──……ガンダム…──…か? コロニーじゃないのか?
機体データ
型式番号 | 不明 |
---|---|
所属 | 地球連邦軍 |
開発 | 地球連邦軍 |
生産形態 | 少数生産機? |
全長 | 28,140m |
出力 | 150.50GW |
推力 | 9,200Mt |
固定武装 | ブラスター、他 |
概要
漫画『ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』の外伝『アルマリア』に登場。
宇宙世紀0120~30年代頃に地球連邦軍が運用した「エウロハイム級突撃要塞」の1隻。「ガンダム」の名を関してはいるが、モビルスーツ(MS)ではなく戦艦に分類される兵器である(なお、この時代には過去のMSの名を艦艇に付与することが一般的になっている模様)。
「ガンダム」以外の同型艦については、ネームシップたる「エウロハイム」が存在するであろうことを除く一切が不明である。
外宇宙での任務を前提とした全長30km近い超巨大兵器だが、艦橋の外観はガンダムタイプのMSの頭部を模したものとなっており、基部がターレットになっているのか左右に「振り向く」ことも可能。
主兵装として、艦橋前部の艦体に「ブラスター」と呼ばれるミノフスキー粒子を使用しないビーム兵器を格納している。後述する量産型ニューマンの管制機能も持つが、母艦機能は随伴する別の宇宙空母に依存している模様。
ジオン系と見られる武装勢力「公国軍」との戦闘に投じられており、近傍のスペースコロニーを巻き込みかねない形で公国軍の艦隊を追撃。敵艦隊を砲撃で壊滅させるものの、事前に公国軍側が準備していた、太陽風が生み出す電離圏の縁に生じるプラスミノフスキー境界面を利用した「超破壊至高達宇宙電撃成(ドミノフスキーサンダー)」作戦を受け、全システムの機能を喪失している。
「ガンダム」の名を冠した兵器としては宇宙世紀史上最大と言える存在であり、出力などのカタログスペックも他の「ガンダム」との間には文字通りの桁違いどころか単位レベルの差が存在する。
ただし、『アルマリア』はアニメ『機動戦士ガンダムF91』や『機動戦士Vガンダム』などよりも前に発表された作品であるため、現在の宇宙世紀正史とはパラレルな関係にある。
量産型ニューマン
『アルマリア』に登場。
地球連邦軍が「ガンダム」などのエウロハイム級とともに運用している量産型MS。なお、量産型でない「ニューマン」が存在するのかは不明。
機体制御用にニュータイプの再生脳を搭載した「バイオリアクター兵器」(BR兵器)とされ、パイロットは機外(エウロハイム級)からニューマンを遠隔操縦する形式が取られている。一方で、母艦は宇宙空母「ハイゴッグ」が務める。確認できる武装は詳細不明の銃器のみ。
公国軍側からは「マッドナグ」という愛称で呼ばれている。これは「狂った塊」を意味するが、「GUNDAM」の逆綴りとの懸詞にもなっていると思われる。頭部形状も、V字型アンテナとツインアイを備えたガンダムタイプに近いものとなっている。
公国軍の「ドミノフスキーサンダー」作戦の対象となった機体は、旗艦である「ガンダム」の機能停止に伴い戦闘不能に陥っている。
関連タグ
ガンダムサイ - ガンダム顔の戦艦繋がり。
戦艦ジェネラル - 「ガンダム」と区分される戦艦繋がり。
アマクサ ビットMS - それぞれ量産型ニューマンと類似する設計思想のMS。
マドナッグ - 「マッドナグ」とネーミングのアイデアが一致するキャラクター。