概要
アイナビアは、6600万年前ごろのアフリカのモロッコに生息していた恐竜で、アフリカでは初となるハドロサウルス科の恐竜だ。アフリカは当時孤立しており、ハドロサウルス類が辿り着けなかった可能性があったため、この発見は画期的なものとなった。
左上顎骨の大部分と右上顎骨の一部が発見され、全長は3.5mと島嶼化している可能性がある。現在知られている中では最も小柄なハドロサウルス科である。
系譜的にはアレニサウルス類であり、ブラシサウルスなどに近縁。
関連タグ
- オウラノサウルス アフリカで産出した鳥脚類。口元がハドロサウルス科に似るが、イグアノドンに近縁。