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曖昧さ回避

  1. 日本神話』に登場する女神。本項で解説。
  2. 女神転生シリーズ』に登場するキャラクター。本項で解説。

概要

古事記』では鹿屋野比売神、『日本書紀』では草祖草野姫(くさのおやかやのひめ。草祖は草の祖神の意味)と表記し、『古事記』では別名が野椎神(のづちのかみ)であると記している。

神産みにおいて伊邪那岐命(イザナギ)と伊邪那美命(イザナミ)の間に生まれた。

『古事記』においては、山の神である大山津見神(オオヤマツミ)との間に、4対8柱の神を生んだ。

神名の「カヤ」は萱のことである。

萱は屋根を葺くのに使われるなど、人間にとって身近な草であり、家の屋根の葺く草の霊として草の神の名前となった。

別名の「野槌ノヅチ)」は「野の精霊(野つ霊)」の意味である。

女神転生シリーズ』のカヤノヒメ

初出は『偽典・女神転生』。種族は「龍神」。

ノヅチ基準のワームに似た姿をしており、どういうわけか縁も所縁もない『ケルト神話』由来のダヌー神族に所属していた。⇒偽典での見た目

真・女神転生Ⅴ』では新規デザインになり、種族も変更され「地霊」になった。

可愛い藁人形といった感じの姿をしている。

公式Twitterで公開されたコラムによると、萱(カヤ)の藁人形が古代日本風の衣装や装飾を身に着けており、神名の「ヒメ」から連想して、世間知らずで浮世離れした古典的な姫に見えるようデザインされている。

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カヤノヒメ
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