概要
その名の通り、『デリシャスパーティ♡プリキュア』の登場人物、食べ物への好奇心が旺盛で、テンションがあがると個性的な表現でおしゃべりが止まらない女の子、らんらんこと華満らんが不憫な目に遭っているイラストに付けられるタグである。特に某番組の如く、色々な美味しそうな料理を食レポしながら、堪能している。
…が、そのせいか食レポに訪れた先々で謎のタキシードな仮面の少女の激マズ飯テロの被害に遭っていることが多い。
安定のらんらん…華満らん氏の優雅な生活(本編ネタ)
これらは、多大なネタバレを含んでいます。未視聴の方は、ご注意ください。 |
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第一章・らんらんの青春
■第1話
のんき者でお人好しならんらんは、実家の手伝いで出前をやっていた。坂下の公園前の交差点で、『アンタッチャブル』ばりのベビーカー騒動に巻き込まれる。敏捷な同級生の奮戦で惨事は回避するも、気が抜けてカックンガッチャン。どうも、失敗の前歴があるようだ…。
これが運命の日の出来事であったが、我らのらんらんにとって始めから「謎と波乱」に満ちていた…。
■第2話
こんちこれまたらんらんは、唐揚げ専門店・「とりからや」にて唐揚げ定食の食レポ。が、不吉な妖気が漂う謎のタキシードな仮面の少女の横槍でご馳走はゲロマズ…。
■第3話
今日も今日とてらんらんは、ベジタブルエッグカレーに舌鼓。が、「皆様。大変長らくお待たせいたしました」とまた不吉な謎のタキシードな仮面の少女の横槍でご馳走はゲロマズ…。
■第4~5話【おさらいセレクション#1~2】
進級しかつての敏捷な少女と芙羽様と2年3組のクラスメートになり、「人生で大事な事はタイミングにC調に無責任」とスーダラな学校生活を送るらんらん。始業式から数日後に、ソフトクリームや野菜スープの美味にご満悦。が、野菜スープを喫食中に「皆様。久方ぶりのご無沙汰です」とまた不吉な謎のタキシードな仮面の少女の横槍でご馳走はゲロマズ…。
第4話では行っていないはずなのに、結局食ってたんかい……?!
第二章・架空と現実の間で…。
そして、第6話放送の2日前である2022年3月11日…公式ホームページより、東映アニメーションが第三者による不正アクセスを受けてシステム障害が発生、制作作業に影響が出たとして、第6話以降の放送がまる1か月にわたり延期されてしまった…。まるでアイツらにやられたかのように…。
キュアヤムヤムへの変身を果たした暁には、視聴者ともどもお預けを食った分を含めて「倍返し」の大活躍が期待された。⇒変身延期お嬢さん
第三章・らんらん復活!そして…。
予想外の事態の爪痕に苦しみながらも、彼女が変身できる事を信じて進み続けておよそ一ヶ月後の4月17日…遂に『デパプリ』が正式に放送再開!止まり続けていた彼女達の時が、そしてらんらん反撃のカウントダウンが再び動き出したのだ!
■第6話
「学生は気楽な稼業ときたもんだ」と、相変わらずスーダラな学校生活を送るらんらん。「ある事件」の後で、学食のエビフライを食いながら「ある事」をした…。その後、敏捷な少女と芙羽様は「ちゅるりん」というアカウント名の食レポを見た。その中には、母校の学食限定であるエビフライが写っていた。2人は、「ちゅるりん」に疑惑の目を向けた!
だが「ちゅるりん」の正体は、我等がらんらんだった!!
ちゅるりん改めらんらんは、C調に自宅のラーメンをレポート。まるで、ヒドい目に遭わされ続けた不吉な謎のタキシードな仮面の少女と結託したような表情で…。しかし、今回や今までの事件を遡れば、最近ぬいぐるみにもなったあの不吉な謎のタキシードな仮面の少女、どこかで見て聞いたような気が…?いや、まさかねぇ〜!!(;^ω^)
先の2人は泊さん達やキュアバーロー・タルト・名探偵こまち・ピカリン探偵共々、ブンドル団との関与を疑っていた…。身の潔白が晴れるのは、いつの日か…?そして、らんらんには怪盗達の巣窟である悪の砦に挑む過酷非情な運命が待っていた!!
そして次回・第7話にて、いよいよ反撃の刻が来たる。次回予告ではこれまでの恨みをぶちまけるが如く、天を仰いで咆哮を上げ、目が燃えるカットも挿入されていた…。
第四章・復讐するは我にあり
ついに、復讐の大願成就の日が来た!!
■第7話
敏捷な少女…和実ゆいと芙羽様…芙羽ここねはマリちゃんとエナジー妖精のメンメンを連れて偵察をするも、彼女達は純粋に明るいらんらんに好感を持つ。ひょんな事からレシピッピに興味を持つが、学校を支配し卑しい目をして不吉な笑みを浮かべる生徒会長・菓彩あまねは「いい方法がある」とらんらんにある提案をする。
そして数日後。実家では、らんらんの提案から「ラーメンとセットで一品半額サービス」を実施。店は、長蛇の列となった。だが、混乱に乗じ不吉な謎のタキシードの仮面の少女…ジェントルーによるレシピッピ狩りによって料理は全部ゲロマズ…。
そう。ジェントルーは、ちゅるりん…らんらんの食レポを「カモリスト」として悪用していたのだ!!
自身がハメられた事実を一部はまだ知らないとはいえ、血も涙もないジェントルーの「客が楽しみにしていたのは半額という値段じゃないのか?」・「何かと思えば、君が呼び寄せた客は安さに釣られただけ。味など気にするものか!」と冷酷に店の味を侮辱する言葉に、家をコケにされたらんらんは鬼神の巨人のごとく激怒した!!
そして奇跡が起き、らんらんは鬼神の女神となった。ここに、憎悪と復讐に燃えるらんらんと「悪の砦」であるブンドル団との因縁の激闘が始まった…。
そして、らんらんの言動からゆい達は「ちゅるりん」の正体を見破った。ちゅるりん…らんらんも、事実を認めたのだった…。さらに、これを機に「ゆいぴょん」・「ここぴー」・「マリッペ」とニックネームをらんらんが付けた。
尚、一部の大きなお友達からヤムヤムの必殺技がこれを彷彿させるとの声が上がった。戦う相手がブンドル団だからだろうか。
負けるな!らんらん!!飛べ!メンメン!!戦え!キュアヤムヤム!!
龍だ!龍だ!貴女は、龍になって闇に蔓延る巨悪を倒すんだ!!
第五章・激闘の日々
■第8話
クッキング&クックイーンらと謁見した晩、らんらんは悪の砦・ブンドル団に対し敵意と憎悪を燃やしていた。そして話題にあがった「ある事実」から「ある考え」を持ったらんらん…。
翌朝の彼女は「シオシオのパー」とげんなり。ひょんな事から、「おいしーなタウン街歩きツアー」と称して珍道中を決行。しかし、せっかく美味しいものを食べてもらんらんの顔は曇る。そして、「らんらん、キュアスタ辞めたんだ」と宣言…。
マリちゃんも悟っていたように確かに「カモリスト」として悪用された以上、巻き添え防止はやむ得ぬ決断だった…。が、仲間達は独自の表現のある「ちゅるりんの食レポ」の停止を惜しんだ。
だが、まだカモになっていなかったハンバーガー屋もジェントルーの餌食にされたらんらんは激怒。激闘の後、妙案を得たらんらんは「キュアスタ撤退」を撤回。テイクアウトで店の逆探知を困難にする方法で、継続する事を決めたのだった…。
■第9話
「ちゅるりん」のキュアスタをリニューアルした、らんらん。ナルトのアイコンのリニューアルを勧められ一考を案じたら、「ラーメンの絵がいい」というらんらんと「パンダがいい」というここねと意見が分かれた。
一計を案じたゆい達は、グラス授与を兼ねた「たこ焼き」パーティーを決行。たこ焼き作りも得意らしく、かつての先輩のごとく手際よく大量生産。しかしここでもギクシャクした上、お互いに顔芸の応酬というカオスな事態に…。
またまた一計を案じたゆいは、コメコメの世話を依頼するも逆効果…。
君達は、『ニャトランとハリハム・ハリー』かね…?まったく…。
険悪な状態のまま、戦闘になだれ込み。当然、尾を引いて戦いもバラバラ…。が、ゆいが「合わせ味噌」の極意を披露するやらんらんとここねは連携戦で乗り切った。そして、らんらん…ちゅるりんのアイコンはラーメンを抱えたパンダちゃんになったのだった…。
■第10話
コメコメの成長等、らんらんの周囲も躍動的になっていた。
ある日、第1話にも出たオムライス屋へ行った。レシピッピに興味を持っていたらんらんは、漫画家のごとくレシピッピの絵を描きまくっているようだ。
そんな中で、フルーツパーラーKASAIが実家であるあまねに会う。らんらんは、先の一件で「会長もレシピッピが見えるんだよ」と大はしゃぎ。が、当人はつっけんどんだった…。
■第11話
「ポテトサラダのプールで泳いでた」というスゴい夢を見て、ここねが突っ込んでも「らんらん、平泳ぎ得意だから」と返すらんらん。だが、この光景を憎々しい顔で卑しい目で見る者が…。
よねさん「らんちゃん。せくしぃな姿は、私が若い頃の姿を思い出すわねぇ…。でも、その後はどうすんのかしらねぇ…?」
その日、生徒会長のあまねは「文武両道」を建前に抜き打ちの実力テストを全校生徒に対し決行。
おい。一部で反感を買った前作のプリキュア界の認められない系生徒会長でも、校則と無関係に独断で強行した「こんなバカげた職権乱用」はしなかったぞ…。
学業優秀なここねの指導の下で予習をするが、英語では余計な屁理屈、国語の諺では、「和実語録」並みに食い物の諺だけは得意と来たもんだ。おいおい…。
そして試験の末に、答案が返却。ここねは90点だったが、ゆいは22点でらんらんは何と合格点に2点足りない38点だった…。それはらんらんはよねさんの中の人も出ていたクイズ番組の解答者ばりに、3択問題に鉛筆転がしで乗り切っていた。
あれまぁ…勝負の強い方だねぇ…、と思っていたら後の第25話においてババ抜きではあっさりババを引いた。まぁ、そんなもんでしょうなぁ…。
実は3人だけ問題が難しい物にすり替えられていたというインチキをやらかし力の分散封鎖を企てたあまね(=ジェントルー)の罠だったが、ゆい共々今後の展開…特に夏休みに大きな不安を残した…。後に、その不安は現実のものとなる…。ゴゴゴゴゴ…。
しかも、私立しんせん中学校版の補習メイトはゆい&らんらんだけだった…。困ったね…。
ひょんな事から品田拓海の助力を得て、らんらんは一抜け。分散で逆奇襲をかけ、ついに宿敵のジェントルーに遭遇。
ハートジューシーミキサーを初めて使用し、散々にカモられコケにしまくられた復讐に燃えるらんらんはジェントルーの衝撃波攻撃に迎撃すべく藤村大造・アンドリュー星野・鴨井大介ばりの早射ち技を出し撃破。
らんらん「お父さん、お母さん。うちの味の仇を討ったよ…!!」
※これは、TV本編では言っていない台詞です。
他の面々『親の仇だ!リメンバー!!』
だが、しかし…。らんらんを含む面々が目の当たりにしたのは、ジェントルーの真の正体であるあまねだった!!
さらに再洗脳によるバーサーカー的な操り人形にすべくナルシストルーも現れあまねは連れ去られたが、面々は「悪の砦」…ブンドル団の規模の強大さと恐ろしさを改めて知る結果となった…。
■第12話
事実を知り怒り狂った上に忌み嫌うジェントルー…あまねに憎悪を燃やし「らんらんは、死んでも奴…あまねを絶対に許さない!」と、陰湿で残酷な復讐を企ている暇はなかった…。
先の一件で、洗脳の可能性と恐ろしさを話し合う面々。何とかしようと話した末で、「三人よればもんじゃがおいしい」と言うも「三人寄れば文殊の知恵」とここねに訂正された…。
翌朝、古今の前例的に失敗続きの怪人・幹部がやり尽くていた無謀なパワーアップの末といえる洗脳の再強化をしたジェントルーが現れて一戦を交える。
戦後、「必ずやぁ~かの憎むべきぃ~」なジェントルーをおびき寄せるべく「はーい!それ、らんらんに考えがあるんだ!!」と「目には歯を!囮にはカモリストを逆用を!!」とらんらん…ちゅるりんはハンバーグ屋「いつでもハンバーグ」の偽情報を提示しちゅるりんの食レポを悪用し続けていたジェントルーの誘い出しに成功する。
しかし商売敵の「あさからハンバーグ」の開店時間が早かった事を忘れており、結局レシピッピを奪われてしまう…。
ジェントルーに意趣返し…さらなる復讐をするはずが、逆に自分のリサーチ不足を思い知る羽目になってしまった。
だが、苦戦の末にジェントルー…あまねは洗脳から解放された。だが傷ついてぐったりするあまねを見て、キュアヤムヤム…らんらんの心は「憎み忌み嫌うジェントルー…あまねへの復讐の決心」に揺らぎを感じていた…。
第六章・新たな敵、新たな友
■第13話
らんらんは、あまねに対しまだ冷酷な青白い憎悪の炎を燃やしていた…。
今回はカレー屋の新作メニューを勧めるも、ゆいと拓海の父親達のリモート対面のため中止に。
その後ハートキュアウォッチが感知したレシピッピを見て、「まさか生徒会長!?」と真っ先に恨み重なるあまねを疑う。おい、もう許してやれよ。
ナルシストルーの自己紹介を聞いて、彼女は「あの人もあやつられてるのかな?」というコメントをした。が、ナルシストルーさんはこれを否定。
そして、ナルシストルーさんとの戦いで辛うじて勝つものの「はぁ~っ何かよくわかんないけど、ラッキーだったねぇ…」とのんきに言うらんらんもジェントルーとは違う悪の砦のやり方でより過酷非情になっていく戦いと、第三勢力的な力の存在に気づいていなかった…。
■第14話
らんらんは「初恋の味がする」という新発売の「スィートクリスタル」を勧めるも、公園で起きた拓海のいざこざに首を突っ込んだ。
今回もあまねの家へ行くも、またしても門前払い。「んにゃ、大丈夫かなぁ…?」と心配するらんらんの心には、徐々にあまねへの憎しみが薄れだしていた…。
■第15話
ある日。私立しんせん中学校の学食がメンテで休業となり、当該日は「ランチピクニック」…平たく言えば弁当持参日になった。当然、通常の登校日であり残念ながらここねが考えたピクニック・遠足・キャンプではない!!
かつての夢を実体化するの如く、本当にポテトサラダを作る面々。ふとらんらんのハートキュアウォッチが鳴った。それは「ソロもぐちゃん」という人物の食レポに、ゆいと共にはしゃぐもサラダの製作に拘るここねに一喝された。
当日。ゆいはキャラ弁でここねはポテトサラダサンドだったのに対し、何と円筒の容器に入れたチャーハンだった。いつものようにハイテンションでチャーハンを語るも、級友が来たとたんに黙食…。ゆいには、奇妙な違和感があった。
その後ソロもぐちゃんの投稿が出たが、画像にはパムパムが…?!不審に思ったらんらんはパムパムを問い詰めるも、「轟さんパム」と言っても信用しなかった。
それと拓海君。君のニックネームは、群集刑事ドラマの名作ばりに「ブラぺ」になったぞ。
■第16話
こんちこれまたらんらん…ちゅるりんは、たまごサンドの食レポを堪能。だが、その奇行ぶりに高木晋平に見られ笑われた。言われたらんらんは、インチキ呪文に失敗したビブリーの前世が披露した第1作の第1話での水バシャばりの顔に…。おいおい…。
翌朝。ゆい達への挨拶は、どっかの学校ばりに「ごきげんよう」…。一方、高木はらんらんの事を言っていたが、当人はビブリーの同級生の信ちゃんばりのホラ吹きだった。自身達が十分スリルたっぷりな人生を送っているゆいも信ちゃんばりのホラにコロリと騙されていた上に、抗議も通じぬ上に逆に藪蛇を突いた。
ビブリー…いやどれみちゃん「あたしも、相当やられたわ…」・かおりさん…いや信ちゃん「恐ろしい子…。相当やるわね…」
実はらんらんはややおしゃべりが過ぎたらしく、幼少期には友達から遠ざけられていた。ゆえに、ちゅるりんの活動も極秘裏に行っていたのだ。
そして面々はらんらんを励ますために、敢えてラーメンパーティを敢行。げんなりだったらんらんの心に火をつけて、ラーメンは完成。一同は、「大好きには自信を持て」と励ました。
その後、らんらんは大衆食堂・山海食堂で肉じゃが定食を食う高木を見る。が、ナルシストルーの横槍が!!
激戦の後で肉じゃがについて語り、当人の好みとは違っている事を知る。その後、なごみ亭とらんらんの合作で肉じゃが弁当を作って高木に渡したのだった。
■第17話
数日ぶりに、あまねが登校。もう、らんらんはあまねを憎もうとはしなかった。
いやぁ、心の広いらんらんさんですねぇ…。ハハハ…。
その後、パフェのレシピッピが現れらんらんは写真撮影。が、相手はらんらん以上にハイテンションだった…。
だが当のあまねは、らんらん達への贖罪から生徒会長の辞任を含め面々を遠ざけてしまうのだった…。
■第18話
フルーツパーラーKASAIでフルーツポンチのレシピッピに大はしゃぎならんらんだったが、ジェントルーとして悪事を犯し手が血まみれ同然のあまねの消えぬ罪悪感に複雑な思いを抱いた。
だが、それを嘲笑うようにナルシストルーが出現しあまねが人質に。奴のハラは、組織における身勝手な扱いにしていた裏切り者にしてプリキュアには恨み重なるジェントルー…あまねをプリキュア達に始末…処刑させる気だったのだ!
面々はあまねの救出に全力を出すが、ゆい・ここね同様に「生徒会長の気持ち、バカにするな!!」と攻撃を続行。らんらんの心に、ジェントルー…あまねへの怨念は今度こそ消えた。そして、奇跡が起きた…。
その後、救出されたパフェのレシピッピの「お言葉」にここねを除く面々はひれ伏すのだった…。
おい。パフェのレシピッピさんよ。君は戦前から映画・TV化された実在した歴史上の人物かね…?
■第19話
クッキング&クックイーンらの謁見とグラス授与を兼ねて、あまねと会合を行う。らんらんは、早速「あまねん」とニックネームを付けた。
ふとした事からあまねの双子の兄であるゆあん&みつきらのバースデーケーキを作る事になり、じゃんけんでチーム分けを敢行。過去の過去を彷彿させるあまねとここねと異なり、ゆいとらんらんはフルーツのつまみ食いと牛歩っぽい展開だった…。おいおい…。
■第20話
ふとした事から、面々はここねの実家であるレストラン・デュ・ラクに招待される事になった。そんな事態に、らんらんは「らんらんは、ソフトクリームモリモリで食べちゃおうかな~。空に浮かぶ雲のように、真っ白なソフトにダイブしてふわふわ浮かびたい!エヘヘ~」の上に「ここは天国?でもって、らんらんはソフトクリームの雲に舞う天使の気分~!」とバニラ+イチゴミックスソフトを抱いて踊り舞うらんらん。
※しかもゆい君は、第16話におけるビブリーの前世が変顔に続いてやらかしたギガテイストなビフテキ定食を食っていた…。ゆい君。それなら、ビブリーの前世の小学生とその愉快な仲間達も招待しなさい!!
そしてなごみ亭で、あまねのマナーレッスンを行う。しかしナレーターの古巣ばりの二択問題に、「選択問題の女王」級にここねが全問正解なのにらんらん&ゆいは前作の団体も苦戦したどっかの伝説のクイズ番組ばりに「東京直行」・「罰ゲーム」級の敗退を喰らって死屍累々…。
そしてマリちゃんの提案で、衣装をレンタル。そんな中で、らんらんはなぜかあったパンダの着ぐるみを着て大乗り気。君は、日本が世界に誇る伝説の着ぐるみ師かね?結局は、ここねの提案で、パンダのヘアアクセサリーが付けられた。
店ではまたしてもナルシストルーさんの奇襲を受け、ここねとあまねに縁のある名言・「皆さん!準備はよろしくて?もちろんですわ!」と悪ノリにのっとって戦闘になだれ込むのだった…。
ナルシストルーを退けた後で、一部ハズれながらも優雅なランチと楽しいダンスを楽しむらんらん達であった…。
これにて一件落着!!
■第21話
実家のかき氷のアイデアを求めてたまたま出会ったあまねと共に、春野はるかの実家である「春屋」と野乃はなの祖母・庵野たんぽぽの「たんぽぽ堂」を彷彿させよねさんの友人でもある松山咲枝が経営する「はごろも堂」へ行く。が、店は「近日閉店」と張り紙が!おいしーなタウンにおいて、「PAON」という複合施設的なデパートが進出しテナントに和菓子屋が大挙入店する事になったのだ。
一応はあまねから校内放送の許可は得たが、店の許可を得るつもりで面々で来店。面々ははごろも堂の甘味に舌鼓を打ち一応の承諾を得たが、あまねは何かを感じていた。でも、らんらんの独自の表現にはあまねはやや引いていた…。
公園にて、らんらんはあまねと話し合う。あまねは「我々が干渉すべき事ではない」と否定的な事を言う。
らんらんは客の流失の問題しか考えていなかったが、あまねは悟っていた。それは、「おそらく咲枝さんが高齢にして後継者不在のため存続不可能を悟り、デパートの進出が引退閉店の潮時になった」という事を…。
(※決して過去の因縁を持ち出して喧嘩になったわけではありません。)
「らんらんは嫌だよ。絶対はごろも堂を守るんだもん!全校放送してもらわなくていい。らんらん、自分で考えるから!」
「らん!」
呼び止めるあまねの声もらんらんには届かず…。らんらん、冷静になれよ…。
翌日事情をゆいとここねに話すも、ここねはあまねの言うことも分かるといいたしなめられる。
「わたしはあまねの言うことも分かるな。始まりがあれば、終わりもある。お店の人に、どうして閉店するかちゃんと聞いた? らんが思っているのとは、またちがう理由があるのかも」
「ここぴーまで、そんなこと言うの?」
ゆいもまた、和実語録を持ち出し「果物や野菜を育てている時、元気がないとすぐお水をあげるけど、それが原因じゃないこともあるからちゃんと様子を見なきゃだめだよ」といつになく思慮深かった。
味方不在で、らんらんは孤軍奮闘しビラ配りを行うも結果はシオシオのパー。
咲枝さんと話をするも、やはり彼女の閉店の意思は固かった。
「じゃあ、はごろも堂の味はどうなるんですか?」
「そうね、それだけが少しさびしい気もするけど。でも、お客さんの記憶に少しでも残ってもらえたら、いいかな…みんな常連さんで最後にって食べに来てくれてるの。それで十分。」
複雑な思いで、最後の晩餐を見るもまたしてもナルシストルーさんの横槍が!!
もはや至上手段も平気でやる残虐なやり口に苦戦を強いられるも、フィナーレから「はごろも堂を思う気持ちは私も同じだ!」といわれヤムヤムとフィナーレの同時攻撃を突破口に辛うじて勝った…。
つまり憎悪を抱く過去の因縁であった彼女が未来の戦友に助けられたことでもあり、これぞ正しく、『昨日の敵は今日の友』という出来ごとであった。
様々な万感の思いを込め、面々も最後の晩餐を敢行。らんらん…ちゅるりんの置手紙を、咲枝は見逃さなかった…。同時にこの回の経験によって、少しずつ大人への第一歩を踏み出したらんらんであった。
■第22話
こんちこれまたらんらん達は、フルーツパーラーKASAIにて先ごろのメガビッグ・ビフテキ定食ばりにテスト制作のメガビッグ・パフェの試食を行った。和洋中のスイーツをのっけたりして、好評に終わった。
そんな中、湊陽佑が怪我でしんせん病院に入院している櫻井麻恵に「伝説のクレープ」を送ろうと悩んでいたところを拓海に相談していた。だがワゴン販売とはいえ、店主は海外に渡航し入手不能だった。
ゆいに相談したことから、皆でクレープ作りに挑戦。らんらんにも思い出深く「…一口食べると、常夏のリゾートにいるようなトロピカった気分になれるんだぁ~」と大はしゃぎだったが、まなつちゃんと気が合いそうやねぇ…。
そして、いちかちゃんばりに悪戦苦闘しながらもなんとかクレープ生地を完成させたのだった…。
■第23話
今日も今日とて愉快で陽気ならんらんとその一党は、なごみ亭でミートソース作りに勤しむ。らんらんも、香料の葉を間髪を入れずに入れると抜かりはない。
ふとした事でここねの母・芙羽はつこが話題になるが、「噂をすれば影」とはつこがやって来た。そして『神の舌だぁ!!』と、驚く一同。談話で、「でもって、一緒においしい物もいっぱい食べられる」と大はしゃぎだが、ここねの表情は複雑だった。
複雑な心情を話すここねだったが、両親や弟妹に対してと思われるが「らんらんも、発見したおいしいお店の話とかよくしてるよ」と意見を出したのだった…。
第七章・夏休みに現れた、新たなロボット怪盗
■第24話
夏休みの最中に、のんき者でお人好しなゆいとらんらんはここねとあまねから夏休みの宿題のフォローを受ける事になった。
しかしテキストには、ゆいはおむすび・らんらんはパンダの落書きが…。不安や…。
文章問題にて時間換算の問題で、ゆい共々かつてのインチキ試験同様に屁理屈とご都合主義な捏造の連続…。ゆいが「6分間の空白のアリバイ(?)」について考えていたら、なぜかゆいは自室で呑気にグミを食おうとし、いつになっても来ないゆいに「ゴゴゴゴゴ…」と激怒したらんらんが…。
「ゆいぴょん…待ってたのに…おやつ食べてるなんて…!」
おい!ドリフ・『オレたちひょうきん族』のコントや、2時間サスペンス・キュアバーローさん・タルトはんとかの推理ものじゃねぇぞ!!
今回はコメコメとパムパムの一悶着な話だったが、夏休みの宿題の行方はいかに?一応は、「最悪の事態」は無事に回避されました!!
■第25話
こんちこれまた陽気ならんらんと愉快な仲間達は、ひょんなことから新設されたニコニコキャンプ場へ免許取得したてのマリちゃんが駆るホンダS-MXで現地へ直行。その車内であまねは変な物体を見るも、らんらんは「…じゃあお化けとかぁ…?」とおちょくる。おい、もう許してやれよ…。
現地にて、リヤカーでてこずっていたら薩摩弁を口にする変な人の助けを受ける。が、当人はきょとんとしていた。そして、バーベキューをやろうとしてあの手この手で火付けを繰り広げる中でらんらんは変な踊りとポーズで祈祷するも通りすがりの人から着火剤をもらいやっと着火…。
相棒のエナジー妖精が火を吹けるキャラであることは(スタッフにより意図的に)忘れ去られていた様子。いやぁ、まいったまいった…。ハハハ…。
また出前5号に続いて、らんらんは「らくちん帽子1号」という発明品を披露。帽子の上にヘッドホン型扇風機と飲料水が入る小型タンクが備えられているも、まだ飲料の熱がこもることもあり欠点があった。
一方、あまねが見た妖怪はなんとナルシストルーさんが作ったロボット・スピリットルーだった!!ここね同様に助けられたらんらんも、驚愕する。
辛うじてスピリットルーを退けたものの、悪意満載の合理主義なゴリガン機械人形の出現に更なる過酷非情な戦いを予感させた…。だが、リヤカーを助けを受けてくれたりと、意外と良い奴なのかも知れない…。
その夜、ゆいの誘いできれいな夜空を見る。らんらんは、写真撮影をせず網膜にしっかり焼き付けたのだった。
■第26話
夏休み中期にも今日も今日とて「明るく陽気に行きましょう~」ならんらんと愉快な一座は、スピリットルー…ゴリガン機械人形にあるスペシャルデリシャストーンについて話し合った末に食事会と相成った。そして今更ながら、らんらんは「ほふぇ~!ブラぺもクックファイターだったんだぁ~!!」と驚愕していた。おいおい…。
ゆいは冷蔵庫にストックされていたピーマンを出そうとしていたら、コメコメとここねは「顔面蒼白・震えは止まらず」な事態に。共にあまねの先輩である東せつな同様に、ピーマンを生で食いあまりの苦さに「劇画顔になって涙のトルネードスピン・ジャンプ」になりトラウマになってしまっていた。
あのぅ、先日のバーベキューをどうやって食ったの?
そしてピーマン料理をいくつか作ったが、やっぱりサッパリだった…。
轟の勧めもあり農園へ行き、ゴリガン機械人形の横槍の末に再挑戦の意味でヤムヤム…らんらんは「そしたらさっきの料理はテイクアウトして、拓海先輩と一緒に食べよう」とブラぺの背で言い放った。相当やるな!
そして、ようやくコメコメとここねはピーマン料理を食った…。ピーマン大王は『快獣ブースカ』のイモラごとく「あの世」へ逝き、これで悪夢な『ピーマン2022』は終わった…。
第八章・らんらん博士と歪んだ怪盗との最大の決戦!!
■第27話
こんちこれまた明るく楽しいみんなのらんらんとその一味は、新学期の前日になってキャンディストアでペロペロキャンディを喫食(宿題はちゃんとやったようだ)。ここでもちゅるりんの任務を決行するも、通行人A&Bらのスティックタイプのシャボン玉製造機を見て、「閃いた!」とある考えを思いつく。
そして早くも、白衣をまとって「らんらん博士の新発明!食べられるシャボン玉キャンディだよ」と実験するも見事に失敗。そして華満りん・華満るんらのらんらんの妹弟も加わって、発明を急ぐ。しかしやり方は、どっかのやぶ医者のオペだったが…。
ひょんな事から、コメコメは人間体の耳としっぽに悩んでいた。折しも、らんらんは学食で第4話同様にソフトクリームの持論を初めてブチまけていた。らんらんはコメコメに「…変だって言わないんだよね」と言った上で、財団Bの製品に似たコメコメの耳&しっぽのグッズを提示。改めて「自分に自信を持て」と諭し、発明も成功した。
そんな中でまたしても、スピリットルー…ゴリガン機械人形の横槍が!
「食事はつまらん無意味」と歪んだ思想を振りかざすゴリガン機械人形に、プレジャスは「…ご飯も応援と同じだよ!」と言い出しヤムヤムも「だよねぇ」と協調する。
ヤムヤムは「知って欲しい!ご飯を食べる事ってすっごくハッピーだって事を!!」と言った上でかつてのジェントルーの如く、ウバウゾーを浄化!
だがしかし…!元凶の開発者・ナルシストルーさんが出現!奴はゴリガン機械人形のスペシャルデリシャストーンを乾電池のごとく取り出し機能停止された後、新型捕獲箱にセットした。
彼…ブンドル団にとってスピリットルーは、時間稼ぎとテストの捨て駒というより組織にいいように利用される「心なき「道化師」と言う名の使い捨ての操り機械人形」だったのだ…。
同じ発明を志すらんらん博士は歪んだ発明家・怪盗ナルシストルーとどう戦うのか?
奴が作った新型捕獲箱の秘密とは?ブラぺの救援は間に合うのか…?
「どう戦うべきか?」とわからない思わぬ事態に、プリキュア達の心は大きく揺れ動いていた…!!
■第28話
案の定、新型捕獲箱は更なる強化されたゴッソリウバウゾーを生み出した。そして、強化された敵の前にはなす術がなく敗退…。
和実邸では、ゆいのおにぎりにらんらんも「しゅわぁ~。この味は、心の応援団だよぉ~」と舌鼓。パムパムは「一世の伝承者なら」とコメコメに言うが、全力疾走でもシオシオのパー。共に、焦りの色を隠せずにいた。
そして、またの再襲来。ブラぺも加わり作戦を立て直しての決戦だったが、やはり…。だが、相手は桁違いだった…。が、皆は『コメコメ!いつもそばにいてくれてありがとう(パム・メン)!!』とコメコメに言った時に奇跡が起こった!!
出てきたのは、パーティキャンドルタクトだった!!それによる新しい技によって、見事敵は撃破!そして自暴自棄なっていたナルシストルーさんは自首し、逮捕された…。
セクレトルーは、ナルシストルーさんに「追放勧告」を出していた。だが、スペシャルデリシャストーンをもう一個持っておりそれをスピリットルーにセットしようとしていた…。
かくしてナルシストルーさんとの長かったような短かったような戦いは終わった(多分)。
でもいつか、別の人物も含めて同じ発明王繋がりとして、ナルシストルーさんと仲良くなったらイイナ♪
実はナルシストルーさんは、幼少のみぎり、辛い経験を抱えてらしい…。彼の悲しい過去を知るためには、あの妖怪たちに頼るのはどうだろうか?
第九章・護送の旅に出たらんらん。どこかにあるユートピア…クッキングダムへ!!
■第29話
ついに「怪盗逮捕」に成功した、らんらんと勇敢なる仲間たち。
逮捕されてもなお「俺様の辞書に「反省」の文字などない」と嘯くナルシストルーさんだが、じゃあクッキングダムに行く前に泊さん達によるゲシュタポ級の事情聴取でもやったろか…?
だがマリちゃんのスペシャルデリシャストーンが破損しているために、途方にくれているとパムパムが「コメコメがいれば大丈夫パム!」とコメコメの力で「誰も皆行きたがるがあまりに遠い」…クッキングダムへあっさりと着いた。そして着地した綿菓子の雲を、ゆいとらんがバリバリ食って本当に落下。
マリちゃん「そんなに食べちゃダメ!」
ナルシストルーさんはブタ箱へ向かうため憲兵隊に引き渡された後、面々はクッキング・クックイーンらに正式謁見。が、ゆいとらんはかつてのまなつちゃん同様に大胆な挨拶。おいおい…。
そして、クックファイター見習いのセルフィーユの案内により一行はクッキングダム珍道中へ。一方偽スペシャルデリシャストーンの検証をしているところで、大胆にもどっかの仮初め一家ばりにセクレトルーが往年の東映児童路線張りに敵地潜入。
一方、セルフィーユの案内でおむすびの花畑でおむすびを舌鼓。さらにおかず池では面々は色々な大物を釣っていたが、たくあんと昆布ばっかのパムパムとらんらんはさっぱり。
ショボくれてここねに支えられていたところを見ると、日曜ジャンケン戦争の対戦相手みたくやかん・ゴム長か水に冷やした瓶ビール…もとい冷えたジュース瓶でも釣ったの…?
まぁ、普通にボウズ…収穫が無かっただけの可能性も大でしょうなぁ…。ハハハ…。
セルフィーユはクックファイターへの憧れについて語るが、高所恐怖症と臆病な性格でいつも因縁の吊橋で落第していた。怖いもの知らずのゆいぴょんとらんらんは悠々と吊橋を渡るが、セルフィーユはシオシオのパー。彼女はここねとあまねに「皆さんには怖いものはあるのですか?!」と問うが、ここねはピーマン・あまねはお化けとジェットコースターがダメだった。大丈夫だよ。誰だって弱点はあるさぁね!!「まずは君が落ち着け!!」
一方、衛兵に化けたセクレトルーはレシピッピ狩りを強行。が、ぶつかったセルフィーユに見破られ馬脚を露す。
一同はゴッソリウバウゾーに挑むも、苦戦を強いられる。が、あまねの一言でセルフィーユは勇気を振るい出し辛うじて勝つも後にブラぺも知ることになるセクレトルーの狡猾なやり口に更なる過酷非情な戦いを覚悟させた。
その帰り道、面々は見慣れぬプリキュア達を見た。そこには、らんらんと気の合いそうな星奈ひかる・まなつ・ローラ…そしてナターシャらの姿があった。それは、遠からずうちに別世界で会うことになるのだった…。
第十章・相棒の意外な活躍・焼きそば勝負に命を懸けろ!
■第30話
さてさて季節はまだ残暑が残るも、食欲の秋も近し。マリッペの財布が、底を突きそうになった。相談を受けた横町のらんらんとその仲間たちは、「屋台メシグランプリ」の参加を勧めメニューは焼きそばに決めた。
当日、映画並みのプロモーションビデオまで作りその最中に強豪の「鉄板ふじの」の藤野夫妻らにも合った。
本番。互いに切磋琢磨を繰り広げる中で、らんらんはイカ焼き(焼きイカ)を食いながらイカ焼きにノックアウトされた…。イカ焼きと言えば、去年の隻眼のカニシェフも来ているかも…!
そして、相棒のメンメンは鉄板の下で口から炎を出して火力を発揮!
いやはや、こんなところで活躍するとは…。
極秘の火力の正体!
セクレトルーとの一悶着の末に、マリッペとふじののW1位になった…。そして、皆で花火鑑賞しながら焼きそばを食い合うのだった…。
第十一章・情無用の罠を突破せよ!!
特別編=ゆいぴょんのスパイ大作戦・暴力革命組織殲滅作戦!
■第31話
今日もまだまだ残暑が続く秋の日々。おいしーなタウンにて、イースキ島のマイラ・イースキ王女が来訪。ふとした事から、ゆいぴょんと対面しすり替え作戦を敢行する。
話を聞いたらんらんとその仲間達は、快くフォロー。マイラ王女の事前調査には、ちゅるりん…らんらんも脱帽。ほとんどはテイクアウトだったが、らんらんが離れる際にはメンメンを用心棒に添えた。が、拓海先輩にマイラ王女がゆいと入れ替わっているとバレそうになり、メンメンは冷や汗を流すばかり。らん達は慌ててごまかし、撤収する。
買い込みに戸惑うマイラ王女に、らんらんは「好きなものを食べればいいんだよ」と助言する。
だが、しかし…!!合流地点であるレストラン・デュ・ラクにゆいぴょんが向かう途中で、謎の一団に拉致される。
一味は、王座を狙う俗物同然のサンザー・イースキ王子が率いる一派…いや王政転覆同然の陰謀を持つ謀略反乱組織だった!ゆいぴょんは自力で縄をブチ切り変身した上で、仲間に連絡し全員変身。らんらん…キュアヤムヤムらも、マイラ王女を演説会場へ連れていく。
一味は一網打尽にされ日本の官憲を通じ本国へ護送されることになり、会場ではクッキングダム同様にはしゃぎすぎるゆい&らんの姿をマイラ王女は見たのだった。
本話はブンドル団が出ない、異色作となった。
セクレトルー「休息は大事ですよ( ̄ー ̄)ニヤリ」
作風は東映の人気シリーズだった『少年探偵団』・『多羅尾伴内』等の雰囲気が強く、『キイハンター』・『プレイガール』・東映児童路線等の基盤となった東映スパイ活劇の雰囲気が色濃いものとなる話になった。
これにて一件落着!
■第32話
横町のらんらんとメンメンは、出前がてら「お祭り」で胸いっぱいだった。
それは、「すすれ!ちゅるちゅる☆フェスティバル」という麺類のイベントが開催されるのだ。
残り物を駆使したカニ玉で腹ごしらえした後で、ゆいらの面々がぱんだ軒に来店。
しかし、ただ一人あまねだけは及び腰だった。それは元ブンドル団の少女怪盗・ジェントルー時代として散々にらんらんをカモり、第7話にて甘言で騙し店のレシピッピ狩りをした前科があったのだ…。そんなあまねを、らんらんは優しくエスコートする。正に昨日の敵は今日の友である。
…てゆーか、もう十分に苦しんで贖罪をしているんだ…。いつまで憎んでるんだ…。もう許してやれよ…。
そのカウンター席に、なんとくまモンが!!父の、古い友人とは…!!
だが、メンメンから「うどんのレシピッピ」が消えたの報が!!別の意味で、麺類にも悪影響を及ぼしていた。麺類のレシピッピが泣きすぎると味は変わらずとも麺がふやけてしまうのだ…。これじゃちゅるフェスが出来なくなるとあたふたするらんらんに、「冷静になれ」とあまねは励ます。
メンメンは「最後の切り札」として、麺占いを敢行。その結果は、黒と赤。コメコメは、ポスターに驚愕!それは、くまモン!!うどんのレシピッピは、くまモンにへばりついていたのだ。
だが、セクレトルーの横槍でうどんのレシピッピが強奪された!
ところが、らんらん…キュアヤムヤムの調子が悪い。それは、先の麺占いでエナジーを使い果たしていたのだ!弱気なメンメンに、ヤムヤムは相棒として励ましパワーダウンながらもゲリラ戦でフォロー!辛うじて、危機を乗り切った。
フェスは無事に開催され、面々も麺料理に舌鼓。その光景を、うどんのレシピッピを癒したくまモンは見逃さなかった。
くまモン「これにて一件落着!」
■第33話
麺類のイベント・ちゅるフェスの開催から1ヶ月後、季節はあっという間に10月末。いよいよ、ハロウィンの季節が来た。
らんらんと陽気な仲間たちも、その準備に勤しむ。その時にマリッペから、ブタ箱送りにしたナルシストルーさんの近況を聞く。クッキングダムには自分に合う食べ物があまり無く、その上彼は偏食で激しい好き嫌いと極端な猫舌で、幼少期から悲惨な食生活をしていたと思われる。(なお、「自分に合う食べ物があまりなかった」とは遠回しにアレルギー体質の事を指しているのかと思われるが、詳細は未だ不明。)
- たとえナルシストルーさんが心を入れ換えても、猫舌ではぱんだ軒のラーメン等を食べることもできないのだろうか…?
そして衣装選びで、ああねんは悪魔の衣装に惹かれかけた。が、思い直し天使の衣装に決めた。ちなみに、ゆいぴょんはカボチャドレス(?)・ここぴーは赤ずきんちゃん…我らのらんらんはパンダのキョンシーだった…。君は、みのりんボールの開発者かね?
今回は、前話の続編同然の話だった。果たして、我らのらんらんはこのあまねの心痛を理解しているのだろうか…?それは、神ならざる我らには知る由もなかった…。
第十二章・擡げだす過去!らんらんに迫る過酷非情な選択と戦い!!
■第34話
和実邸に、既に物故していたよねさんの墓参りに来た浅井又三郎爺さんと孫の宏輔君が訪問してきた。
宏輔は野球選手に憧れており、折しも試合が近づいていた。そこで、母校で寄せ集め連中による練習試合をやった。一見すると勉強は苦手でもスポーツ万能だから余裕そうに見えるが、我らのらんらんは、さすがに緊張しておりあたふたするだけだった。
残念!らんらんは野球を知らなかった斬りぃ!!
(※実際の試合内容とは異なります)
しかし、あまねんの髪形はかつての自分を思わせるような雰囲気が…。
試合後は、らんらん…ちゅるりんが選んだハンバーガー店へ行ってバーガーを食ったのだった。
今回は、さすがに最終決戦への伏線が多い話だった。そして、ニチアサの三大不満の一つ・野球を正面から扱っていた。
本放送時にはもう一つの不満が迫っており、その予告編ともいえた。
■第35話
ここねの両親が、イースキ島から帰国した。そして、マイラ王女と謁見した両親は産業振興として協力を求めていた。帰路の機内で話し合った末に、一家で移住を視野していたようだ。
そしてゆいぴょんちでマイラ王女とネット謁見の末にバラしたのか、らんらんとゆいぴょんは号泣しあまねんはどっかの刑事ドラマの取調べのごとくお茶はダダ洩れ…。
ゴミ出しジャンケンやウサギ小屋を見ていくうちに、数日後にここぴーは弁当を忘れた。そして、らんらんは特製シューマイ等を分け合った。
一応ははつこが先行でイースキ島へ行ったが、あまねんの卒業等の不可避な「会うは別れの始め」を意識させると共に徐々に最終決戦がほど遠からぬうちに起こるという過酷非情な現実を見せたのだった…。
それとパムパムさんよ。ついて行くのはいいんだが、イースキ島はどこにあるのか知ってんの?それに、移動方法が世間を騒がせた無謀な風船おじさんを思い出すんだけどっとも…。
■第36話
こんちこれまたらんらんんち…ぱんだ軒に、テレビ取材のオファーが来た。しかも、来訪するタレントがギャル曽根様と「タテモッティ様」こと館本飯菜様だった。憧れの人に、らんらんは卒倒した。
学校では進路のアンケートが出されたが、らんらんは「グルメインフルエンサー」と書きかけた…。
当日。取材が来たが、親子そろって石像になっていた…。おい。冷静になりなさい!
タテモッティ様と比較してらんらんは「月とすっぽん…靴の裏のガム」と格下になっていたが、タテモッティ様はいつも事前調査を欠かしていなかった。その光景に、らんらんは複雑な思いを残した。
またヤムヤムの孤軍奮闘で切り抜けた一悶着の末、再度どうぶつ杏仁豆腐の食レポをタテモッティ様と合同で担当しあった。それは、らんらんの夢…「グルメインフルエンサー」になる事への誓いの証だった。
余談であるが、その時彼女は知らなかった…!まさかタテモッティ様の前世が、11年前(…つまり地球がひっくり返った西暦2011年(=平成23年)はあの世間を騒がせた陰獣だったということを…。
まぁ、それはさて置いて…。事態は、急転する。
マリッペは師匠であるジンジャー(又三郎爺さん曰く「猫の被り物をした風変わりな奴」らしい)の調査をしていたが、プリキュア達や拓海らが生まれる以前…パムパム・メンメン・コメコメ一世とジンジャーらは20年前に来ていたというのだ!
※…つまり時は西暦2002年(=平成14年)でビブリーの前世が小6だった頃にして、同年代のなぎさとほのからがプリキュアに覚醒する2年前の事にして共に小6でよねさんが存命中だった時分だ…。
しかし、その記憶は一部が封印されておりはっきりとしない。
空白期間に、おいしーなタウンでいったい何が起きていたのか…?
■第37話
らんらん達の母校・私立しんせん中学校では、文化祭・しんせん祭が開催された。
同時にそれは、あまねんの生徒会長・引退の最後の花道だった。その会議中に、窓の外に「ありうべからず者」が…?
我らのらんらん達は、「THE炭水化物カフェ♥」を設置。単独一押しメニューは、「炭水化物マシマシセット」だった。
マリッペは、菓彩しゅういち・菓彩ぼたんのあまねんの両親に会うが意外にもゆいぴょんの家に住んでいたというのだ。が、空振りだった…。
そんな時、マリッペの元に「ナルシストルーが脱獄す」の報が!その当人は、技術室にてある一品を作り別室で電動ウィンチの修理を手伝った。ナルシストルーさんは白衣を着ていた事から教師と勘違いされていたが、謝礼としてあまねんのりんご飴をあげていた。食わず嫌いだったが、意外にも口に合った。
だがセクレトルーの横槍で、ナルシストルーさんは再度虜に!それは、かつての第29話同様に口封じ目的で王宮のブタ箱に刺客を送り込みそのトリックを逆手に人間界に逃げてきたのだ!
キュアヤムヤムも挟み込みに苦戦するも、キュアスパイシーのフォローもあり一矢報いた。「五十歩百歩」の展開にナルシストルーさんはセクレトルーをおちょくるが、大人げなく怒った彼女に突き落とされ処刑されそうになるも危機を救ったのはジェントルー…いやキュアフィナーレだった…。
最後は自身が作った「物体縮小機」を使い、ハートキュアウォッチで電送しブタ箱へ戻った。
あまねんの引退セレモニーの後、ナルシストルーさん…いやナル先生はムショであまねんのりんご飴を食ったのだった…。
でもやっぱり、ムショへ戻るより、黒コショウ君の実家にあるゲストハウス「福あん」に引っ越しても良かったかも知れないがな…。
「ナル先生よ。かつて星空みゆきちゃん達が粉砕した敵に属していたおばあちゃんも、縁日のりんご飴を「ウマい!あたしが作る毒りんごより、おいしいだわさ!」と言っていたよ」
「セクレトルーよ!貴様と組織の考えとそのやり方は、よくわかった。貴様がブンドル団に属し手先である限り、いつかはナル先生の二の舞を踏むぞ!!」
■第38話
コメコメの力によって、20年前にタイムスリップしたらんらん達。
そこは招き猫のモニュメントが建設されており、発展途上の最中だった。
そして面々は、よねさん以下若き日の姿があった。らんらんらは絶句していたが、ゆいぴょんは晩年期のよねさんとの会話には一線を踏み越えた事は出来なかった…。
またコメコメ一世やパムパム&メンメンにも、出会った。
その日の晩。公園にて、ジンジャーは行動を起こす。それは、「ほかほかハートを集める蓄積装置」を作ろうとしていたのだ!それはパムパム&メンメンの記憶を封じてまで作った、最後の切り札だったのだ!!
同時に、シナモンの冤罪もジンジャーは不吉を感じており巧妙な謀略説を考えていたのだ。そして、全員は強制送還され2022年の元の日へ戻った。
2022年ではセクレトルーの工作によって、孤軍奮闘していたブラぺも苦戦。帰還した面々によって、危機は去った。
一応は、ジンジャーの疑惑は晴らさせた。しかし、面々は「ブンドル団との最後の戦いがほど遠からぬうちに起こる」という言い知れぬ不安を感じ始めていた…。
■第39話
ゆいぴょんは第1話・以来久々に女子サッカー部の助っ人に行き、らんらん達も観戦に行った。
ゆいぴょんは友人・玉木わかなの弁当に感心するが、その日の夕方にわかなの父・玉木ましばに出会うも過労でブッ倒れてしまう。
迎えに来たわかなに和実語録を言うが、全てが全てではなかった…。
らんらん達も呆れるくらい、ほとんどヤケ食いで考えても案は出ず…。そして、またしてもセクレトルーの暗躍が!!
悪あがきに等しい「完璧…パーフェクト」に拘るセクレトルーの態度に、ゆい…キュアプレシャスも動揺と違和感を感じるも逆にバネにして切り抜けた。
だが、ゆいぴょんとセクレトルーは「完全無欠…パーフェクト」に拘り過ぎている感があった。よねさんだって、しくじり…失敗を重ねて語録を作っていただけに…。残念だが、この世に「完全」な人間はいない…。
安堵した光景にらんらんは「鬼に缶詰」とはしゃぐが、あまねんから「鬼に金棒」と訂正され一同は笑いあった。
だが、品田家では不穏な雰囲気が漂っていた。そして、Xデーが刻一刻と迫っていた。
そして気になるのは、ジンジャーと未だに姿を見せぬブンドル団の首領であるゴーダッツが雰囲気的に似ていることを漂わせているが…?いや、まさかねぇ〜!!(;^ω^)
第十三章・最終決戦=序幕/らんらんが見た点と線!暴かれる品田家の過去!!
■第40話
クリスマス&冬休みが間近とあって、我らのらんらんらもウカれていた。一方、ゆいの父・和実ひかると共にシナモン…品田門平も帰国した。
そして海外においてもレシピッピ狩りが侵攻しており、互いの謝罪と同時にマリッペに「ある事実」を告白する…。
年内最後の登校日となったある朝…。らんらんは「…完璧なパーティにしよう!」と意気込むが、ゆいはセクレトルーの態度に不審を感じていた。しかし、門平らの話に拓海は動揺は隠せなかった…。
タウンで拓海とマリッペは今後の事について話し合っていたが、その最中にセクレトルーが!!
そしてプリキュア側の盲点を突いた奇襲をかけるが、やむなく駆け付けたゆいの面前で拓海はブラぺに変身する!もう、「知らぬ存ぜぬのほっかむり」は出来なくなっていたのだ…。
動揺を隠せぬキュアプレシャスにキュアヤムヤムらも驚くが、ブラぺは混乱するプレシャスを一喝!ようやく我に返り、危急を乗り切った。
ヤムヤムらも真相を知り愕然とするが、プレシャスは号泣した…。そして、和実邸の縁側でよねさん同様に拓海はおむすびをゆいに渡した。
マリッペ・門平・拓海は登山へ行く一方で、ブンドル団の計画は着々と進んでいた。ゴリガン機械人形部隊の暗躍で、おいしーなタウン以外の日本国内や世界各地においてレシピッピ狩りを遂行していたのだ!
ブンドル団の、大攻勢のカウントダウンが始まった…。
- 第40話・余談
おい!メンメンお前セクレトルーさんの胸におっぱいダイブしただろ!「浮気は許さんぞ!」
(VTR検証)…ふむ、パムパムが壁になってメンメンはセクレトルーさんの胸に触れてないな。セーフ!まぁ、ええか…。ハハハ…。
■第41話
おいしーなタウンは日本は地球全土は、クリスマスムードに入り、まったく平穏無事な日々が続いていた。だが極一部の人々は、この平穏無事な日々にただならぬ物を感じていた。それは、ブンドル団との最後の決戦がほど遠からぬうちに起こるという言い知れない不安だった。
不安を感じる、極一部の人々…。プリキュア達は、今日も今日とて…クリスマスパーティの準備をしていた。
マリッペ達はとある洞窟でスペシャルデリシャストーンの修理を敢行するが、意図的な細工の疑惑がわいた。そしてナル先生のいるブタ箱のある王宮にて、ゴリガン機械人形とミニスピリットルー…スピリットルー軍団の潜入部隊によってクッキング&クックイーンらを束縛し制圧!それはプリキュア達が悪しき陰謀を粉砕した、イースキ島・王政転覆事件のごとく…。
そんな中で、タウンのスケート場でゆい親子はフェンネルに出会う。そして、ジンジャーの事を問うが空振りだった。そして、なごみ亭にてクリスマスパーティが開催された。我らのらんらんも、大はしゃぎだった。
その余興にてひかるがマグロの解体ショーをやっていたが、とうとう奴の悪影響が形を変えて出てきたか…。
だが、途中で出たフェンネルにゆいはおむすびを渡そうとするもおむすびが消滅!
激戦の末におむすびのレシピッピを回収するも、レシピッピがフェンネルの手に!!そして、フェンネルが変身しブンドル団の容姿に!!
フェンネルは、ブンドル団の団長・ゴーダッツだったのだ!!
駆け付けたマリッペ・ブラぺ…シナモンらも驚愕する…。
ついに、ブンドル団の大攻勢が始まった。過酷非情な戦いに、プリキュア達はどう挑むのか…?!
第十四章・最終決戦=開幕/らんらん激闘す!悪の砦への挑戦!!
■第42話
プリキュア達を蹴散らし、さそり男のごとく「その名は、もう捨てた」と言い放つフェンネル…いやゴーダッツ!奴は、スペシャルデリシャストーンに対して弟子のみならず王族に対しても復讐を誓っていたのだ!!
その激闘の最中に、ブラぺとシナモンの手によりらんらん達は復活!らんらんの「んもぉ~!元気マシマシ!!」と、一同は復活!激戦の末に、おにぎりのレシピッピが…そのままゴーダッツの手中に!!そして失敗続きだったセクレトルーは戦いの中ローズマリーに捨て身の電撃技を仕掛けるもゴーダッツに見捨てられ、あまねん&ナル先生の二の舞を踏みそのまま芙羽邸へ…。ゴーダッツにとって、部下は全て捨て駒だったのだ!!
そしてゴーダッツを追って、ブラぺ・キュアプレシャス・ローズマリーはブンドル団のアジトへ!!
あまねんとらんらんはセクレトルーを慰め「ミイラ女」風の治療をしていた…(?)。
(※実際の治療シーンとは異なります。)
その最中にブンドル団のアジトでは攻防が繰り広げられていた。焦るブラぺを抑えるのがやっとだったが、ゴーダッツはプレシャス…ゆいに和実語録を過信していた愚かさを嘲った。ゆいは、かつてのわかなへの事を思い出してしまい立ち尽くす。
コメコメの切り札によって、一同は強制送還された。が、コメコメの力は尽き果てていた…。
絶望にひれ伏すゆいに対し、ゴーダッツはゆいにとって一番大事なおむすびのレシピッピを最後の1ページに加えた!
ついに、大攻勢が本格始動した!
スペシャルデリシャストーンを巡る嫉妬から端を発した怨念の抗争は、ますます泥沼の中に落ち込んだ。その裏で配下をも捨て駒にしてまで暗躍する、フェンネル…ゴーダッツの黒い影。悪辣な謀略から人間界とクッキングダムを命運を救おうとする、プリキュア達の苦悩は深まっていった…。
■第43話
人間界で皆が満身創痍で落ち込む中、クッキングダムではスピリットルー軍団の猛威になす術もなく倒れていく衛兵・クックファイターたち…。クッキングダムの王宮にてブンドル団の捕虜にされてしまったクッキング・クックイーン・セルフィーユらは、ブタ箱へ行く途中でレシピボンによるレシピッピ狩りが再強行されるのを見た…。
一方でセクレトルーのスペシャルデリシャストーンで再突入に利用しようとするも、所詮は模造品だった…。芙羽邸の噴水で自身の過失を嘆く、ゆい…。
らんらん「ゆいぴょん、スカートが濡れてるよ…!!」
ゆいを励ますべくロールパンサンドを作りらんらんも「ぴゅわぁ~!ピリっとマスタードが冬空一番星の輝きだよぉ~!!」と大はしゃぎするも、ゆいがサンドを食う最中にハートキュアウォッチが今まで聞いたことがないけたたましいアラーム音がなるや「ぎょえぇ~!消えた」!!
芙羽邸の冷蔵庫・貯蔵庫の食材が「ない!ない!ない!食材が一切ない!!」と驚愕し半狂乱するらんらん。あまねんの「らん。君の好きなお料理はなんだ?」に対し、らんらんは「そりゃもちろん、あっ!ぎょえぇ~!思い出せない」…?!
しょうせいはチェーン店の状況を確認しようとするが、もはやレストラン・デュ・ラクだけの問題ではなかった。ぱんだ軒もフルーツパーラーKASAIもなごみ亭も…、いやおいしーなタウン全体もタウン以外の日本国内もイースキ島を含む世界各国もブンドル団の餌食にされた。
※本編の描写はおいしーなタウンや海外が中心だったが、根こそぎ状態ではやはり日本全土や外国のトランプ共和国・ブルースカイ王国も餌食にされたと見るほかはない。
特に先輩プリキュア達には家族・親族・級友に自営で飲食店・食品店・旅館等を営んでいたり家族・知り合いに移動カフェをやっている者もいれば、学校によってはカフェテリア風の学食や学生寮の食堂もある。
またお嬢様キュアの中には財閥・コンツェルン系の者もおり系列企業…リゾート系や食品製造業にデパートをも含む販売業等はおろか、ご当地グルメ的なパンやドーナツのある商店街…ひいては深海にいる隻眼のカニシェフの料理や哀しき犠牲者だった元・発明家のレストランや程なく迫る過酷非情な戦いの舞台の街も餌食にされたと考えなければならない…。また本作に限らず、2大テレ朝スターの大好物もブンドル団の餌食になってもおかしくはないだろう…。
そして浮遊要塞だったアジトがタウンに出現し、ゴーダッツはクッキングダムと人類に宣戦布告!日本政府の省庁・農林水産省をはじめとする人間界のみならず、イースキ島・王政転覆事件でプリキュア達に御用にされたサンザー王子のごとくクッキングダムの国賊と化したゴーダッツ…フェンネルの下克上に王宮のブタ箱の面々も悔しさと怒りをにじませる!しかも「喪失感」を残し記憶操作を曖昧にしたことで、人々に「兵糧攻め」同然の飢餓の拷問を与えたのだった!
変身できぬゆいを残し、フィナーレ…ジェントルーの記憶の道案内を頼りに決死の殴り込みに!ゆいは拓海の励ましを受ける最中に、ミニスピリットルーの襲撃を受けなごみ亭に逃げ込んだときに自身の名の由来の話の最中にカウンターの招き猫が光った!そして、米俵とおむすび…いやクッキングダムで見た「おむすびの花」が!!これこそが、ジンジャーの切り札なのか…?
これによってゆいとコメコメの力が復活!意を決して、「悪の砦」へ殴り込みに向かう!!
ついに、過酷非情な最終決戦が始まった!!
「ゆいぴょん」こと和実ゆい・「ここぴー」こと芙羽ここね・「あまねん」こと菓彩あまね…そして我らの「らんらん」こと華満らんらを待ち受けるものは果して何か?
過酷非情な掟が潜む悪の砦に挑む彼女たちが見るものは、希望ある自由と光の未来か?「絶望」と言う名の恐怖政治同然の管理社会か?
第十五章・最終決戦からの長い夜の果てに…。らんらんの夜明け
■第44話
全員集合し、ゴーダッツに立ち向かうプリキュア達!だが招き猫が蓄積装置とバレてしまい、ミニスピリットルー軍団によって招き猫ドロが発生!しかもモニュメントの巨大招き猫をも餌食にされ、ヤムヤムの口にはフィナーレの先輩ばりに、パンダが!!
ついには正邪のスペシャルデリシャストーンも一体化され、ゴーダッツは醜悪な姿で巨大化!!だが蓄積装置の真の力が発揮され、街中の招き猫達が突如動き出しミニスピリットルー軍団へ攻撃開始!そしてぱんだ軒ではなんと店舗のパンダ像までもが動き出し、華麗なる格闘術で群がる敵共をメッタ打ち!我が家のマスコットの無双っぷりに両親は長女と同じ顔で唖然とし、妹達は大喜び!やはり、らんらんは選ばれた人間だったのだ!!
そしてシナモンが渡した招き猫が、イースキ島をはじめとする世界各国から飛来!一方クッキングダムの王宮のブタ箱では、ミニスピリットルー軍団の親玉であるスピリットルー…ゴリガン機械人形の通信機の不調に「通信機の故障かい?俺様が直してやろう」・「頼むでゴワす」と「ウッハッハ…ブラボー!!やったぜ!ベイビー!!けっ!バァ~カ!!ざまぁみなさいよ!!」(by植木等&人見明=『日本一のゴリガン男』の大元である東宝クレージー映画のお約束)とばかりに視聴者と共に不敵にほくそ笑む男の甘言が!!
そして回復したシナモン&ブラぺ…拓海も駆け付け、治癒を敢行。そして、妨害しようとしたミニスピリットルー軍団は機能不全に!そしてらんらん博士のハートキュアウォッチが鳴り「きゅわわ?何事?!」とビビッていたら、無線からナル先生の声が!製作者のナル先生の細工によって、親玉は機能不全に!それにより、クッキングダムの王宮も奪回されたのだ!それは、自身もあまねん&セクレトルー同様に捨て駒にされたゴーダッツへの報復の倍返しだった…。
そして全員が回復し決戦に臨む中で、セクレトルーは石の暴走を指摘する。それは、あまねをジェントルーとして操っていた時同様に悪しきパワーの分離以外になかった。
そして、苦戦の末に分離に成功するも…。
最終章・さらば!愛しのらんらんよ…。また逢う日まで デリシャスパーティ♡プリキュア
■第45話・最終回
全ての陰謀を粉砕され、奈落の底へ落ちるゴーダッツ…フェンネル。プレシャスは巨大な招き猫に乗って後を追う。そこで、幼少のフェンネルが待遇を嘆いていた。それを、やさしく慰めるプレシャスとジンジャーの幻影…。そして、レシピボンが現れ全てのレシピッピが解放され世界中に散らばっていった。
そして、怪盗謀略反乱組織・ブンドル団は全員逮捕され組織は壊滅した…。
数日後、おいしーなタウンでは復興のお祭りになりぱんだ軒も大張り切り。我らのらんらんも、出前に勤しむ。同時にそれは、マリッペとエナジー妖精との別れでもあった。
そして、クッキングダムへ渡航しここでもパーティーに。ところが、ジャンボケーキの欠陥に我らのらんらん達は、粋なやり方で解決!人々は、欣喜雀躍したのだった。
いつしか仲間たちと共に、世界中の招き猫巡りの旅を誓うゆい達。その先には、素敵な明日が待っているから…。
よねさん=さて安定のらんらんちゃんの物語は、これで終わりです。おや?黄泉の国からみる青空に、不吉な黒雲が見えるわね…。もしや…?ゆいちゃん達の「最大最後の願い」が…?!どうやら、まだ講釈が残っているようねぇ…。
おまけ=破られた「最大最後の願い」…。そして、一筋の光明が…。
こんちこれまた我らのらんらん達はクッキングダムへ行くことになったが、残念ながら筆記用具がなかった。ふとしたことから、全力疾走してきたここぴーにそっくりな謎の少女がやって来た。ペンを借りて用が済むと、ゆいぴょんは「ご飯は笑顔」とおむすびをプレゼント。少女は「名言」とばかりにメモをし、何処かへ去っていった。見た目はここぴー、でも雰囲気的には、らんらんと気が合いそうやね…。
時間で慌てるらんらん達に対して少女は「ヒーローの出番です!」と叫ぶのだった…。
だがそれは、らんらん達の最大最後の願い「二度とプリキュアを必要としない平和な世界を」が潰れようとしていたのだ。空の彼方の悪の砦が異世界に侵攻し、その魔手は人間界にも及び出そうとしていた。
だが悪がはびこる時に、必ず一筋の光が差す。走る少女には、過酷非情な戦いとそれに伴う仲間達との出会いが待っていた…。
♬気前がよくておっちょこちょいそしてやんちゃな華満らぁん~ご存じ横町のらんらんに惚れない奴はワルだけさぁ~おぉ~っとらんらん出番だよぉ~
みんなの夢を分捕って力が正義とほざくんだろうがぁ~六つの力を一つにし悪の砦を爆破するぅ~いよぉ~し突撃ぶちのめせぇ~
タウンの空に風を呼ぶ心強いぜキュアヤムヤム~ご存じ我らのヤムヤムが技を繰り出しべらんめぇ~おぉ~っとヤムヤム気をつけなぁ~
皆が呼んでるメン!よしきたメンメン!皆黙ってついておいでぇ~!!
安定のらんらん・外伝
放送終了後・プリティストア大阪本店での悲劇
『デリシャスパーティ♡プリキュア』の放送が無事終わり、新番組『ひろがるスカイ!プリキュア』の放送が始まったため、プリティストア大阪本店のプリキュアオールスターズ集合タペストリーが『ひろプリ』メンバーを加えたものに更新された、のだが…。
なんとキュアフィナーレが二人描かれており、キュアヤムヤムがいなかった。
らんらん&キュアヤムヤムファン「はにゃ~~~!!!」
あまりにもあんまりなミスであったため、問題のタペストリーは即日撤去されている。
(※2023年2月11日には修正版が飾られ、2023年9月3日には新たなプリキュアが加わったタペストリーになりました。)
まあ…2023年の大阪では色々起こるってことで…。
めげるならんらん!いつか天下を取るその日まで…!!…って、いつになるのでしょうかねぇ…。ホンマに…。
エピローグ・ジェントルーは死なず!
「はんにゃ~!あんだけ悪さをしていて、また現れたんか?!今度こそ、らんらんをコケにした復讐し…はにゃ?!あまねんが、ここにいる?!」
また、らんらんの復讐心が燃える事件が起こった。
先のここぴーにそっくりな謎の少女と出会った後で行われた最終回放送後の2023年2月18日~19日に開催されたデリシャスパーティ♡プリキュア感謝祭で、それは起こった。
ジェントルーに散々カモられた上にコケにされ、忌み嫌い憎みてもあまりある宿敵を前にしたらんらんは…。
らんらん「ほえ?嘘…!そんなの、あり得ない!!そうだ、らんらんはきっと悪い夢を観ているんだ…!!!」
ジェントルー2世「夢なんかじゃないトルー!」
らんらん「じゃあ、幻?ドッペルゲンガー!?それともホログラム・ゴースト!!?」
ジェントルー2世「どっちでもないトルー、これが現実だトルー…」
よねさん「これは、一体どういう事?!何と、説明したらいいのか…?」
★???「よねさん!事態は、トチ狂った事になってるわよ!!」
☆???「よねさん!申し訳ないが、ここで拙者らが説明せねばならないでござる!!」
よねさん「さすがに専門的な事はわからないから因縁コンビさん、お願いします!!」
★今から半年ほど前。先によねさんが述べたようにプリキュアの出現でレシピッピ狩りの任務が失敗していき、ついに古今の怪人・幹部がやってきた「お約束」…「失敗続きの末の無謀なパワーアップ」の洗脳の再強化でブンドル団の「捨て駒」にされたジェントルー…あまねんとの最終決戦の末に、ゴーダッツ…フェンネル作の黒いハートを必殺技で浄化し、洗脳から解放され変身が解けた後、突如してらんらん達の前から姿を消してしまった悪魔の女怪盗だったジェントルーだったけど…。
らんらんは後々までジェントルー…あまねんを憎んでいたけど、プリキュア達はこの時点で「あまねさんが、元に戻った!!」と思い込んで消えたジェントルーの存在を忘れていったのよ…。
☆しかし、実は完全に消滅してしまった訳ではなく、ブンドル団のアジト跡に残されていたゴーダッツ…フェンネル作のスペシャルデリシャストーンの試作品及びセクレトルーさんのタブレットに残されたかつてのジェントルーの壊れたデータの中で、ちゃんと生きていたのでござる!
それがクッキング国王陛下殿と他国の冷酷な女裁判長様の合同厳命による刑務作業として偶然アジト跡地を楽に片付けようと、ナル先生がスピリットルー…ゴリガン機械人形2号を作ってアジトの片付けを手伝わせようと考えていたつもりが、セクレトルーさんが通信をかけてきた時にうっかり彼女のタブレットとスペシャルデリシャストーンを接触させてしまうというアクシデントによって、激しい光があたりを包み込んだのござる。その光が収まると、そこにはトチ狂った運命のいたずらか、スペシャルデリシャストーンの力によって壊れたデータから実体を持って作り出されたのと同時に、『ジェントルー2世』として蘇ったのでござったのだ!!
★そんなこんなでらんらん達は、「おかしいですよ…」な気分で『ジェントルー2世』と対峙したのと同時に運命の再会を果たしたの。前述の通り完全復活を遂げた彼女は、悪い事に二度目の出撃でかつてのあたしのように自らの「悲惨で哀しい出生の秘密」を知ることになったのよ…。
但し、欠点としては、この『ジェントルー2世』は、壊れたデータを元としているためか語尾に「トルー」をつけて話すというコメコメたちエナジー妖精や4年前のあの娘のような雰囲気等のおかしな点や捕獲箱に自分の力を注ぎ込みウバウゾーをパワーアップさせたものの、もともと不安定だった自分の力が注ぎ込まれた結果暴走状態になってしまったウバウゾーに自らも吹き飛ばされてしまうのが難点であった。
ジェントルーを憎み忌み嫌うらんらん…ヤムヤムは決して過去の因縁など持ち出すことはなく、『ジェントルー2世』のことを気にかけていたプレシャスとフィナーレを彼女の元に向かわせるため、スパイシーとマリッペと共にウバウゾー達の足止めをするのであった。
ウバウゾー達との戦いではスパイシーと「合わせ味噌」の華麗な連携攻撃を決め、ライト・マイ・デリシャスでウバウゾー達を浄化するのであった。
その後『ジェントルー2世』は、シナモン…門平&ブラぺ…拓海の持つデリシャストーンの力により試作品スペシャルデリシャストーンの暴走の心配が無くなり、もう自身のミッションを果たさなくてもいい…もう悪い事をしなくていいことやレシピッピを傷つけたりはしない安定した存在として居られるようになった『ジェントルー2世』は、セクレトルーさんやナル先生とともに「新たなジェントルー」として「クッキングダムで幸せに過ごすこととなった」と天の声であるよねさんから語られている。
キュアプレシャスは『ジェントルー2世』の手を取りパーティーに誘う。「あなたもパーティーに来て!いっぱい美味しいもの食べよう。だって、『ごはんは笑顔』!」プレシャスと『ジェントルー2世』は笑い合うのだった。
こうしてこの感謝祭をきっかけにおいしーなタウンのゆい/プレシャス達に新しい仲間…もとい『友達』が出来、クッキングダムの新しい住人が加わった。
その彼女の名は…、
『ジェントルー2世』。
おかえり、そしてありがとう、ジェントルー2世。
今度は、おいしーなタウンにも遊びにおいでね。
そしてもう、ぱんだ軒の半額騒動の件はなかったことにしようね。らんらんさんよ…。
メンメン「らんちゃんは、まだあまねちゃんやジェントルーを恨むの?もう、2人も十分に苦しんでいるメン。らんちゃんの怒りはわかるけど、まだ2人憎むの?罪を償っても、それでも2人を許さないの?!らんちゃん!!」
らんらんの心の声【あまねん…ジェントルー…。らんらんをコケにして、店をバカにした罪は死んでも許せない!!でも…皆、いいよね…。もうらんらんは、2人を憎めない…(-_-;)】
らんらん「…はにゃ…、そうだったんだ…。らんらんの方も悪いことしたみたいだね(´・ω・`)。ジェントルー…、いや、ジェンジェン、あの時はちょっと言い過ぎて、本当にごめんなさい…(´;ω;`)ウゥゥ」
ジェンジェン2世「いや、謝るのは私の方だトルー…(´・ω・`)。私も前世は、君を散々カモった上に卑怯な罠で騙し多大な汚い悪口を言ってしまったことに後悔していたトルー…。らん、私の方こそ、本当にごめんなさいトルー…(´;ω;`)ウゥゥ」
あまねん「2人とも、本当にすまない(-_-;)…。そして、ありがとう…。らん。そしてジェントルー2世…、私の方も本当にごめんなさい…(ノД`)ウゥゥ」
よねさん「この騒動の後、らんらんとジェンジェン2世は、改めて仲直りを果たし、新しいキュアスタ仲間…もとい『お友達』になりましたとさ」
めでたしめでたし☆
一度は姿を消したものの、今回の騒動によって完全復活を果たしたジェンジェン2世。これからはきっとらんらん達と一緒に美味しい物をいっぱい食べて、沢山の笑顔を重ね、彼女の新しい人生の扉の幕を開けることになるだろう。
ファミリー公演ではプリキュア4人が交代で客席まで降りて行き、お子様に名前と年齢と好きな食べ物を尋ねるコーナーがあった。1日目は1番手のプレシャスが指名したお子様からなんと4人連続で好きな食べ物をラーメンと答え、これにはステージのヤムヤムも大喜び。ヤムヤムの出番では指名したお子様から「キュアヤムヤム大好き」と言われさらに大喜び。
2日目はさらに驚く出来事が。この日もヤムヤムが指名した一人目のお子様の好きな食べ物はラーメンで、二人目のお子様の名前はなんとらんちゃん。生で影ナレを行っていた中の人もアドリブで「はわわわわわわわ らんらんと同じ名前だー!!らんらんちゃんと呼んでいい?」と大興奮。らんらんちゃんはヤムヤム衣装にらんらんと同じ髪型で好きな食べ物もラーメンと答える完璧な回答でヤムヤムの喜びは頂点に達した。(※この感動的なシーンはめでたく円盤にも収録されたので是非ご覧あれ。)
この日は他にもヤムヤム衣装を着たお子様が数多く来場しており、ファミリー公演の最後に声のお姉さんとしてステージに登壇したヤムヤム役の井口氏は「ヤムヤムの格好してくれてる子もたくさん見えてアリガトー!!カワイイネー!!」と大喜びで締めた。
色々翻弄された1年だったが、最後の最後で報われたと言って良いだろう。
よかったね、らんらん!!