概要
PHASE-08「敵軍の歌姫」において、アークエンジェル艦内で与えられた部屋に食事を運んでくれたキラ・ヤマトを、ラクス・クラインは「優しい」と評した。
少し前に、アークエンジェルの艦内食堂に現れて握手を求めたラクスを拒絶した憧れの少女・フレイの「コーディネイターの癖に、馴れ馴れしくしないで!!」という暴言を聞いてしまい精神的に傷ついていたキラは、「僕もコーディネイターだから…」と自嘲するように返す。
そんなキラに、ラクスはこう言った。
ラクス「あなたが優しいのは、あなただからでしょう?」
この台詞から、ラクスがコーディネイターやナチュラルといった人種に分け隔てなく、一人の人間として接していることが窺える。
そして、ラクスに前述の言葉を贈られたキラは、この時にラクス・クラインという少女に好意を抱いたのかもしれない(TV放送後のインタビューで監督や脚本家は『SEED』の劇中においてキラはフレイにもラクスにも明確な恋愛感情はなかったと述べており、公式的にはキラがラクスに恋愛感情を感じ始めるのは続編の『DESTINY』からとされている)。
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ラクス・クライン:言った側
キラ・ヤマト:言われた側