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概要・歴史編集

「ひょうちゃん」は、神奈川県にある崎陽軒が販売するシウマイ(崎陽軒では焼売をこう言う)に付属している醤油差しの愛称。

長い歴史があり、描かれた絵柄に複数の種類があるのも然ることながら、代替わりや期間限定品も存在するためコレクターも存在する。


シウマイ販売当初の1928年はガラス瓶の醤油差しであったが、戦後はコルク栓で蓋をしたひょうたん型の真っ白い磁器製に変更。それへ1955年、『フクちゃん』の漫画家である横山隆一が「目鼻を付けてあげよう」として絵を描いたのが始まり。

ひょうちゃんの名は、ひょうたん型であることから横山が名付けた。

いろは48文字に準えて48の表情(絵柄)が存在した。これを初代とする。


2代目は1988年からで、崎陽軒創業80周年を記念してイラストレーター原田治により80種類の表情が描かれた。ただし絵の色が4種類、形状が2種類あることから計640種類が存在する。

また、1996年より蓋がゴム栓に変更になった。


3代目は2003年から。崎陽軒の横浜工場のリニューアルオープンに合わせて、初代の横山隆一による絵柄が復活となった。形状は2種類のままだが、絵の色は1種類に戻った。



期間限定品編集

2008年、崎陽軒の100周年を記念してアンクルトリスで知られるイラストレーター柳原良平が絵柄を描いた(表情は7種、形状は2種)。


2015年、ひょうちゃんの還暦(誕生60周年)を記念して、赤いちゃんちゃんこを来た絵柄が登場(表情は横山隆一デザインの中からセレクトした14種、形状は2種)。またランダムで器が金色のものが封入されていた(3,000箱に1個しか出ないという封入率だったらしい)。


2018年、崎陽軒創業110周年、シウマイ誕生90周年を記念して、記念ロゴをあしらったものが登場(絵柄は7種、形状は2種)。


2019年令和元年を記念して、「明治」「大正」「昭和」「平成」「令和」の紙を掲げた絵柄の5種が登場(形状は2種)。


このほか、コラボによる特別なひょうちゃんも存在する(神奈川県警横浜線110周年記念、初音ミク文豪ストレイドッグスなど多数)。


関連タグ編集

崎陽軒 シウマイ 醤油 横浜

横山隆一 原田治 柳原良平

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