概要
エスニック料理とは、本来「民族料理」の意味であり、各民族独自の料理がこれに該当する。しかし一般には、特定の民族や国に伝わる料理を総称することばとして用いられている。具体的にはインド、タイ、ベトナム、カンボジア、インドネシアなどの東南アジアや、アフリカ、更にはブラジル等の中南米やスペイン等の一部の南欧、そして韓国の料理を指すことが多い。これらは1980年代中頃からニューヨーク、東京、パリなどの都市のレストランで流行の先端を行く料理として紹介、提供されるようになり、脚光を浴びるようになった。
一方で否定派からは「香辛料などの独特な味が口に合わない」「外国人店員の多くは日本式の接客を学んでいる訳ではないため接客が雑」という声もあり、手放しの称賛を受けているわけではない。