第25話優しき逃亡者アップル
第26話しのびよる復讐鬼!
第27話非情の反逆者リックス
第28話神秘!?ジリオンパワー
第29話壮絶!リックス死す!?
第30話惑星マリス絶体絶命!
第31話勝利のラストシュート

関連イラスト

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トリビア

初期企画

本作の初期企画は三つあり

  1. 戦争を舞台にしたガンシューティングでジリオンは兵器として登場。
  2. アーサー王に似た剣を銃に置き換えたヒロイックファンタジーのロードムービー。何かの煌めきや財宝を求めて旅をする。
  3. ゴワッパー5ゴーダムゴールドライタンの様な少年少女活劇で、先の2作と異なり集団変身ヒーロー&ヒロインモノ。

が上がっていたが、最終的には1が採用される。また、3の構想は製作プロと形を変え、実質的な後継作だった「超音戦士ボーグマン」として実現する。

本放送終了後に学研から発売されたムックより引用・抜粋


謎の再放送差し替え

16話~17話の間と最終回後数話は過去エピソードに差し替えた編成となった。

仮説として

・スポンサーの資金力が無かった

・製作現場のアクシデント

が挙げられ、その謎の解明となるのが最終四部作の第28話のジリオニウム保管庫の火災で、もしかしたら資金力不足に加え、下請けスタジオが火災で製作が一時ストップしたと言う仮説が上がっていた、とのこと。


しかしそれは憶測にすぎず、実際は初めから全31話での制作が決まっており、本放送終了後の再放送は『傑作集』として放送することとなっていた、ということだった。

本放送終了後に学研から発売されたムックにおいてスタッフが没展開を語った事やお蔵入りしたシナリオのあらすじが紹介されていた事、本作放送当時は以前に放送された作品が短命に終わり、前作・ドテラマンも短命に終わった事と、本作放送終了後の次回作天空戦記シュラトが放送延長を果たすも作画崩壊が多発し、その後暫く他作品でも作画崩壊が収まらなかった事、当時のタツノコプロが苦しい状況だった事から、憶測が発生したと思われる。


そして、当初から全3クールと決まっていたにもかかわらず、1987年10月からはこれまで日曜朝10時だったのが10時半へ繰り下げとなり、「仮面ライダーBLACK」とのブッキングを回避したとも、仮面ライダーでは視聴率では勝てないとの判断があったと言われている。



ファンタシースターオンライン及び後継

ルビーバレット」という名称でジリオンの形状と発射音などを模した武器が、

レアアイテムのハンドガンとして実装された。

ファンタシースターユニバース以降は二丁持ちできる武器としても実装。


デビルサマナーソウルハッカーズ

「ジリオニウムガン」(銃)の名称で実装された。

ソフトの販売元はATLUSだが、発売当初のハードがセガサターンの為

セガ繋がりという理由から実装可能であったと思われる。

その後プレイステーション3DSへ移植されたが、

そこでも削除される事なく引き続き実装されている。


ファンタジーゾーン

ファンタジーゾーン3D ポッポーズ戦デイブが作ったホワイト・ナッツのマスコットロボット「オパオパ」は、元々はセガのシューティングゲーム「ファンタジーゾーン」で主人公を務める機械生命体。


アニメ制作会社

この作品は実はタツノコプロ本体ではなく、現在のプロダクションI.Gの前身となるスタジオによって制作された。


1980年代後半のタツノコプロは経営難に陥っており、スタッフが次々とやめていく有様であった。

そんな状況に嫌気がさした石川光久がタツノコプロから独立して「竜の子制作分室」を構え、タツノコが企画していた本作を何とか引き継がせてもらった上で制作したもの。この竜の子制作分室が現在のプロダクションI.Gとなる。


アニメーション制作には京都アニメーション(京アニ)も関わっている(石川は徳間書店の雑誌『アニメージュ』のインタビューで「本当は京アニに作ってもらっていた」と語ったことがある)。それまでのタツノコ作品での京アニの仕事ぶりの良さに石川が惚れ込んだからである。


2024年に開催されたジリオン&ボーグマン35周年イベントのトークで、チャンプ役だった井上和彦が「ジリオンは水谷さんと本多さんが亡くなって以後、2人の事を思い出しそうで観ていない」とコメントしていた。


関連作品

未来警察ウラシマン

超獣機神ダンクーガ

超音戦士ボーグマン

機甲警察メタルジャック

宇宙の騎士テッカマンブレード

ハイテク兵器を使用する少人数チーム、主人公に当時の若手声優を起用と、ウラシマンと本作とテッカマンブレードを除き放送短縮の憂き目に遭う共通点もある。

なお、ボーグマンとは放送局スポンサー代理店雑誌社が同じ兄弟企画(因みに広告代理店サイドのプロデューサーも同じ人)であり、テッカマンブレードとは同じアニメ会社である。

さらにボーグマン達が腰に下げている銃もジリオンであり『超音戦士ボーグマン ジリオンシューティングセット』が発売されている。ただし本編ではほぼ使われなかったが。

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