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バーテミウス・クラウチ・シニアの編集履歴

2024-12-15 21:28:29 バージョン

バーテミウス・クラウチ・シニア

ばーてみうすくらうちしにあ

『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。魔法省の官僚。

概要

ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。魔法使いの男性。


魔法省の国際魔法協力部の部長として登場する。魔法ゲーム・スポーツ部の部長であるルード・バグマンと共同で1994年度のクィディッチ・ワールドカップそして三大魔法学校対抗試合を執り行った。


プロフィール

NameBartemius Crouch
  • バーテミウス・クラウチ
  • 同名の息子と区別するためSenior(シニア)と呼ばれる
  • 愛称はBarty(バーティ)
血統純血 聖28一族
家族
しもべ妖精ウィンキー
職業
  • 魔法省 魔法法執行部 部長 (第一次魔法戦争時)
  • 魔法省 国際魔法協力部 部長 (第一次魔法戦争後〜1994年度)
技能200の言語を操る
映画版演者ロジャー・ロイド=パック
映画版吹替佐々木勝彦

容姿・服装

ワールドカップのキャンプ場でマグルの姿に扮していた時はまるで銀行の頭取のような容姿をしていた。それほど身なりがしっかりしており、魔法使いには珍しく完全にマグルのルールに則った格好・振る舞いができる。


人物・過去

仕事が恐ろしく出来るようで、部下のパーシー・ウィーズリーから信仰されていた。対抗戦ではパーシーを代理として出すなどクラウチ自身も一定の信頼を寄せていたようだが、なぜか「ウェザビーくん」という独自名称で呼ぶのを止めなかった。パーシーいわくクラウチはゴブリン語やトロール語など大量の外国語を操れるらしい。


同じ名前の一人息子(バーテミウス・クラウチ・ジュニア)がおり、彼もまたホグワーツ在学中全ての教科で優を収めるなど優秀な魔法使いであったが、死喰い人としてヴォルデモートを信奉し、ネビル・ロングボトムの両親を拷問した容疑で告発され、獄中死。


当時、魔法法執行部長を務め、対死喰い人派の急先鋒として名を馳せていたクラウチ・シニアにとって「息子が死喰い人だった」という醜聞がそのキャリアに与えたダメージは計り知れず、有力視されていた魔法大臣への就任の道も閉ざされており、繰り上がり人事でコーネリウス・ファッジが魔法大臣に就任している。


クラウチ・シニアは元々死喰い人に対して強硬な手段を取っており、時には裁判なしでのアズカバン送りを行なっていた。シリウス・ブラックの冤罪も彼の責任である。

また、闇祓い達に死喰い人に対する「許されざる呪文」の使用を許可したのも彼である。


クラウチ家は純血聖28一族で、旧家の中の旧家。女性(メス)の屋敷しもべ妖精ウィンキーがいる。ブラック家とも繋がりがあり、フィニアス・ナイジェラス・ブラックの孫娘ケイリス(チャリス)はキャスパー・クラウチと結婚している。キャスパーとケイリスには一人息子がおり、彼がバーテミウス・シニアの可能性がある。


ちなみに出身寮は不明。よくレイブンクローとか言われるがキングズリー・シャックルボルトと同じでイメージ先行の誤解あるいは二次設定に過ぎない。ちなみにジュニアの方も出身寮は不明。




真実(ネタバレ注意)








実は息子クラウチ・ジュニアは死んでいない。


息子に同情したクラウチ・シニアの妻はあまりの嘆きから自分が息子の身代わりとなって死ぬことで息子をアズカバンから出すという重大犯罪を夫に頼み込み、クラウチはそれを受け入れて面会時にすり替えた。


連れ帰った息子に服従の呪文をかけて家に監禁して過ごさせていたがそれを偶然バーサ・ジョーキンズが発見。バーサ相手に強力な忘却術をかけて一度は隠蔽したものの、アルバニアにてバーサとピーター・ペティグリューが偶然接触、ヴォルデモートがバーサを拷問にかけて忘却術を解くなどして情報を引き出した末に知られることとなる。


さらに屋敷しもべ妖精であるウインキーの説得で息子が昔好きだったクィディッチワールドカップを観戦させるという危険を犯し、その結果ジュニアがウインキーの眼を盗んで逃亡し「闇の印」を打ち上げるという暴挙に出てしまい、ウインキーを首にせざるを得なくなる。


そしてウインキーのいなくなったクラウチの屋敷を訪れたヴォルデモートによってクラウチ・シニアに服従の呪文をかけられ支配下に置かれる。アラスター・ムーディを倒したクラウチ・ジュニアはムーディに変身しホグワーツへ潜入した。


服従の呪文によって普段通りの仕事をさせられていたクラウチだが徐々に服従の呪文に対抗し始めていたため、体調不良を偽って家に閉じ込められる。

そしてピーターの眼を盗んで逃走し、ダンブルドアにすべてを話すために服従の呪文への抵抗で錯乱しつつもホグワーツへ訪れるが、

ハリーから借りた忍びの地図で監視していた息子に殺され、遺体は変身術で骨と変えられ埋められた。


息子いわく「俺を決して愛してくれなかったが、母は愛していた」とのことだが、

錯乱している時に見た幸福の光景では息子を誇りに思っている発言や、正気に戻った時は息子のことはすべて自分のせいだと深く嘆き後悔している姿を見せている。

また、いくら愛する妻の願いといっても、そのために息子を脱獄させ、愛する妻が獄中死することを了承するのは尋常な行いではない。



映画版では親を亡くしたハリーを心から哀れんだり、ダンブルドアからもバーティと愛称で呼ばれ葛藤と苦悩をしていたとフォローされるなど、親子のすれ違いとしての面を強く描写されている。





関連タグ

トム・リドル・シニア:こちらはマグルの男性。「自分と同じ名前を持つ息子によって殺害された父親」という共通点がある。


(歴代魔法法執行部 部長)


(他作品)

碇ゲンドウ……妻子へのコンプレックスや関係の断絶などが共通

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