概要
配信タグ | #かなえリモート |
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ファンアートタグ | #かなえ先生からの宿題 (AIイラスト含む) |
R18用FAタグ | #見ちゃダメ先生 |
学術系VTuberの1人。2020年9月にVtuber活動を開始
フルネームは「永遠乃 叶(とわの かなえ)」。チャンネルの正式な表記は「犯罪学教室のかなえ先生」で、その名の通り犯罪学を専門とする。
「犯罪学」とはあくまで「犯罪を分析し、防ぐことに繋げる学問」であるのだが、稀に誤字脱字により「犯罪するための学問」のようになってしまう事故も起こしている。
後述の書籍でも犯罪教室という盛大な脱字により、イベント会場販売分にのみ手書きで「学」の字を書き足したことも。
元法務教官(少年院や刑務所で矯正指導を行う職員)という経歴を生かした動画を主に投稿している。
主な活動内容は実際にあった事件について語る配信や、他分野の学術系Vtuberとの対談。
通常配信は昼の生放送で直近に起きた事件を解説しつつ、その事件に関連する法律や過去の事件へと話を広げていくことが多い。
単独の事件解説そのものより、自身の知識・現場経験を活かして関連付けて話を広げるディープな内容により、時間帯やジャンルの割には同接は多い。
一方、夜の時間帯に配信する場合はお悩み相談等の犯罪に関係ない内容が中心。
また、生放送以外でコラボ収録動画も度々投稿している。
活動内容の近いじゃこにゃーとはよくコラボしており、弁護士に関する話や著作権に関する解説を行った。
また、じゃこにゃー以外にも、飴三屋かんろ・禰好亭めてお・河崎翆・毒ヶ衣ちなみ・油揚こんなど多くのVTuberと対談している。
2021年7月5日から、懲役太郎と共同で「懲役先生」というコラボ番組を配信している。
さらに同年12月24日に学術系Vtuberユニット“まなぶい”の一員として参加し、2022年春開始の経済産業省のSTEAMライブラリー「未来の教室」プロジェクトに参入している。
シナリオライターをしていた経歴を活用し、2022年4月には小学館の「@DIME」にて執筆した記事が評価され、連載を始めていくことになる。
同年7月には初の書籍を出版する。
日テレのプロジェクトVの冒頭映像に、一瞬だけ映っている場面がある(中央最上段)。
2022年9月には活動2周年を記念し、女体化モデルを公開している。
株式会社MOGURAが運営しているVtuber・Vライバー紹介サイト『MoguLive』の「2025年に活躍しそうなVtuber」では前年に続き2年連続で第1位にランクインした。
衣装デザイン盗用疑惑と釈明
2024年7月に「新衣装」として、とがせ景デザインによる着物姿のモデルを公開。しかし、ある既存のキャラクターの衣装に酷似しているという指摘があり、とがせと連絡を取ったうえで告知を削除、謝罪する事態となった。
とがせはかなえ先生からデザイン上のガイドラインや立ち絵等のイメージを提供された上で制作を行ったが、結果として似てしまったと経緯を説明している(なお、そのキャラクターが登場する作品のプレイヤーであることも明らかになっているが、依頼を受けた時点でプレイを止めていて、キャラクターについても把握していなかったとしている)。
またかなえ先生は「出来上がったイラストと酷似するイラストがないか確認を怠った私にも責任がある」としており、謝罪動画(削除済)でもキャラクターについてよく知らないためにたまたま似てしまったような発言をしていたが、かつてTwitterにて当該キャラクターの衣装について「纏いたい」と投稿していた(つまり、キャラクターと衣装について認知していた)ことが確認されている。
その後、かなえ先生が、キャラクターの権利元にお詫びと事の顛末を説明し回答を得たこと、今後は納品前のチェックを徹底するなどして再発防止に努めること、キャラクターとその衣装については以前見かけて簡単に把握していたが、依頼の段階では時間が空いていたこともあって存在について失念していたことを報告し、改めて謝罪する形で一旦は収束している。
人物・経歴
チャンネル説明欄では
・日本酒と野球とサッカーが大好きな関西人!
・少年院で実際に勤務して、数多くの犯罪者と身近に接し、退官後もバーチャル犯罪学研究所でひっそりと彼らの社会復帰を望む彼らの支援を続けている社畜研究員です!
と自己紹介している。
京都府出身。長らく関西在住だったが、2023年にV-Clanと提携することになり、東京に移住している。
動画やインタビュー、Twitter等での本人の発言をまとめると、弁護士を志して関西の某大学の法学部に進学するが、国家公務員の説明会に参加したことで、少年院での仕事に興味を持ったこと、またもともと教育の分野に関心があったこともあって法務教官を目指すようになり、大学卒業後は法務省に入省したとのこと。詳しい時期は不明だが女性向け作品のシナリオライターをしていたこともある。
自己紹介動画では「心理学と社会学が専門」としている。
先に述べたようにもともと法務教官として働いていたことから、現場の実態や犯罪ケースに詳しい。単純なデータだけでなく、特に少年犯罪については実際の犯人を多く見てきた目線から様々な傾向を知っており、あくまで一人の担当者の経験という範囲ではあるものの、独自の説得力を有している。
こうした「経験に基づいた」点もあってか、懲役太郎とは得意な分野や経歴はまるで違うものの活動方針が一致し、コラボチャンネル開設に加え普段からネタにしあう相方となっている。
なお、法務教官は最低でも21歳以上という年齢制限があるため、かなえ先生の20歳という年齢設定と矛盾が発生しており、改めてリスナーから年齢設定のアンケートを取った所、最も多かったのは39歳であった。
もともと神社系の家庭であるため、法律の知識に加え宗教法人絡みの事情にも詳しく、2022年に起こった事件を発端とする宗教に関する議論について、当該宗教団体の問題性は認めた上で「宗教法人という優遇の仕組みを失くすべき」という論調には様々な理由から否定的な見解を示している。
また、弟は現役の警察官であり、ある程度警察の事情についても把握している模様。
陽キャで人脈が幅広いため、様々な気になる案件があっては「それにかかわる業界の友人」にYouTuberという事情を明かして取材をしている。VTuberとして活動している理由は前職の関係で『お礼参り』のリスクを避けることから。
「AV新法」問題については、友人にAV業界人が男女問わず複数いる件を抜きに、自らも童貞として無視できない重要な危機として当事者として熱く反発している。
女性向けの創作活動に多少関わっていた事もあり、『京都アニメーション第1スタジオ放火事件』についても多少思うところがあるとコメントしている。
本人によれば職質されやすいとのこと。
ただでさえ人相やファッションが危ないために目を付けられやすいのではと推測しており、カバンを持たず現金を多く持ち歩く性格等が災いして、職質されるとより一層疑われてしまいがちであるという。
車が好きだが、年齢や顔のイメージと乗っている車がミスマッチなのか盗難車を疑われたことがあり、出張の際も自家用車に車中泊することが多いために車自体が怪しいと思われてしまい、普通に走っているだけで反対車線のパトカーが慌ててターンしてきた、というエピソードを語っている。
あまりにも職質されまくるので「全ての県警から職質されるスタンプラリー」とネタにされるほど。
なお、懲役太郎(の中の人)は出所してからは一切職質されていないらしく「逆だろ!?」等とネタにしている。
「犯罪」というセンシティブな内容を扱っていることやマシュマロ等で視聴者と密にコミュニケーションを取っていることなど(またその言動)から、何かと強烈な人に絡まれやすいらしく、ある事件についてその人物に都合の良い形で取り上げるよう脅迫を受けたこともある。
自分が脅迫を受けている頃、同じ事件に絡んで懲役太郎が買収された疑惑で炎上した際には「僕は脅迫されたのに、おじさんはお金をもらってたんですか!?この扱いの差は許せねぇ!」とネタにし、嬉々として炎上に便乗する形でその事件関連で翌日の生放送をすることを決めている。
この他、メンバーシップ限定配信があるNPO法人にミラー配信されていた事もあり、当該代表の動向を警戒しつつ証拠を集めていたこともあった。
「(女性向け界隈にいた頃に)メンヘラの彼女に刺されたことが何度かある」とコメントしており、またメンヘラ気味のVtuberとつるむことも多いため、いわゆるメンヘラ製造機、ないしメンヘラホイホイの傾向が見られると指摘されている。
事故で住所・本名をうっかり晒したことがあり、身バレしてしまうことも少なくない(参考)。
なおショタコンでケモナーであり、配信中にある性癖を漏らしたこともある。さらに、キルシュトルテとのコラボ後にXにて「身体の相性がよかった」と感想を述べている。
ADHDの診断を受けており、コンサータを服用していることを公表している。またASD傾向があるとの診断も受けたと語っている。
出演番組
- アベプラ 2023/3/30回:①少年の更生課題は?/子どもから目を離しちゃダメ?
- news every. (2023年9月4日放送分)
著書
- 「もしキミが、人を傷つけたなら、傷つけられたなら」(ISBN:9784866801735 - 2022/07/21、フォレスト出版)
- 「人生がクソゲーだと思ったら読む本 - 生きづらい世の中の突破術」(ISBN:9784093891196 - 2023/05/26、小学館)
- 「世の中の8割はどうでもいい。: 頑張ってもうまくいかない人生を変える思考術」(ISBN:9784093891530 - 2024/02/07、小学館)
関連イラスト
切り抜き集