「ヒア・ウィ・ゴ――!プレイアデス・タウラ!」
CV:山崎和佳奈
概要
天獄篇におけるオリジナル敵勢力『サイデリアル』の三大幹部の紅一点にして、全軍司令官を務める女傑。
正面からの蹂躙を何より好む豪快なところがありながら、知略に長けており、Z-BLUEと初交戦時にはZ-BLUE屈指の知将であるゼロを出し抜くことに成功している。
性格は根っからの陽気な戦闘狂であり(これは彼女が生まれたハイアデスの環境が大きく関わっている)、部下たちもどこぞの世紀末の愛すべきやられ役達を彷彿とさせるノリ。
ウェービーな金髪ロングにそばかすと太眉、そして(スパロボオリジナル女性キャラの宿命と言うべきか)メリハリの付いた体型であり、大多数の紳士たちを魅了した。
劇中の活躍
当初はその性格と性別故にそのまま全軍司令官にするには相応しくないと判断されていたため、黄金の鎧を纏い、機械音声のみで会話をする『ストラウス』という人物として活動していた。
しかし、ランド・トラビスとの戦いで鎧が破壊されて正体が露見したため、それ以降は本来の姿のままで活動している。
ストラウスの中身がいかついオッサン、そうでなくとも男だと思っていたZ-BLUEのメンバーやプレイヤーは、その正体に度肝を抜かれることになった。
「嘘だろ! バッファローじゃなくてホルスタインかよ!」
(桂談)
『欲深な金牛』のスフィアリアクターであり、『傷だらけの獅子』とは互いにその力を高め合う関係にある。
そのスフィアを持つランドのことは人目もはばからずダーリンと呼ぶほどに気に入っているが、その体型からランドの妻のメール・ビーターは当然警戒。戦闘狂、それに加えてのメール並みのハイテンションはランド本人も辟易している(ただし彼女の体型自体はランドのストライクゾーンだったりするが)。
しかし……闘争を望む本心の裏には、ハイアデスの自由を奪い、ハイアデスの前首領だった父を死に追いやった元凶である御使いへの怒りがあり、皇帝アウストラリウスことヴィルダークに「サイデリアルに来れば、もっと楽しい戦いが出来る」と誘われたことがきっかけで『欲深な金牛』に共鳴。
誘いに乗って組織に加入したが、その裏では御使いへの復讐を考えていた。
経緯は不明だが、その後、ヴィルダークと一対一で戦って敗北。
その圧倒的な力に御使いへの勝利の可能性を見出したことで、ヴィルダークや尸空と共に、時が来れば次元将であるヴィルダークに3つのスフィア(と、あわよくばZ-BLUEが持つ4つのスフィア)を差し出すことで戦う力にする、という計画を立てていた。
最期にはその契約を守り、闘争の喜びに殉じて散った……。
しかし、その魂は尚も『欲深な金牛』に宿っており、超時空修復に際して地球から届けられた生命の力により、他の死したリアクター達共々覚醒して超時空修復に助力。
最終的にスフィアが砕け散ったことによって、新たな地平へと旅立って行った。