グリーンベレーガンダム
ぐりーんべれーがんだむ
『SDコマンド戦記』に登場。
キャプテンガンダムを中心としたG-ARMSとは別に、コマンドガンダムの直命でザタリオン軍の動向を監視していた諜報員として、お供のSALと共に登場。
後にブラックベレーガンダムとINU、レッドベレーガンダムとKJIも登場し、長年コマンドガンダムと共に戦ってきたベテラン軍人という設定と共にG-ARMS諜報部隊と位置付けられる。
キャプテンガンダム以下のG-ARMSメンバーが宇宙世紀をベースとした『ノーマルSD』の出身者であるのに対し、ベレーチームと呼ばれる三人のガンダムはVコマンドガンダムと共にジェネラルに乗艦し飛来した連邦宇宙軍の構成員である。
当時のジェネラルにはSALアーマー・INUアーマー・KJIアーマーというサポートユニットが存在したが、フューラーザタリオンとの戦闘で大破。
それぞれのコンピュータを回収し、ボールタイプのボディに移植したSAL・INU・KJIがベレーチームのサポート要員として活躍している。
GBG-090グリーンベレーガンダムは陸戦参謀、GNG-090ブラックベレーガンダムは空戦参謀、GRG-090レッドベレーガンダムは海戦参謀。
その名のごとくベレー帽を模したレドームユニットが特徴で、ブラックはロシア軍、レッドはイギリス軍を意識してデザインされたという。
レッドベレーガンダムのこともたまには思い出してやってください。
元祖SDガンダム(No.62)グリーンベレーガンダムは発光して音が鳴る電子ギミックを内蔵した豪華版キットでSALが付属。
元祖SDガンダム(No.102)B&Rベレーガンダムチームはブラックベレーガンダムとレッドベレーガンダム、INUとKJIのセット。
コマンド戦記第二期『ガンダムフォース』では、グリーンベレーガンダムはVコマンドと共に連邦宇宙軍と合流、ブラックベレーガンダムとレッドベレーガンダムは密かにマゼラン大陸に戻っている。
ブラックはライブ・ハウス・クラッシャーズに参加したモヒカン刈りのパーカッショニストとして、レッドは火災現場に現れる野次馬のピロシキガンダムとして、それぞれプラズマフォースとファイヤーフォースの戦いを支えていた。
コマンド戦記第三期『SUPER G-ARMS』ではその正体を明かし、グリーンベレーガンダムが艦隊旗艦ジェネラルの艦長を、ブラックベレーガンダムが宇宙空母スタークルーザーの、レッドベレーガンダムが宇宙駆逐艦スターイージスの艦長をそれぞれ務める。
ちなみに劇場映画『機動戦士SDガンダムまつり』(1993年)でもジェネラルの艦橋でグリーンベレーガンダムの姿が確認できるが、残念ながら台詞はない。
SALの声は江原正士が担当。