概要
「ポケットモンスターサン・ムーン」の登場人物、カキとマオのカップリング。
同作品は様々な媒体で展開されており、ゲーム(SM・USM)やアニメ、漫画等で二人の活躍を見ることができる。
ゲームにて
カキ、マオ共にスイレンと3人でアーカラ島のキャプテンをつとめている。
殿堂入り後にカキの父から聞けるセリフでは、カキは寂しがりということが判明する。
また、マオは行く場をなくした元スカル団の女性を雇うような面倒見のいい一面があるため
クールで寡黙に見えるが案外寂しがりなカキと面倒見のいいマオの二人は相性抜群ではないかと考えられる。
バージョン違いの要素
サブエピソード等(ウルトラ)サンではカキ、(ウルトラ)ムーンではマオなどとバージョン違いで対の扱いになっている要素がある。
(ウルトラ)サン | (ウルトラ)ムーン | |
---|---|---|
サブエピソード(殿堂入り後) | カキ | マオ |
取得できるバトルスタイル | いのりなスタイル(カキ) | いのりなスタイル(マオ) |
バトルツリーの対戦相手 | カキ | マオ |
入手可能なぬしポケモン(USM) | ラランテス | エンニュート |
マオ家のブーバー
マオの自宅2Fにいるブーバーはカキから譲ってもらったとのこと。
ちなみにカキ家には5体のブーバーがいる。
バトルツリーでの使用ポケモン
カキ、マオ共にファイアローを使用している。
炎タイプに精通しているカキはともかく、草タイプに精通しているマオが
炎・飛行タイプのファイアローを使用するのは何だか意味深である。
ただ、マオはバトルツリーにおいてノーマル・飛行タイプのドデカバシも使用しており
また、8番道路ではヤヤコマ・ヒノヤコマ、ケララッパが入手可能のため
マオがファイアローを使用するのは不自然なことではないが
バトルツリーのみならずサブエピソードでもカキの手持ちとして活躍していた
ファイアローをマオもまた使用しているのはやはり意味深である。
ボールの投げ方
今作ではそれぞれのキャラクターが、異なるボールの投げ方をするが
カキとマオは二人とも右手で振りかぶるようにボールを投げている。
ちなみに女性キャラクターで上から振りかぶる投げ方をするキャラクターは少ないため
そのことを踏まえるとさらに妄想の余地がある。
USMにおける二人
マオの試練にて僅かに変更があり、試練の途中でカキ・スイレンと会話できるようになった。
あまいミツを集める際、カキとの会話が可能。
主人公に材料集めにおける心構えを説いてくれるが、
カキがマオへ渡すふといホネを集めるのにどれだけ真剣に取り組んでいるかも教えてくれる。
「マオの試練…… あいつも はりきりすぎなければ いいがな」
上記のセリフから、料理の心配かマオ自身への心配かマオを気にかけている様子が分かる。
他にもラランテスを呼び出すために作ったスーパーマオスペシャル(得体の知れない色をしている料理)の余りをマオがカキとスイレンに食べてもらおうとするが
カキが曖昧に濁して拒否し、そんなカキをマオが不満げに見つめるシーンがある。
その後スイレンがカキに助け舟を出したため、カキがスーパーマオスペシャルを食べることはなかった。
アニメにて
ゲームとは住居の設定が異なり、カキはアーカラ島、マオはメレメレ島に在住している。
カキは実家の牧場手伝いでモーモーミルクを配達しており、マオの実家はメレメレ島でアイナ食堂を経営しているため配達の関係で毎朝2人が会っている可能性は高い。
(11話「サトシ、カキんちに行く!」、第57話「ロトム、フォルムチェンジが止まらない!」参照)
印象的なエピソード
- 第2話「守り神カプ・コケコ登場!挑戦、オレたちのZワザ!!」
島巡りを決意したサトシを応援するかの返事を渋るカキに、マオが「ほらほら」と優しく促している。
- 第5話「アシマリ、がんバルーン!」
なかなか釣りがうまくいかずマオがカキに「釣れないね」と声をかけている。
カキも同じく釣れていないがマオへツンデレめいた言い訳を返していた。
- 第18話「マジィ!?マオのお料理大作戦!!」
マオ回。
新作料理の失敗作を食べたカキが「ホワイ!」と何故か英語を交えながらマオに文句を言っている。
だがそのあと、落ち込むもアマカジに励まされ気を取り直すマオを優しい表情で見守っていた。
- 第31話「ライチ登場!泣いて笑って、島クイーン!!」
ウェブのアーカラ観光ガイドでカキの牧場の紹介ページに掲載されているカキ一家の写真の中で、あまりに緊張している様子のカキの姿をマオがからかっていた。
そんなマオに対してカキが赤面しながら言い返していた。
- 第34話「炎のバトル!ガラガラあらわる!!」
カキ回。マオのセリフが他のヒロインより気持ち多め。
2回目のガラガラ戦ではリーリエ・スイレンのカットインが1回ずつのところマオは2回のカットインがあった。
ガラガラを倒したときには真っ先にマオがカキへ声をかけている。
話の終盤で記念撮影をするとき、マオは最初リーリエたちと一緒にいたが、次のカットでは女子たちから外れてカキの隣に移動している。
その後の2枚で徐々にマオが女子側へ戻っているため、マオがカキの隣へ移動していたのは紛れもない事実ということが分かる。
- 第44話「サトシとほしぐも!不思議な出会い!!」
泣き止まないほしぐもをサトシから半ば押し付ける形で任されたカキ。
戸惑いながらも子守唄を歌うがほしぐもが泣き止むことはなく、「ホシが赤ん坊のときはこれで泣きやんだのに」と呟きながらマオにほしぐもを任せていた。
ちなみにカキのすぐ隣にはマーマネや、カキ同様妹のいるスイレンがいたが、すっ飛ばしてマオの元へいったことが窺える。
- 第45話「ほしぐもパニック!テレポートは突然に!!」
粘土を忘れたマオに大量に粘土を持ってきていたカキが貸してあげている。
その後、完成した粘土の作品は隣同士で置かれていた。
- 第46話「変身メタモン、探すんだモン!」
ルザミーネから提供されたおやつを食べるシーンでマオが赤色の、カキが緑色のマカロンを食べている。
カキ→ほのお(赤)、マオ→くさ(緑)と考えるとカップリング的においしい。
また保護区では、2人が保護区について会話している場面がある。
- 第57話「ロトム、フォルムチェンジが止まらない!」
ロトムが各キャラクターの住まいの家電にお邪魔する回。
マオ家では電子レンジに入り込みヒートロトムとなり、マオとミルクを届けに来ていたカキが巻き込まれる。
足りなくなったミルクを届けにきてくれたカキに、お礼にホットプリンを食べていってとマオが誘っている。
ホットプリンの様子を見に来たマオに、ロトムが気付いてもらおうと奮闘するも、言葉が通じないため怖がったマオがカキに縋り、カキはガラガラを繰り出してヒートロトムは対処されていた。
電子レンジにはもともと3つのプリンが温められており、これはマオ自身とアママイコとカキとで食べるつもりだったのだろうと考えられる。
- 第72話「パンパカパーン!燃えよマオファミリー!!」
アローラ・パンフェスティバル開催に合わせ実家に帰ってきたマオの兄・ウルにウブの実の扱いについてカキが詰め寄ったり、フェスティバル開催日には真っ先にマオのところに行こうと提案する発言がある。マオがトラブルでウブの実を用意できずに困っていた際にはすぐにリザードンに乗りアイナ食堂にウブの実を取りに行くと言い出し、彼女を積極的にサポートした。
- 第127話「グラジオとリーリエ!父の幻影を追って!!」
リーグに向けてリーリエの屋敷の庭でそれぞれ特訓することにしたマオ達。
その間カキはZワザの練習に苦戦するマオを応援。一緒にポーズをとったりとバクガメス達を交えて彼女の特訓に付き合った。
クサZが完成に近付いた時には大興奮し、マオと嬉しそうな顔を見せ合った。
ポケットモンスターSPECIAL サン・ムーン
カキ、マオ共にスイレンと3人でアーカラ島のキャプテンをつとめている。
エピソード11(単行本2巻収録)では、何者かの襲撃にあったカキがマオへ連絡を寄越している。
グッズ
「スイレンの休日」というポケモンカードのミニカードファイルの裏面で
マオが怪しい色の煙を纏う料理をカキにふるまう姿が描かれている。
表面ではスイレンが何かを眺めている様子が描かれているが
このカードファイルを開いてみると、
スイレンがカキとマオの二人を遠目から観察しているようにも見える。