概要
華満らん…らんらんが、キュアスタで使っているアカウントのハンドルネーム。
かつてらんらんは、ややおしゃべりが過ぎ友人らから遠ざけられた過去があった。食の話がしたかったらんらんは、いつしかキュアスタに目をつける。
そしてらんらんは、これで和実ゆいがキュアプレシャスに覚醒する以前からこっそりと食レポの投稿を行っていた。
プリキュア出現以前よりの#8のハンバーガー屋・#1のオムライス屋から#2の「とりからや」の唐揚げ定食★・#3のカレー屋★・#4の芙羽ここねのご贔屓のパン屋・#5のスープ屋★…、そして#6の学食のエビフライと様々なレポートを投稿していたのだ。
しかし一方で、自身も謎の激マズ飯テロに遭い続けた(「★」は、らんらんが餌食にされた料理)。
罠に落ちたらんらん!仕組まれたネット冤罪工作!!
だが、しかし…。
実は彼女の食レポはジェントルーの「カモリスト」として前々から悪用されていたことが判明。ジェントルーはちゅるりんが投稿した店に狙いをつけてレシピッピを奪っており、その際に気に入った店に再訪していたらんらんも現場におり、たまたま被害に遭うという状況が多発していたわけだ。
さらには、ゆい&ここねも「ちゅるりんが投稿している店ばかりが狙われる」ことに気づいてしまう。それだけならよかったのだが、二人は「ちゅるりんがジェントルーの正体では?」と疑惑の目を向けだしてしまい…。
結果的にはらんらんの身の潔白は早々に晴れることになったが、自身にも悪の砦に挑む過酷非情な運命が待っていた…。
また普段の行動から、ゆい達にあっけなく正体がバレた…。
そして…ちゅるりん卒業!?
ちゅるりん…らんらんは、パソコンのある自室で悪の砦への憎悪と「ある決心」を固めていた。
ふとした事で仲間達とおいしーなタウン珍道中の中で、食レポが「カモリスト」として悪用された上で無益な巻き添え防止として「らんらん、キュアスタ辞めたんだ」と宣言。
仲間達は独自の表現を惜しむが、かつてレポったハンバーガー屋も餌食されらんらんは激怒!!激闘の後で、らんらんは一計を案じた。
らんらんは、撤退宣言を撤回し妙案を提示。それはテイクアウトを活用して店を特定しない投稿を行い、ブンドル団の逆探知を困難にする事だった。
ちゅるりん…らんらんの新たな活動が、始まった。
またこれらを機に、アイコンをひと悶着の末に「なると」から「ラーメンを抱いたパンダ」になった…。
そして心を操作されていたジェントルー改め菓彩あまねは第18話にてキュアフィナーレに覚醒し、心の広いらんらんは過去の因縁について一切言及すること無く彼女を仲間に迎え入れている。
甘くて苦い和菓子大作戦の結末
第21話予告にて、夕闇の中不穏な空気で見つめ合うあまねとらんの姿があり、これはジェントルーとキュアヤムヤムの因縁が再燃するのか…と多くの視聴者が予想していた。
しかし、実際の第21話で描かれたのは二人の過去の因縁などではなく、らんの今一番大事なこと…60年続いた老舗和菓子屋、『はごろも堂』の閉店を阻止できないかと奔走するらんと、現実を見据え「『はごろも堂』には『はごろも堂』の事情がある」「我々が干渉するべき事ではない」とらんに告げたあまねとの対立だった。
らんはキュアスタではごろも堂を宣伝し(第21話で悪用される危険が無くなったためイートインの店の掲載を再開した事に触れている)、一人で手作りのチラシを配るが、店主の松山咲枝は自身が高齢のため閉店の意思は固かった。
レシピッピを狙いに来たナルシストルーを退け、キュアフィナーレと「『はごろも堂』を想う気持ちは同じ」と互いの思いを確かめ合い、らんは最後のはごろも堂の姿をキュアスタに投稿する。
予定通り閉店したはごろも堂の店内を寂しそうに見つめる咲枝だったが、『ちゅるりん』の投稿を見て「ありがとう」と呟くのだった…。