曖昧さ回避
イタリア料理のカルパッチョはこちら⇒カルパッチョ
概要
漫画版で初めて描かれる事となった大洗女子学園とアンツィオ高校の試合に際して、作画担当の才谷屋龍一が創造したオリジナルキャラ。アニメから預かった「アンチョビ」をより魅力的に描く為の引立て役として産まれた。
才谷屋龍一が「あえて悪役として描いた」と言う通り、漫画版のアンチョビは勝利至上主義をモットーとし、仲間を助けようという個人の判断がチーム全体の努力を無にし敗北した事を西住みほに正面からぶつけるキャラだった。カルパッチョはそんなアンチョビの傍らに立ち、アンチョビの事を「統帥(ドゥーチェ)」と呼ぶアンツィオ高校の副キャプテンとして登場した。
そのため、彼女も漫画版では性格がOVA版と異なり、冷徹で忠実な性格。
アンチョビよりも背が高く、試合前に大洗女子学園のメンバーの前に現れた際には、アンチョビよりも先に挨拶した。また、敗北してもなお西住みほに詰めり寄るアンチョビを制したりもしている。
なお、試合中にどの車両に乗っていたかは不明。
OVA版
プロフィール
2013年11月17日の大洗あんこう祭りで、新キャラのペパロニとともにアニメに登場することが発表された。髪は金髪ロングとなっている。
漫画版同様にアンツィオ高校の副隊長を務める。
現状確認されているパーソナルデータは以下の通り。
カルパッチョなのにラザニアが好きとはこれいかに。
OVAの活躍
その性格は、ペパロニを始めとした他の多くのアンツィオ校生徒とは異なり、おっとり穏やかとしている。アホの子っぷりが激しいペパロニと比べると、実際に副隊長としての責務を果たせていたのは彼女の方かもしれない。
実は、大洗女子学園戦車道部カバさんチームのカエサルと幼馴染だったことが判明。本名を元にした愛称で呼び合うなど、その仲の良さが窺えた(カエサルはカルパッチョを「ひなちゃん」と呼び、カルパッチョはカエサルを「たかちゃん」と呼ぶ)。
大洗との試合ではセモヴェンテM41に搭乗。遭遇したIII号突撃砲F型にカエサルが乗っていることを察知すると、これに戦いを挑む。超至近距離射撃の非常に激しい一騎打ちの末に引き分けに持ち込むも、試合結果は本編の通り。
試合後はカエサルと二人きりで話すなど、試合前と変わらぬ友情の深さを見せている。チームメイトがカエサルを呼ぼうとしているのを見て、彼女達のもとへ向かわせようとした際、彼女から改めて「私の名はカエサルだ!」と自己紹介される。今の彼女が「カエサル」と名乗っていることを知ると、「じゃあ私はカルパッチョで」と、アンチョビとペパロニのようにそう名乗ることを決めた。
劇場版
大洗女子vs大学選抜チームの試合において、黒森峰を始めとした他校の面々同様、大洗連合チームの一員として、アンチョビ・ペパロニと共に駆け付ける。
この時、カエサルに対して「カバさんチームのたかちゃーん、来たわよー」と無線で呼び掛けている。
試合において、アンツィオ勢はCV33を操りながら縦横無尽に駆け回り、主に偵察活動に従事していたが、カルパッチョは終始メンバーのツッコミ役であった。
余談
二次創作界隈ではヤンデレキャラとして描かれる事がしばしばあるが、これは声優が同じくロングヘアのヤンデレキャラを演じたことによる中の人繋がりのネタである。
公式漫画の『もっとらぶらぶ作戦です!』では、よりカエサルの愛が重いヤンデレ寄りになっており、神出鬼没に現れたり、浮気を許さない妻の様な感じになっている。また、ペパロニがアンツィオ銘菓アンチョビケーキを考案した際には、カルパッチョのみカエサルケーキを作製したりもしている。
ちなみに、実はサンダース大学付属高校のアリサが搭乗するM4A1シャーマンの砲手(モブ)と見た目が瓜二つであり、おそらく才谷屋龍一は彼女をモデルにしたと思われる。ちなみに、通信手は黒森峰の小島エミと似ている(彼女も元々はモブであったが…)。