概要
かつてフューラーザタリオン率いるザタリオン帝国に対抗する為に連邦宇宙軍が2年の歳月を経て建造したジェネラルシステム搭載型の最強旗艦・ジェネラル(GSG-001V)の格闘戦形態。
大将Vコマンドガンダム自らが搭乗(というより合身)し、フューラーザタリオンと同サイズの巨大なガンダムとなった姿である。
その火力はかなりの物で、SDガンダムの中では最強とも言われている。
元祖SDガンダムで立体化済。
「人間サイズに擬人化されたガンダム」が「ガンダム型巨大ロボ」に搭乗するという意味では、SDガンダム外伝における機兵(特に聖機兵ガンレックス)を先取りしたネタともいえる。
ただしモビルスーツと同列扱いの機兵に対し、ジェネラルは戦艦サイズ(G-ARMS全員が乗艦したままで変形可能)であるため、サイズ的には大きく異なる。
人型形態に変形できる宇宙戦艦としてはマクロスという前例があるが、マクロスの場合主砲発射形態が人型であるのに対し、ジェネラルは主砲・ビッグバンバスターを発射するために戦艦モードになる必要がある(ジェネラルガンダム形態での最強攻撃はギャラクシーギガクロスファイヤー)。
SDコマンド戦記第三弾『SUPER G-ARMS』では艦隊旗艦として活躍。コマンドフォーミュラー90が座乗し、グリーンベレーガンダムが艦長を務める。
また同作には古代文明の遺産であるフォートレスエンペラーGという兵器も登場し、ジェネラルガンダムの原型であることが明らかにされた。
ドッペルンガンダム
あまり知られていないが、G-ARMSのジェネラルガンダムとは別個に同名のキャラクターが存在する。
1991年に稼動していたアーケードゲーム、『機動戦士SDガンダム サイコサラマンダーの脅威』に登場するオリジナルMSである。
地球連邦軍の高官であるジェネラルガンダムが、プレイヤーキャラであるRX-78-2とプロトタイプガンダムに特別任務を命ずるところから物語がスタート。
登場するキャラクターは雑魚敵・ステージボス・背景モブも含め宇宙世紀のMSや艦船等で、ネオジオン軍といいつつティターンズ系の機体が多数含まれるのはSDガンダムではよくあることだが、なぜかアクシズ系の機体はほとんど見られない。
タイトルにもなっている大型TMSサイコ・サラマンダーと、主人公の上官であるジェネラルガンダム、およびサイコサラマンダー開発計画を主導していた謎の指揮官が本作オリジナルキャラクターとなる。