概要
『名探偵コナン』の主人公・江戸川コナンが、大人の前で「ちょっとヌケてる子供のフリ」(by 哀)をする際に多用する台詞。
特に事件現場において、自身が見つけた手がかりを「子供が偶然気づいた体で、自然に」周囲に知らせるために使っている。
「あれれ~?」の後には「おっかしいぞォ~?」などが続く。
世界一受けたい授業において、「名探偵コナン」のアニメで「世界一受けたい授業事件」の前編が放送された日に放送された回の1時限目・理科の授業内にて、着ぐるみで出演した際、東海大学教授・滝川洋二先生が「念力は使えません」と発言した直後にも、猫を被ったキャラクターそのままに、高山みなみが「あれれ~?先生?先生?」と声をあてているなど、現実世界でも、この台詞は健在である。
この台詞が響き渡ると小五郎はうるさがるが、目暮・高木ら警視庁の面々はもはや無意識に期待しているのか(ある事件では完全に期待していたため、「そんなの子供のボクがわかるわけじゃない!」と返されたため目が点になっていたほど)、その後の話を真剣に聞いてくれることが多い。
作中では
『探偵団に注目取材』では、コナンの名推理に慣れていない小林先生に不審がられないよう、哀がわざわざモノマネをしてコナンに「遠慮」という名の子供のフリを要求。
コナンは仕方なく渾身の「あれれ~!」を披露するが、今度は少年探偵団の面々から「そんな態度を取るから自分たち子供が大人にバカにされる」とクレームが入ってしまうのだった。
また、一時的に新一の姿に戻った『紅の修学旅行編』では、事件の捜査中にうっかり大声で「あれれ~?」と言ってしまい、蘭が引き、園子からは「不謹慎」と評され、世良からはドヤ顔で見られ、正体を悟られたと考えられる。
余談
TVアニメ放送15周年特別企画『名探偵コナンラジオ』第6回にて、コナン役の高山みなみ氏による「あれれ~?」講座が開かれた。
曰く、皆「あっれれ~?」と言いがちだが、あくまで「小さい『っ』を入れない」のが正しいとのこと。
ちなみにこの時はリスナーからのリクエストに応え、哀役の林原めぐみ氏も「あれれ~?」を披露した。