「甘ェ事言ってんじゃねェ 聖者でも相手にしてるつもりか」
「ウチと一戦やりたきゃ 軍艦でも引っぱって来るんだな」
概要
赤髪海賊団副船長。
少し抜けたところがある船長のシャンクスを的確に補佐するシャンクスの右腕的存在で、彼からは「ベック」と呼ばれている。
単行本8巻時点では作中で最もIQが高い人物であると紹介されていた。
プロフィール
本名 | ベン・ベックマン |
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年齢 | 48歳→50歳 |
身長 | 206cm |
懸賞金 | 不明 |
所属 | 赤髪海賊団副船長 |
所属船 | レッド・フォース号 |
覇気 | 武装色、見聞色 |
出身地 | 北の海 |
誕生日 | 11月9日(ノーベンバー、ベックマン) |
星座 | さそり座 |
血液型 | X型 |
好物 | かまぼこ |
初登場 | 単行本1巻 第1話『ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-』 |
WT100 | 57位(17576票) |
CV | 曽我部和恭(第4話)→田原アルノ(第151話~) |
人物
容姿
白っぽい髪色をしており、顔には十字の傷がある。ただし、12年前にフーシャ村に滞在していた時は髪の色は今より遥かに濃い黒っぽい色で、顔の傷も無かった。
作者曰く鼠っぽい顔から「ショーフクテイ・ネズミ」とあだ名がつけられたという話はウソップのウソである。
また、唐草模様のマントを羽織っている。
性格
冷静沈着でいかなる時も物怖じせず、シャンクスを的確にサポートする。また、面倒見がよく幼少期のルフィを気にかける一面もあった。
FILM REDでは、黄猿と対峙したシャンクスに代わって海賊団の指揮を執るなど、副船長としての活躍を見せた。また、入場者特典によると、女好きのプレイボーイとのことだが…?
戦闘能力
基礎戦闘力
「おれがやろう………充分だ」
銃を構えただけで海軍本部大将"黄猿”が手を上げて大人しくなる程の実力者。
雑魚相手には弾丸を使わないようで、ヒグマの手下たちと戦う際は咥えていたタバコを相手の顔に押し付けたり、ライフル銃を鈍器代わりにしていた。
覇気
内容 |
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基本的な2色の覇気(武装色・見聞色)を修得しており、高水準に鍛えられている。
しかし、描写が非常に少ないということもあり、不明点が非常に多い。
武装色の覇気
内容 |
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武装色の覇気は、その硬度は放たれた銃弾を覇気を纏った手でキャッチできる程頑強。
また、強敵との戦闘ではライフルの弾丸に覇気を纏うことで貫通力を高める模様。
見聞色の覇気
内容 |
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光速での移動や攻撃を可能とする大将“黄猿”が、あっさりと手を上げて大人しくすることを考えると、相当な見聞色を有していると考えられる。
活躍
過去
本作の冒頭、ルフィの少年期編でルフィの憧れの海賊団として登場。
ヒグマ率いる山賊団にルフィが攫われた際、シャンクスに代わってヒグマの手下たちをあっという間に蹴散らす活躍を見せた。
有名な「聖者でも相手にしてるつもりか」とはこのときのセリフで、ラッキー・ルウが山賊の一人を射ち倒した際に「やりやがった…なんて卑怯なやつらだ!」という山賊たちに対して(ヤソップの「卑怯?」という反応に続けて)言い放った。ちなみに「ウチとやりたきゃ軍艦でも引っ張ってくるんだな」というのはそうしたやり取りの後に逃げ帰る山賊たちに向けたものである。
第1部 サバイバルの海 超新星編
東の海~エニエス・ロビー編
各長編の節目で何度か出てくるものの、これといった活躍は無かった。
頂上戦争編
マリンフォード頂上戦争では赤髪海賊団総出で戦場に乗り込み、頂上戦争を終結に導いた。
この際追撃しようとする黄猿に対して銃を突きつけ「何もするな 黄猿…!!」と制止しており、その黄猿も「お~とっと……ベン・ベックマン……!!」と動きを止めている。
さすがに分が悪いと判断したとも、あえてベックマンの言う通りにして余裕を見せたともつかないが、少なくとも黄猿に警戒心を抱かせたことには違いない。これによってルフィとジンベエは逃げ切ることができた。
第2部 最後の海 新世界編
ドレスローザ~ワノ国編
ドレスローザの一件でルフィたちの懸賞金が上がった頃、ある荒廃した島で誰かの結婚式に出席しルフィの記事を眺める様子があった。
ワノ国編では決戦決着から一週間後が経った頃に赤髪海賊団全員でワノ国の近海に船を寄せ、シャンクスからひとつなぎの大秘宝を奪りに行くことを提案された。
ちなみにこの辺でユースタス・キッドの腕を奪ったことが明らかになった。
エッグヘッド編
第1079話”「四皇」赤髪海賊団”では、キッド海賊団が自分たちの傘下の海賊団にとんでもないことをしでかすと踏み、一人飛び出していったシャンクスの行動の意味を他のメンバーよりもいち早く理解した。
余談
- IQの高さ
上述のように作中で登場したキャラではIQが高いと評されているが、現在は単行本が100巻を越える長寿作品になった事で作中では素性を隠して犯罪組織を経営していた元七武海や想定外の事態に遭遇しても瞬時に対応する神など次々と頭が切れるキャラが登場している。
- FILM REDでの描写
アニメ1029話では、ウタがいなくなったことで心にポッカリと穴が空いて落ち込んでいたルフィを励ましてウタが船を降りた理由について何も言わないシャンクスを許すように頼むシーンと山賊の手下に襲われたルフィを助けるシーンが追加されており、ファンの間では、ベックマンの評価が上昇すると共に、ルフィの「他人の過去を詮索せず、辛そうに話している際は止めるように勧める」という性格はベックマンのこの行動が元になってのではないかと考察されている。なお、FILM REDにて、ウタワールドに捕らわれていた皆の意識の帰還をシャンクスやウタと確認した後、彼の表情は半泣きしているかのように一瞬歪んでいる。いつも冷静沈着である彼の親心や慈愛のような感情が見えた瞬間かもしれない。
- 女性関係
彼がプレイボーイであることは巻四十億(FILM RED入場特典)で判明したが、新しく発売(2023年7月4日)された巻百六のSBSで実はシャンクスの方がモテると判明した。
「モテるけど手を出さない(興味がない)」と「(※比較的)モテないけど手を出しまくる」という対局的な姿はどことなく後輩を彷彿とさせる。
関連タグ
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