概要
その歴史と終焉
『はごろも堂』には60年(1962年創業)の歴史があり、豆大福や宇治金時、水無月など多数の和菓子を提供。
月末に(作中は6月と思われ、本来は6月26日に放送予定であった)閉店すると知り、らんはショックを受け存続させたいと1人奮闘する。
ゆいは「全校放送での宣伝はどう?」と提案、あまねも「構わないが……」と戸惑いながらも承諾、ここねも「お店に確認しないと」と意見を出した。
早速、らん達5人で『はごろも堂』へ来店。ローズマリー曰く「来てみたかった」とのこと。
コメコメは豆大福、らん達3人は宇治金時、あまねは水無月を注文し堪能。
帰り際、らんは『はごろも堂』の宣伝を交渉、「任せて下さい」と目を光らせた。
上機嫌になったらんを呼び止めるあまね。「キュアスタの投稿はいいが、学校の宣伝はダメ」「『はごろも堂』には『はごろも堂』の事情がある」「我々が干渉するべき事ではない」とらんに告げる。
しかし、らんも「デパートに和菓子屋がたくさん入ってお客さん取られちゃう」「『はごろも堂』にお客さんをいっぱい呼べば大丈夫」「60年の歴史がある」「絶対に『はごろも堂』を守る」と反論。
あまねも反論せずに沈黙してしまい、結局互いに意見が対立してしまった。
らんはキュアスタで『はごろも堂』を宣伝し、1人で手作りのチラシを配る。
店主の松山咲枝はらんの協力に喜んでくれるが、自身が高齢のため閉店の意思は固かった。
レシピッピを狙いに来たナルシストルーを退け、キュアフィナーレと「『はごろも堂』を想う気持ちは同じ」と互いの思いを確かめ合い、らんは最後の『はごろも堂』の姿をキュアスタに投稿する。
予定通り閉店した『はごろも堂』の店内を寂しそうに見つめる咲枝。
60年守ってきた店への想いはいかばかりか。
咲枝は『ちゅるりん』の投稿を見て「ありがとう」と呟くのだった。
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松山咲枝:店主