概要
米原駅(滋賀県米原市)から直江津駅(新潟県上越市)までの353.9kmの本線と貨物支線(敦賀港線、休止中)からなる。
湖西線や信越本線などと接続して日本海縦貫線を構成する路線のひとつである。大阪駅・名古屋駅、上越新幹線と接続する越後湯沢駅などと北陸の各都市を結ぶ多数の特急が運行されている。普通列車より特急のほうが本数が多い時間帯も存在し、『特急街道』『特急銀座』などとも形容される。
さらに475系や485系などの国鉄型車両がいまだ多く残る路線であり鉄道ファンからも人気で、『食パン電車』『魔改造』こと419系が走っていたことでも知られている。
まさに北陸版國鐵廣嶋のような状態だが、521系や683系といった新型車両も投入されており、決して古いままではない。
国鉄の幹線としては初めて「正式に」交流電化が採用された路線でもある。
(敦賀~南今庄間と糸魚川~梶屋敷間に交直セクションがあるため全線が交流電化ではない。米原~敦賀間と梶屋敷~直江津間は直流電化)
2014年に北陸新幹線が金沢まで開業すると、路線のおよそ半分近くにあたる直江津~金沢間が各県の第3セクターに転換される予定であり、多くの特急も金沢までに短縮または廃止となる見込みである。
関連タグ
路線
湖西線 小浜線 越美北線 七尾線 氷見線 城端線 高山本線 大糸線 信越本線
えちぜん鉄道 福井鉄道 北陸鉄道 万葉線 富山地方鉄道 富山ライトレール のと鉄道
※以下廃止路線