概要
藤子・F・不二雄原作のアニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。映画『ドラえもん のび太と空の理想郷』に登場したオリジナルひみつ道具。
未来デパートの配達員がタイムツェッペリンを購入したドラえもんにおまけとして進呈したもの。
見た目はおもちゃの飛行機だが、コックピットの部分を押すと押した人物を包み込むようにしてゴーグル付きヘルメット・上着・手袋・ズボン・ブーツで構成される飛行服を装着させる。サイズは自動調整されるが、一般的な人間の体格に合わせて設計されていたためドラえもんの身体には合わず、ヘルメット以外は上着のみを羽織る形で着用している。
飛行機はバックパックとして背中に装着され、左手袋の甲(ドラえもんのみ上着の左袖)に設置された2つのボタンのうち青のボタンを押すと飛行機が巨大化、1人用の飛行機として使用できるようになる。もう一つの黄色のボタンの使途は不明だが、恐らくは飛行服の着脱用だと思われる。
操縦桿こそあるが操作自体タケコプターと似たような方式なので、子供でも問題なく動かせる。ただし、のび太だけは例によって初飛行で躓いていた。
関連タグ
ミニ飛行機:原作「大空中戦」に登場した「ミニチュアサイズの飛行機に搭乗者が小さくなって乗る」という逆の効果を持つ道具。2023年3月に映画公開記念として2015年初回放送のエピソードが関東ローカルで再放送・TVerで期間限定配信された。