カガミバンバラ
かがみばんばら
「良いのですかな!?私を殺すとイナズマンが倒せなくなりますぞ‼」
CV:和久井節緒
『イナズマン』第19話「謎の殺人ボクサー ミラーX?」に登場。
全身が鏡で構成されたミュータンロボットで、両腕がボクシンググローブのような形状となっている特徴を持つ。
狡猾にして傲岸不遜な性格をしており、一度失敗をして帝王バンバに処刑を言い渡された際にも悠然と命乞いをする程に豪胆な一面を持つ。
新人類帝国の最大の敵・渡五郎の抹殺を企んでおり、全身が鏡そのものなので昼間は直視することも儘ならず、太陽熱を反射してレーザーを放つ能力を持つ。
尚、一見すると太陽がカガミバンバラの背後に来るように戦えば何とかなりそうだが、その欠点を補うべく三角形の鏡をオールレンジ兵器のように飛ばして攻撃することも可能なため、付け入る隙がない。
また体を鏡の中に隠すことも可能なうえに、某スタンド能力の様に鏡面を反射して光速移動が可能という超能力「鏡渡り」を持つ。
ただし、光の反射を利用している以上どの鏡に光を当てても最終的にカガミバンバラ本人に当たってしまうという致命的な弱点を持つ。
人間態に変身することもでき、この状態でも目元を鏡にすることで反射光による目くらましが可能。
バイカーに化けて五郎を銛で殺害しようとするも失敗した為、正体を現してイナズマンと交戦し逃走。
次に「ミラーX」という覆面ボクサーに化けて地下格闘技のデスマッチに参加して五郎の友人である坂井竜を卑劣な反則で痛めつけ、次に仇討に燃える竜の弟・勝に「負けても200万あげよう」と騙して野試合に誘い、勝を心配する五郎をおびき寄せようと目論む。
勝を痛めつけ、坂井兄弟の仇討のためにやって来た五郎をムエタイ殺法で痛めつけるが、五郎にネックハンキングを仕掛けられ遂に正体を曝け出す。
変身前の五郎を痛めつけておけば、サナギマンがイナズマンへと成長する前に倒せると睨んでいたが、余裕から目算を誤りイナズマンへの変身を許してしまうという詰めの甘さをみせるも、雲一つない晴天という天の利を生かして光速殺法でイナズマンを後一歩という所まで追い詰める。
しかし最終的に上述した致命的な弱点に気づいたイナズマンの放った『稲妻光線返し』によってレーザーを反射され、背後からレーザーの直撃を受けて粉々に割れ砕け散る。