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ラクス構文

らくすこうぶん

劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の登場人物、ラクス・クラインが劇中で発したセリフが由来となっている。
目次 [非表示]

「必要だから愛するのではありません。愛しているから、必要なのです」


概要

発祥は『機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM』。

ラクス・クライン総統を務める世界平和監視機構コンパスブルーコスモス残党部隊を拿捕するべく、ファウンデーション王国と共にブルーコスモス本拠地への合同作戦を開始するが、それがファウンデーション側の罠であり、ラクスの恋人で主人公のキラ・ヤマトが策略にハマってしまい葬られた(実際には救出が間に合い生存していた。)後に、ラクス本人は拉致されてしまい、王国の宰相を務めるオルフェ・ラム・タオからとある計画の為に言い寄られ、更には最愛の人を失ったかもしれないという悲しみが襲った際に放ったセリフ。


といった真面目なシーンなのだが、そのセリフの汎用性の高さから『ラクス構文』が流行り始めている。なんなら、中の人乗っかってる


因みにこのセリフの発案者は『SEEDFREEDOM』の脚本の一人である後藤リウ氏(参照リンク)。


言葉の真意と影響

今作の黒幕であるアウラ・マハ・ハイバルとある目的の遂行のために自らの側近たちを製作しその者たちを先兵として、邪魔者であるコンパスを葬りラクスとオルフェと巡り合わせることに成功した。

しかし、それは『愛』というものは無くただ恐怖権力暴力での世界統治(支配)や優秀な遺伝子で決められた者たちの番いに仕立て上げられ、最終的にはアウラの「傀儡」となるに過ぎない計画だった。


そしてラクスは『愛』について、アウラ、オルフェ、シュラ・サーペンタインらの目の前で異を唱えるのだが、彼らには何も響かなかった。ただ一人を除いて…


構文の形式

『アニメ!アニメ!』で組まれた特集では「因果関係を変化あるいは逆転させる」言い回しとして紹介されており、基本形は

【A】だから【B】なのではありません! 【B】しているから【A】なのです!

としている。


使用例

  • 愛しているからガンダムなのではありません。ガンダムだから愛してるのです。
  • 家族だから愛するのではありません。愛しているから家族なのです。
  • 流行っているから使いやすいのではありません。使いやすいから流行っているのです。
  • 高いガンプラが欲しいのではありません。欲しいガンプラが高いのです。
  • 売れているゲームだから面白いのではありません。面白いゲームだから売れているのです。

余談

ドイツの哲学者、エーリッヒ・フロム著作『愛するということ』に「未熟な愛は言う『愛してるよ、君が必要だから』と」「成熟した愛は言う『君が必要だよ、愛してるから』と」という格言が記されており、一部のファンからこれが元ネタではないか?と考察されている。


関連タグ

機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM ラクス・クライン



アコード構文:発祥が同作。正式名称は「闇に落ちろシリーズ」グリフィン・アルバレストが言ったセリフが元になったネットミームである。


マフティー構文:本作の3年前に劇場公開されたガンダム作品「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」が発祥の構文。ただしこちらはマフティー自身は言ってない。


デューク・東郷:ラクス構文と似たような言い回しで自身の仕事論を語った事がある。

「俺にとって仕事は(人生の)すべて、じゃあない……」「すべてが仕事だ……」


フランツ・ベッケンバウアー:ラクス構文によく似た「強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ」という名言を残した、現実の元サッカー選手。


構文 ネットスラング 逆説

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