概要
初登場は『ドラゴンクエストⅣ』。一見二足歩行するトラのように見えるが、着ぐるみなのか虎の口の中から赤い怪人の顔が出ている。
虎に食われた人が虎に乗り移ったとか獣の毛皮をまとう戦闘民族とかいわれている。
攻撃力が高いうえに「おたけび」も使ってくるので、「マヌーサ」を使って通常攻撃を当たりづらくさせてから戦おう。
ついでに『ドラゴンクエストⅪ』にも登場。3DS版のダーハラ湿原ではダックスビルと追いかけっこしていてズッコケる様子が見られる。
通常攻撃の他におたけびでこちらを転ばせたり、果物を取り出して食べることで自分のHPを回復したりする(邪verでは、回復量が特やくそうより上になるが肉食動物のトラが果物を食べるなんておかしい感じである)。モンスター図鑑によると、実は果物が好きなベジタリアンらしい。
「連武討魔行」弐の試練にも登場。こちらの個体は「すなけむり」を使う。さらに異変後の「グロッタの町」でもNPCとして登場するが、そいつはなんと語尾に「ニャ」をつけて話す。
もはやトラ男というかネコ男(雌だったら猫娘になりそう)である。
とらおとこ系のモンスター
- ベンガル
青白い体毛を持ったとらおとこの同位種。
HPが高く、マホトーンで呪文を封じてくる。
- 森の番人
とらおとこの代わりに『ドラゴンクエストⅦ』に登場。攻撃力が高く、砂煙を上げてこちらの命中率を下げてくる。
とらおとこ系としては珍しく、模様がない。
- ワータイガー
外見が完全にとらおとこに酷似しているモンスター。
通常攻撃以外に、火の息やホイミを使ってくる。
- ブラックキーパー
3DS版『ドラゴンクエストⅦ』に登場した黒いトラのモンスター。他とは違い、口の中に顔が無いので完全にトラのモンスターとなっている。
配信石版「証を授かりし者たち」で出現し、強化攻撃と激しい炎を使ってくる。
- ラッコアーミー
『ドラゴンクエストⅪ』の外海の北部やクレイモラン地方に出現。3DS版では名もなき地(クレイモラン城下町北東)にも出現し、とらおとこと同時に出現することもある。
通常攻撃やみずばしらによる攻撃の他に、貝を取りだし食べるという固有の行動を持つ。
これは普通に食べた場合は自身のHPが回復しさらに攻撃力が一段階上がるのだが、気に入らなかった場合は貝殻を投げつけてきて、こちらの一人にダメージを与える(強化攻撃)のだ。
逆ギレして貝を投げつけてくる姿が非常に印象に残る。
ボスモンスター
- とうだいタイガー
『ドラゴンクエストⅣ』で東の灯台を占領している中ボス。邪悪な炎の光を使ってコナンベリーを出航する船を沈没させるという悪事を働いていた。
現れた主人公一行を炎の中に投げ込んで焚き付けにしようとしてほのおのせんし2体と共に襲いかかる。
ホイミを唱えて回復したり、おたけびを使って行動不能にしてくる。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』にも登場している。ギリメカラとよろいムカデ、もしくはとらおとこといどまじんとの配合で作ることができる。
- ゴンズ
『ドラゴンクエストⅦ』にてイノップと共にダーマ神殿付近の洞窟の警備をしている魔物。
ダーマ神殿を占領し、以後訪れた人間達から呪文や特技を奪い続けている悪魔神官アントリア配下。相方のイノップ同様に人間から奪った力を与えられ、戦闘力が向上している。
ダーマ西の洞窟で初戦闘を行うが、負けバトルであり一方的に倒されてしまう。
二戦目の牢獄へ続く洞窟の最新部では大神官フォズによって力を封じされてしまい、これで楽勝……とはならない。特技・呪文はなくなるが、攻撃力は健在で痛恨の一撃も放つので決して油断してはいけない。
余談だが、初戦ではバギマと火炎の息を使用するが、二戦目では封じられるため、使用しなくなる。