『ドラゴンクエストⅦ』の同名ボスについては「とらおとこ」の記事を参照。
概要
CV:岸野幸正(ドラマCD版)/関口晴雄(アニメ『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』)
攻略本の説明によれば大魔王ミルドラースの片腕でもあるらしい。
ジャミが知略を用いるのに対してこちらは力を用いて戦略を推し進める脳筋的な立場を務めてる。その為なのか独自の拠点を与えられていたジャミと違ってそのような物は此方には与えられていない。
ただ、そういう事に不満を述べるような台詞は一切言っていないので、単純に戦う事が好きな性質から、専用の拠点等といった恩賞には、特に興味が無いだけなのかもしれない…。
ゲマ、ジャミと並ぶ主人公の因縁の敵の1人でもあり『古代の遺跡』において主人公の眼前でパパスを殺害したモンスターの1人であるのだが、いろんな意味で印象深いイベントが用意されているゲマやジャミと違って何のイベントも用意されておらず、忘れたころに『ボブルの塔』においてマスタードラゴンの復活阻止の為に彼の復活の為に必要な『竜の右目』を掛けて対決してそのまま倒してしまう事になる為、存在感がSFC版でもリメイク版でも極めて薄い存在だったりする…。
ちなみにリメイクではこいつとの戦闘後に話すを実行すると子供たちが主人公の顔に怯える台詞を見ることが出来るため、多少は印象に残ったプレイヤーもいるかもしれない(とはいえそれでも影が薄い事には変わりはないが…)。
スーパーファミコン版ではソルジャーブルの単なる色違いだったが、PlayStation2版以降では武器が鉈になり、盾にトゲが付いている。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズでは『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』で初登場。
また、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル』では珍しく色違いモンスターと共演しなかった数少ないモンスターである。
戦闘
SFC版
HP:1700 攻撃力:200 守備力:190 すばやさ:80
リメイク版
HP:2400 攻撃力:300 守備力:135 すばやさ:80
同ダンジョンで戦うことになるゲマと比べるとザコも良いところな強さ。
特にSFC版ではイメージとは真逆に攻撃力200しかない(参考:ゲマ280、メタルドラゴン210)上に、おおきづちのように「必ずミスをする」行動がある。
その上1回行動固定であり、せっかくの守備力もルカニ素通しであるためほぼ無意味。ブレス系統の特技も呪文も使用せず、通常攻撃および強化攻撃のみ。
凍てつく波動なども行わない為、スクルトで守備力を上げれば完封である。
リメイク版ではHPがだいぶ増えているが、これは戦闘人数が増えたための調整。その上守備力も落ちているためそこまでの強さではない。
一方で攻撃力は1.5倍にも増しており、上司であるゲマを超えている(ラストダンジョンでのゲマとほぼ同等)。またミスをする行動が削除され、呪文耐性も一部向上。
戦闘開始直後は思わぬ攻撃力で瀕死に追い込まれることがある。
…が、結局は1回行動のみでひたすら通常攻撃か強化攻撃というルーチンは変わっていないため、スクルトで守備力を上げればザコ(ただしリメイク以降のスクルトは上昇幅が小さいので重ね掛けは必要だが)。
また1ターン休みに弱いという弱点は改善しきれていないため、おたけび持ちあるいは名産品のコワモテかかしを使用しつつ戦えば何もさせずに倒すことも可能。
結局ゴンズの弱さはほとんど変わっていなかったのであった。
せめて「バイキルト」や「つうこんのいちげき」を持っているのであれば、そこそこの強敵だったかもしれないが…。
関連タグ
ドドリア:「紫系の色のパワータイプ」と色々と似ている。