データ
- 体長:43メートル
- 体重:3万トン
- 別名:土塊(つちくれ)怪獣
概要
初登場はウルトラマンメビウス第36話「ミライの妹」。
サイコキノ星人カコの超能力によって作られた四足歩行怪獣である。構成物質の大半が鉱物粒子で形成されており、生体反応が無い。テッペイ曰く「土人形」であり、厳密には怪獣(というよりは生物)ではない。武器は前後に動く頭部先端のドリル状の角とヒレのついた巨大な前足(スコップのように土をかき出せる)。
最初に現れた時は前足で地中を掘り進み、GUYSの攻撃から身を隠す。トリヤマ補佐官たちの仕打ちに激怒したカコによってパワーアップされ、赤い目を見開き、二足歩行型に進化、更に背中から三本の巨大な角を生やした姿となる。
メビウスとの戦いでは、カコの超能力で動きを封じられたメビウスに掘り返した土を浴びせてあの有名な建物のように埋めるが、ミクラスの参戦で形勢逆転される。メビウスの説得に心が揺れ動いたカコが逃走、コントロールを失ったアングロスはメビウスによって、空中からメビュームシュートで爆砕され元の土塊に戻る。
派生作品
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』では、サイコキノ星人とのコントロールを絶たれ暴走した個体が登場し、グロマイトと戦うが、円盤形態のキングジョーブラックにグロマイト共々倒された。
その後日談である『ウルトラ銀河伝説』ではベリアル軍団の一体として登場。グロマイトらと共に怪獣墓場でメビウスを襲ったが、最後はメビュームシュートで再び木端微塵にされる。
『ロストヒーローズ2』ではサブクエストで登場。ウィンド・キューブでなんらかの原因で暴れ回っていたが、ヒーロー達に倒される。今回の出現にサイコキノ星人は全くの無関係であり、ヘラクレス・ゾディアーツに『新人類』だと唆され、バッジで洗脳されていたウルトラ少年が操っていた。
『ウルトラマン超闘士激伝新章』第1話にて観客として登場。
余談
メビウスに土を浴びせて埋めるシーンは、帰ってきたウルトラマンの第33話「怪獣使いと少年」のオマージュかと思われる。