概要
オペアヤとは、ウマ娘プリティーダービーにおけるテイエムオペラオーとアドマイヤベガのコンビ・百合カップリングタグである。
1人を好むアドマイヤベガに絡みに行くナルシストのテイエムオペラオー。公式ページの紹介文に「同期のテイエムオペラオーの巻き添えをよく食らう」と書かれている。
詩的な言い回しやロマンチックなところが共通しており、同期のナリタトップロードに指摘され、ずっと気にしている様子のアドマイヤベガ。
アグネスデジタルには、「切っても切れない縁ってやつですな〜。」と言われている。
テイエムオペラオー | アドマイヤベガ | |
誕生日 | 3月13日 | 3月12日 |
身長 | 156cm | 157cm |
学年 | 中等部 | 高等部 |
所属寮 | 栗東寮 | 栗東寮 |
スリーサイズ | B76・W55・H80 | B85・W57・H82 |
靴のサイズ | 左右ともに23.0cm | 左右ともに23.0cm |
相手への呼称 | 君、アヤベさん | あなた、オペラオー |
家族構成 | 両親とひとりの妹 | 母親と複数の弟(父親についての描写なし) |
オペラオーとアヤベの誕生日は1日違いで身長は1cm差である。所属寮と靴のサイズは一緒である。
※上記の情報はアプリ版準拠
2人は同期のライバルであり、お互いの育成ストーリーにたびたび登場する。
オペラオーの育成シナリオ
オペラオーはとある出来事を境にアヤベに目をつけ、勝手にライバル認定する。
アヤベは調子を崩していたが、真の原因はオペラオーとは別のところにあり、皐月賞後に自分を負かしたオペラオーにそれを見抜かれる。オペラオーの指摘により自分と向き合えたアヤベは日本ダービーを制し、その後2人は打ち解けた。
しかしアヤベは体調不良でレースに出られなくなり、ファン感謝祭にてライバルの枠をドトウに譲ることになる。「これで解放される」などと言いつつも、その後もオペラオーのレースを見届けていた。
ちなみにオペラオー育成の中で彼女は
「ボクの相手が務まるのは、君しかいないよ!麗しのアドマイヤベガ!」
「みんな、この者の名は『愛』だー!」
「カムバック、アヤベさーん!ボクの胸に飛び込んでくるのだ。おーい!!」
などと、アヤベに対して何かと意味深な発言を繰り返している。
アヤベの育成シナリオ
ひとりで走ると決めているアヤベだったが、同世代のライバルとしてオペラオーはそんな彼女に目を付けていた。
クラシック期のアヤベは妹への贖罪に囚われていたが、オペラオーはそれを見抜いた上で敢えて見守っていた。トレーナーやトップロードと違い深く干渉はしないものの、アヤベが立ち直る為のきっかけを作ったりしていた。
シニア期では、アヤベは(史実では年間無敗となるくらいに)強くなったオペラオーと対峙していくことになる。
最初は「あなたの舞台には乗らない」と冷たくしていたアヤベだったが、対戦を重ねていくうちに「世紀末を冠する、尊大な覇王の背中をひと差しするのは……楽しいわ、それなりに」と発言するくらいにはオペラオーと共に戦うことに前向きになっていく。
ホーム会話など
オペラオーはアヤベは星が好きということを知り、自分の写真を贈っておいたと話している。
「アヤベさんは星が好きなようでね。ボクという一等星をいつでも眺められるよう、写真を贈っておいたよ!」
いつも遠くの何かを見つめているアヤベにオペラオーは:
「そうーー気づけばいつも、君はボクを見ている!」「その瞳はいつだって、ボクという一等星を探して彷徨っているのさっ!」「はーっはっはっは!ずばり当たってしまったようだね!」と嬉しそうに話し、
「すごい自信、いえ、思い込みね……。ある意味輝いているわ、あなた。」と否定することもなくただ呆れるアヤベ。
うまよん
「あの星から浮かぶもの」
アヤベが天体観測をしていたところ、オペラオーが勝手に自分の星座を作ろうと、一番目立っている星を指差す。アヤベは私の大切な星だからそれはダメだと思い、あれ以来ベガを見るとあの子(オペラオー)の顔が浮かんでしまうようになる。
「君はきっとボクと同じ」
2人がレースをした後、アヤベは勝った勢いで詩的な言い回しで宣戦布告をし、さらにはポーズまで決めてしまい、オペラオーにきっと彼女も自分と同じでオペラに愛されているのだと思われ、アヤベは顔を真っ赤にしながら早足に去る。
「これが王の前向き思考」
レースで敗れてしまったオペラオーをスタンドから見ていたアヤベ。アヤベは次の勝負の参考になぜ彼女が負けたのかを真剣に考え、弱点を見つけるなどしていたが、オペラオーに見つかり「テイエムオペラオービジョン」で励ましているのだと勘違いされ驚く。
「似てます、似てない」
同期のメイショウドトウ(ウマ娘)と休憩をしていたアヤベ。ドトウの「やっぱりオペラオーさんは強いです…」に対して、アヤベは「私はそんなふうに思ってない」とクールな顔でカッコいいことを言う。その後ドトウに、「何か今のオペラオーさんっぽかったです……!」と言われ取り乱すアヤベ。
史実
現役時代について
1996年生まれの同期。
良血馬ではあるものの日本の馬場に向かない欧州血統である故に評価が高くなかったテイエムオペラオー。
対照的に、大種牡馬サンデーサイレンスと二冠牝馬ベガを両親に持ち、期待を一身に背負っていたアドマイヤベガ。
そんな2頭の初対戦は1999年皐月賞、テイエムオペラオーは勝利し、アドマイヤベガは6着に敗れた。
続いて1999年東京優駿ではアドマイヤベガが1着、テイエムオペラオーは3着となった。
続く1999年菊花賞は、テイエムオペラオーとアドマイヤベガを抑え、ナリタトップロードが勝利し、テイエムオペラオーは2着、アドマイヤベガは6着に敗れた。その後アドマイヤベガは左前脚の繫靱带炎力判明 、2000年に引退した。2頭が対戦する最後のレースであった。
テイエムオペラオー 皐月賞
アドマイヤベガ 日本ダービー
ナリタトップロード 菊花賞
と三冠を分け合っている。
産駒について
史実での2頭は牡馬同士なので直接的な配合こそないが、間接的にライバル配合が実現されている。
アドマイヤベガ産駒の「テイエムオペレッタ」がテイエムオペラオーと交配をし、「テイエムサツマドン」という牡馬を授かった。
テイエムサツマドンは現役で走っており、現在は佐賀で活躍している。
それと関係するかどうかは不明だが、2023年2月11日・12日に行われていた佐賀競馬とウマ娘のコラボにてアドマイヤベガのパネルが設置された。
ちなみにテイエムオペレッタの名前の一部にある「オペレッタ」とはオペラと同じく歌やオーケストラから成る舞台芸術の一種。日本では「喜歌劇」などと訳され、オペラに比べてハッピーエンドの劇が多い。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
「オペベガ」や「オペアド」と呼ばれたり、使われることがある。
アドマイヤベガはゲーム内では「アヤベ」と呼ばれているが、その他にファンの中では「アドベ」や「ベガ」とも呼ばれたりしている。
ただし「ベガ」はアドマイヤベガの母である牝馬の名でもあり、またウマ娘の世界においてアドマイヤベガは「アヤベ」呼びでほぼ固定されているため(※例外あり)、オペラオーとのカップリング表記についても現時点では「オペアヤ」の表記が主流になっている。