概要
主人公「うしお」と妖怪「とら」との出会い、「獣の槍」と「白面の者」との戦いは全くの偶然のようであったが、物語が進むにつれて、それぞれの深い関わり、長きに渡る宿命が明らかになっていく。人間と妖怪を超えた深い絆を主軸に置きながら、非常に多くの登場人物達のエピソードが描かれ、それらが終盤に向けて一つに収束していき、物語は最終決戦に至る。
ストーリー
寺に住む少年・蒼月潮は自宅の蔵の中で一本の槍に縫いとめられていた妖怪を解放してしまう。うしおが「とら」と名づけたその妖怪は、かつて近隣一帯を恐怖のどん底に叩き落していた大妖怪であった。また、とらを500年間縫い留めていた槍こそ、2000年以上も前の中国で妖怪を滅ぼすためだけに作られた「獣の槍」であった。獣の槍の伝承者となったうしおは、とらと共に様々な妖怪との戦いを繰り広げる。
始めこそ、降りかかる火の粉を払うごとく、襲ってくる妖怪を退治していたうしお達であったが、物語は次第に世界を滅ぼす大妖怪・白面の者との決戦を中心に廻りだす。
登場人物
主人公
ヒロイン
光覇明宗(退魔の総本山)
お役目様
獣の槍の関係者
その他
東(関東)の妖怪たち
西(関西)の妖怪たち
その他妖怪
神
ホムンクルス
白面の者とその眷属
武器
関連項目
うしおととら
作中における最強の存在。銀に光る槍を振るう人間と金色の妖怪。二体で一体の妖。太陽とともに、白面の者との最期の戦いに臨む。