「偉くなったもんですね、名護君」
演:山本匠馬
変身する仮面ライダー
概要
『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』に登場するキャラクターの1人。
モンスターハンター組織「3WA」に所属する戦士。元は名護啓介の先輩格であり、3WAから逃げ出した名護のことを見下しているフシがある。
一人称は「私」で礼儀正しい性格。紅音也のことを尊敬しているらしい。
復活したレジェンドルガを討伐するため、一時素晴らしき青空の会と協力しレジェンドルガ達と闘う。人造モンスター「レイキバット」を使い、仮面ライダーレイに変身する。
レイが爪技を得意とするためか、爪を鑢で研ぐ癖がある。
正体(ネタバレ注意)
レイは人間では変身不可能なライダーシステムであり、白峰も既にレジェンドルガ化している。
レジェンドルガの王「ロード」に協力することを選んだ白峰は、レジェンドルガと闘う麻生恵と(過去から飛んできた)麻生ゆりを拉致し、本拠地「魔界城」へと運び込むと、レイキバットを遣わし麻生親子を人質に紅渡を魔界城へと向かわせる。
仲間意識は極めて低い、文字通り氷のような冷たい性格で、誤射を受けて抗議してきたガーゴイルレジェンドルガを何の躊躇いも無く惨殺している。
魔界城の森で恵の変身した仮面ライダーイクサを強襲し(戦っていたガーゴイルごと)殺害しようとするが名護の妨害を受けて失敗、直後に抗議してきたガーゴイルを返り討ちにする。
バトンタッチした名護イクサと恵の連携攻撃に圧倒され、迷いを捨てた名護のイクサ・ジャッジメントを受けて爆死した。
なぜ白峰が人類を滅ぼすアークに協力したのか、3WAの正体とは何なのか、数々の謎は闇に葬られることとなったのである。
余談
演じた山本匠馬氏はTV本編では登太牙/仮面ライダーサガを演じているが、『魔界城の王』は公式でTV版とパラレル扱いになっている為、単なるそっくりさんである。
テレビシリーズでライダーに変身する主要人物を演じ、劇場版では別のライダーを演じた俳優は山本氏が二人目となる(一人目は『仮面ライダー響鬼』でザンキ/仮面ライダー斬鬼を演じ、脚本家が同じ作品『劇場版仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』で氷属性の劇場版限定ライダーであるトウキ/仮面ライダー凍鬼を演じた松田賢二氏。因みに松田氏は『キバ』にも次狼/ガルル役でレギュラー出演している)。
関連タグ
志村純一:4年前の脚本家が同じ作品の劇場版限定ダークライダーで最初は敵組織を倒すという名目で登場したが、終盤で本性を表した点が共通する。こちらの俳優もテレビシリーズに別の役で出演している。
カブキ:3年前の脚本家が同じ作品の劇場版限定ダークライダーで最初は敵対勢力を倒すという名目で登場したが、終盤でその敵対勢力と内通していた事が判明する点が共通する。
天津垓:当初は敵怪人を倒すという名目で登場した組織に属するダークライダー、「一見爽やかで丁寧な物腰だが、本性は非常にプライドが高く格下と見做した者には露骨に軽視した態度を取るなど高飛車かつ冷淡で陰湿かつ慇懃無礼な性格」「仲間意識が極めて低く、仲間を何の躊躇もなく攻撃している」「白い服装」「主人公の肉親を尊敬していた」「2号ライダーを見下している」「実は人類滅亡を企てるアークに加担していた」「迷いを捨てた2号ライダーと女性戦士の連携攻撃や猛攻を受けて敗北する」などの類似点がある。